小さなフードチェーンを実現する「DEAN & DELUCA」のカントリーブレッド

DEAN & DELUCAから3月15日、2つのカントリーブレッドが発売された。コンセプトは農家・製粉所・地域との信頼関係の上に生み出す「NEW CLASSIC BREAD」だ。アメリカ西海岸「タルティーン・ベーカリー」元ディレクターの協力を得て生み落とされたカントリーブレッド誕生の軌跡を追う。

タイプ、気分、シーンでアレンジ「ジンを使ったカクテル3種」 【アウトドアレシピ】「トーキョー ファミリー レストラン」三浦武明さん

アウトドアの新メニューに加えたい、外でも作りやすく、家でもリピートしたくなる味をプロに習います。今回は、お気に入りのジンが1本あれば楽しめる「ジンを使ったカクテル3種」を紹介します。ジンのタイプや、気分、シーンに合わせて、アレンジが楽しめます。

ベランダで始める!ナチュラルに野菜を育てる「寄せ植えのコツ」

都市でできる究極の地産地消であり、サステナブルな食物生産の営みに直に触れる機会にもなるアーバン・ファーミング。奥行き1.2メートル×幅6メートルのベランダで、無農薬、減肥料で様々な野菜を育てるたなかやすこさん。元気に育つ秘密は「寄せ植え」にありました。

茶の原点、手もみ茶がフレンチと出会う。永世茶聖・中島毅のティーペアリングの新境地

迷ったときは、「手もみに戻るのが一番」と、若き永世茶聖、中島毅さん。永世茶聖__全国にわずか2人しかいない称号を持つ、手もみ茶職人の一人である。
昨年11月から、埼玉・仏子のフランス料理店「ウェロニカ・ペルシカ」のティーペアリングの監修をはじめた。ワイングラスに茶を注ぎ、狭山茶のテロワールを語りながら8皿のフルコースと寄り添わせる。ノンアルコールの波が広がるレストランで、茶の原点を知るスペシャリストの知識と技術が求められる時代がはじまっている。

英国の食品流通システムに変革を!オンライン・ファーマーズ・マーケット England / London

2000年前後、ロンドンをはじめ英国各地で“ファーマーズ・マーケット”が旋風を巻き起こしてから久しい。生産者の顔が見えるトレーサビリティを第一義に、仲介業者を経由しないことでフレキシブルな価格設定を可能にし、地産地消を掲げたサステナブルなスタンスなどが大きく支持され、ファーマーズ・マーケットは、英国人の食文化にしっかり根付いている。 昨今、この独立形食品流通システムの進化形として大きな注目を浴びているのが、オンラインをプラットフォームにしたファーマーズ・マーケット「Wylde(ワイルド)」だ。2023年にスタートし、厳選された小規模な農家、漁師、フォレジャー(野生食材の採集者)、ハンター(猟師)、クラフトビールや英国ワインの醸造家、パン職人など、数多くのアルチザンな生産者と提携したB2Cの宅配サービスを構築している。 「英国にはすばらしい食材がある。しかし、大手のスーパーマーケットが市場で絶大なパワーを擁し、値段設定や取引契約において、不公平な食品流通システムが横行している。同プロジェクトは、コーンウォールから直送される新鮮な魚介類、トウモロコシで飼育されたチキン、森で採取されたばかりのワイルドガーリックを使ったビネガーやソーセージなど、高品質で個性的な英国食材を全国の消費者へ直接届けることがミッション。英国の食品流通システムを根本から変革していきたい」と語るのは、ワイルドの共同創始者、ニック・ジェファーソン氏だ。