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『料理通信』TRIPPA通信

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2017.10.24

​・沖縄・伊平屋を訪ねて【1】沖縄県内でも知らない人がいる?

「沖縄県内でも知らない人がいます」――伊平屋村という離島

2017年9月に「伊平屋村(いへやそん)」という離島を訪ねました。伊平屋島(いへやじま)と野甫島(のほじま)という二つの島からなる沖縄の有人最北端の離島です。仕事上、島の存在は知っていました。島に豊かな食材があること、島ぐるみでお土産品の開発に力を入れていることを聞いていたからです。

ですが、沖縄に住む方からこんな話を耳にしました。
「伊平屋は沖縄県民でも知らない人がいます」。
本当かしらと思って、試しに東京に住む“離島好き”約10名に聞いてみました。
そうしたらなんと! みんな、知らなかった・・・。

地図の上の方の赤いマークのところが伊平屋村↓。


伊平屋は海の美しさがよく語られています(わたしは海に入っていないけれど)。
伝統行事もすばらしいそうです(まだ見ていないけれど)。
私が知ったのは島の力強い食材と食事と、島の人たちの静かなド・根性。
伊平屋を知らない方のために、食べ物から見る伊平屋を10のエピソードでお届けします。
怒涛の4日連続更新! お付き合いください。

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伊平屋エピソード(1)羽田空港から6時間の米どころ
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まずは伊平屋ってどうやって行くの? にお答えします。
東京から出発したことにしてみましょう。

・羽田空港から那覇まで飛行機で3時間弱。
・那覇から高速道路を使って約90分北上。豚で有名な今帰仁村にある運天港に向かいます。
・運天港からフェリーで約80分。フェリーの便数は1日2便です。



那覇からでも3時間を超える旅! その先に伊平屋村があります。
驚くべきは、稲作が盛んなこと。沖縄県内では石垣島に次ぐ産地だそうです。
海に浮かぶ小さな米どころ、それが伊平屋村です。

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伊平屋エピソード(2)島の玄関「ポートターミナル」で漁協の味を。
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フェリー到着後、港で迎えてくれるのが「前泊港ポートターミナル」。島の玄関口です。
建物内には伊平屋村漁業共同組合による食堂「ヴィラージュ」があり、
海の男達(女性も!)の誇りが表れたメニューは必見です。

「ズーモぶっかけ(もずく麺のぶっかけ・もずく付き)」
「ズーモ麺(もずく麺のざる・もずく付)」
「マグロカレー」などが各500円で楽しめたり、
「ミーバイ汁定食」(ミーバイ=ハタ)なんて魚主役のボリューム定食も。

伊平屋の豊かな海からあがる海産物をワンコインから味わうことができます。
ちなみに、水はシークヮーサー入り。


レモンと比べると、心地よい苦味がかすかにある感じ。写真で違いが伝わらないのが残念です。

島に入る前から、絶対に食べると決めていたものが1つだけありました。
それが、「もずく麺のぶっかけ」。
ネット検索していて「港のぶっかけが旨い!」という旅行者の投稿を見つけたのがきっかけでした。

「ヴィラージュ」は島の人も普段から利用する食堂です。
だから店の作りは、なんちゃない顔をしています。

特別、ゲスト向けの設えでもないし、華美ではない。
なんなら訪ねた時は、看板の小さな「ィ」が取れちゃって「ヴラージュ」になっていました。
きっと観光客は「ヴラージュ」と思っているはず。でも、日々の食堂ならそんなの関係ない。
島の人々の毎日だからこそ、ここに伊平屋が詰まっています。

朝一番に行ったら、泡盛の醸造所のおかみさんと二日連続で顔を合わせました。
お土産品の打合せをしていた漁協職員の方が昼時にはカウンター内で洗い物している姿を発見。
「おはよう」や「お疲れさま」が行きかう島のフロントが「ヴィラージュ」です。


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伊平屋エピソード(3)意外と知らない伊平屋の食。
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食べたかったのが「もずく麺のぶっかけ」1つだったのには理由があります。



伊平屋のどこで何を食べられるのか、たくさん探しました。
でも、なかなか正確に情報をキャッチできなかったんです。
食材のことは知っていたけれど、食堂のことは詳しくは知りませんでした。

観光客の多い島であれば、レポートがブログやFacebook、instagramなどに情報が溢れているのに。
伊平屋はなかなか見つからない。
出合っても、海の写真が8割といった印象です。
海の美しさは折り紙つきなので、それも当り前ではあるのですが・・・。

でも訪ねてみたら、2泊3日分の胃袋では足りなかった。
レンタルバイクやレンタサイクルがあるなら、レンタル胃袋だってあっていいのに。
食欲は、空腹を満たすためではなくて、食べたいものを食べて心を満たすこと。
キャパオーバーで入らない悲しみは切実です。

●鮮魚店「上原さしみ店」で刺身を買ってみたかった(写真だけで我慢)



●惣菜や「海やから千増(せんぞう)」で揚げたての惣菜を電話注文してみたかった。
 島の人が「さっきの出来てる~?」と親子でピックアップに来てたのが羨ましかった。



●居酒屋「釣吉」の裏メニューを2回食べたかった(1回は食べた)
●キャンプ場でBBQをしたかった(BBQ場があることを知らなかった)
●島の新米をたらふく食べたかった(“ちゅらひかり”という品種を初めて知りました)
●ナイトスポット「スナックドリーム」でお酒を酌み交わしたい(島内にはスナックが4軒ほどある)

だめだ、書ききれない・・・。

飛行機と車と船を乗り継いできた島だから、全部食べ尽くしたい。
でも、人の1.5倍食べたところでギブアップ。
せめて食べたものだけでもお伝えします。これからお披露目となるお寿司のことも!


わたしが20貫弱食べたお寿司がこちら↑

(asai)








  • 2017年10月24日
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  • カテゴリ・味覚探究の旅
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