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『料理通信』TRIPPA通信

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2016.2.15

・スマイルズのバトン1「やりましょう。のひと言で」

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あらすじ
ひょんなことから広島・瀬戸田レモンを使ったスパイスを携えて、ファミリーレストラン「100本のスプーン」を突撃訪問しました。雑誌の販売担当(兼広報担当)が初経験した“メニューができるまで”のやりとりを全5回でお届けします。
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「シトラス・スパイス・ミックスができたんです。お披露目のイベントをやりたいんです」。料理通信社にそんな電話がかかってきたのが昨年の秋。電話の主は、広島県尾道市の瀬戸田でレモンづくりをしている「Citrus farmsたてみち屋」の菅 秀和さんでした。


(料理通信2015年5月号「食の世界の美しき仕事人たち」に登場いただきました)
http://r-tsushin.com/magazine/2015/05/


「シトラス・スパイス・ミックス」は、レモンの皮を粉末にして数種類のスパイスと合わせたもの。スパイス商として、また、料理ユニット「東京スパイス番長」のメンバーとしてファンの多いメタ・バラッツさんとコラボレーションして生まれた商品なのだそうです。

二人は瀬戸内海の町で出会い、お互いの商品を合わせて「魚をおいしく食べられるものを作れるといいね」と話し合いました。そうして完成したのが、「シトラス・スパイス・ミックス」です。

イベントは2月8日(月)に「二子玉川 蔦屋家電」で開催しました。菅さんからレモンの話を聞き、バラッツさんナビゲートのもと自家製シトラス・スパイス・ミックスを作る会。イベントは大盛況のうちに終わりましたが、実はこのイベントには、続きがあるんです。

同じく二子玉川にある「100本のスプーン FUTAKOTAMAGAWA」でのメニュー展開です。
100本のスプーン」は、「Soup Stock Tokyo」を展開するスマイルズが運営するファミリーレストラン。コドモがオトナに憧れて、オトナがコドモゴゴロを思い出す、そんなレストランを目指しています。(詳細はコチラへ→ http://100spoons.com/ )

たとえばホラ、こんなところにも遊び心が。


(野菜や豚など食材のイラストがぎっしり)

メニューの表紙が“ぬりえ”になっています。料理が運ばれてくるまでの待ち時間も楽しめる仕掛け。また、ほとんどの料理に大と小があって、大人と同じものを子どもが“オトナ気分で”食べることができるんです。


(レモンのイラストも発見!)


実は、「100本のスプーン FUTAKOTAMAGAWA」では、菅さんのレモンを使った自家製メニューがいくつかラインナップされていました。ならば、「シトラス・ミックス・スパイス」を使ったメニューも期間限定で作ってもらいないだろうか? そんなアイデアを思いつきました。

でも、お店に新メニューを組み込むことはとても大変なこと。

小規模なお店ならやりやすいかもしれませんが、スタッフも何十人もいて、客席も多くて、朝から夜まで営業しているレストランでとなると容易ではありません。材料仕入れからオペレーションまで、全部きっちり組み立てないといけないのですから。

だから正直、ダメ元でした。「とにかく、お願いするだけしてみよう」とドキドキしながらスマイルズの代表電話を鳴らしたんですね。「開発の時間もあまりないしな」「そもそも、無理なお願いじゃないかな」「面倒かけちゃうかな」「お願いするの、緊張するな」と思いながら。


わたしたち料理通信社の仕事は、いつだって、誰かに何かをお願いする仕事です。
取材をさせてください、時間をください、教えてください、原稿の確認をしてください。
こう撮ってください、こう書いてください、こうデザインしてください。
「お願い」することがとても多い仕事なんですね。

編集部のあるスタッフがよく口にする言葉があります。
「取材依頼のときはいつだって緊張するんだ。受話器をエイヤって握ってその勢いで番号を押すの」


(編集部のリアル電話機。きっとギュっと力を込めて受話器を持ち上げているはず)

企画の趣旨を理解いただけなかったらどうしよう、時間がなくて断られたらどうしよう。
そんな風に思いながら、毎回取材のお願いをするのだそうです。

編集部以外のメンバーもきっとそう。わたしも毎日、その連続です。


スマイルズ窓口に電話をかけて、アポイントを取って、企画の説明をしました。企画書の用意もままならず(いけませんね)、口頭の説明だけで。

テーブルの向こう側にいたのは、店舗の事業担当責任者・山﨑さんと広報の蓑毛さん。
わたしが怒涛のように話すのをじっと聞き、一気に話し終えるとこう言いました。

「いいですね、やりましょう」って。

「あずかります(=お返事を少し待ってください)」ではなく「やりましょう」。
すぐの返事を前に内心「えっ、いいの!?」と戸惑いました。だって実は、(今だから言えますが)結構な無茶ぶりだったんです。

急に持ち込んだ「シトラス・スパイス・ミックス」で料理を考えていただき、
かつメニューオンしてもらう。

書いてしまえば簡単ですが準備は大変です。

いま、「100本のスプーン FUTAKOTAMAGAWA」では、「シトラス・スパイス・ミックス」を使った限定メニューが2種類登場していますが、お店のスタッフの皆さんの協力がなければ実現しなかった企画です。関わった方々が全力で応援してくれました。

そして、いざ進めてみたら、<席数約90席のファミリーレストランのメニューが決まるまで>は、とても楽しいお仕事でした。

なので、少し長くなりますが、今回の取り組みの全体像を全5回に分けて皆さんにご報告したいと思います。どうぞお付き合いください。
(asai)

「100本のスプーン FUTAKOTAMAGAWA」
http://100spoons.com/

【連載】










番外編



 
<<お知らせ>>
「100本のスプーン FUTAKOTAMAGAWA」では、「シトラス・スパイス・ミックス」を使った2つの限定メニューが登場しています。

●若鶏のコンフィと完熟みかんのサラダ(ランチ&ティータイムのみ、パン付)
スパイスをまとわせてジューシーに焼き上げた若鶏と完熟みかんのサラダ。ほくほくのジャガイモもたっぷりと。

●瀬戸内レモンのスパイスショコラ
レモンとスパイスがふわりと香る濃厚なガトーショコラ。ピュアなオリーブオイルをたらり、とかけて。

スパイスの繊細な香りを楽しめる期間限定メニューです(食材や材料がなくなり次第終了)。お近くにお越しの際は、ぜひ召し上がってみてくださいね。
  • 2016年2月15日
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  • カテゴリ・EVENT(食の世界の様々なイベント)
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