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2017.10.24

​・沖縄・伊平屋を訪ねて【1】沖縄県内でも知らない人がいる?

「沖縄県内でも知らない人がいます」――伊平屋村という離島

2017年9月に「伊平屋村(いへやそん)」という離島を訪ねました。伊平屋島(いへやじま)と野甫島(のほじま)という二つの島からなる沖縄の有人最北端の離島です。仕事上、島の存在は知っていました。島に豊かな食材があること、島ぐるみでお土産品の開発に力を入れていることを聞いていたからです。

ですが、沖縄に住む方からこんな話を耳にしました。
「伊平屋は沖縄県民でも知らない人がいます」。
本当かしらと思って、試しに東京に住む“離島好き”約10名に聞いてみました。
そうしたらなんと! みんな、知らなかった・・・。

地図の上の方の赤いマークのところが伊平屋村↓。


伊平屋は海の美しさがよく語られています(わたしは海に入っていないけれど)。
伝統行事もすばらしいそうです(まだ見ていないけれど)。
私が知ったのは島の力強い食材と食事と、島の人たちの静かなド・根性。
伊平屋を知らない方のために、食べ物から見る伊平屋を10のエピソードでお届けします。
怒涛の4日連続更新! お付き合いください。

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伊平屋エピソード(1)羽田空港から6時間の米どころ
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まずは伊平屋ってどうやって行くの? にお答えします。
東京から出発したことにしてみましょう。

・羽田空港から那覇まで飛行機で3時間弱。
・那覇から高速道路を使って約90分北上。豚で有名な今帰仁村にある運天港に向かいます。
・運天港からフェリーで約80分。フェリーの便数は1日2便です。



那覇からでも3時間を超える旅! その先に伊平屋村があります。
驚くべきは、稲作が盛んなこと。沖縄県内では石垣島に次ぐ産地だそうです。
海に浮かぶ小さな米どころ、それが伊平屋村です。

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伊平屋エピソード(2)島の玄関「ポートターミナル」で漁協の味を。
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フェリー到着後、港で迎えてくれるのが「前泊港ポートターミナル」。島の玄関口です。
建物内には伊平屋村漁業共同組合による食堂「ヴィラージュ」があり、
海の男達(女性も!)の誇りが表れたメニューは必見です。

「ズーモぶっかけ(もずく麺のぶっかけ・もずく付き)」
「ズーモ麺(もずく麺のざる・もずく付)」
「マグロカレー」などが各500円で楽しめたり、
「ミーバイ汁定食」(ミーバイ=ハタ)なんて魚主役のボリューム定食も。

伊平屋の豊かな海からあがる海産物をワンコインから味わうことができます。
ちなみに、水はシークヮーサー入り。


レモンと比べると、心地よい苦味がかすかにある感じ。写真で違いが伝わらないのが残念です。

島に入る前から、絶対に食べると決めていたものが1つだけありました。
それが、「もずく麺のぶっかけ」。
ネット検索していて「港のぶっかけが旨い!」という旅行者の投稿を見つけたのがきっかけでした。

「ヴィラージュ」は島の人も普段から利用する食堂です。
だから店の作りは、なんちゃない顔をしています。

特別、ゲスト向けの設えでもないし、華美ではない。
なんなら訪ねた時は、看板の小さな「ィ」が取れちゃって「ヴラージュ」になっていました。
きっと観光客は「ヴラージュ」と思っているはず。でも、日々の食堂ならそんなの関係ない。
島の人々の毎日だからこそ、ここに伊平屋が詰まっています。

朝一番に行ったら、泡盛の醸造所のおかみさんと二日連続で顔を合わせました。
お土産品の打合せをしていた漁協職員の方が昼時にはカウンター内で洗い物している姿を発見。
「おはよう」や「お疲れさま」が行きかう島のフロントが「ヴィラージュ」です。


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伊平屋エピソード(3)意外と知らない伊平屋の食。
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食べたかったのが「もずく麺のぶっかけ」1つだったのには理由があります。



伊平屋のどこで何を食べられるのか、たくさん探しました。
でも、なかなか正確に情報をキャッチできなかったんです。
食材のことは知っていたけれど、食堂のことは詳しくは知りませんでした。

観光客の多い島であれば、レポートがブログやFacebook、instagramなどに情報が溢れているのに。
伊平屋はなかなか見つからない。
出合っても、海の写真が8割といった印象です。
海の美しさは折り紙つきなので、それも当り前ではあるのですが・・・。

でも訪ねてみたら、2泊3日分の胃袋では足りなかった。
レンタルバイクやレンタサイクルがあるなら、レンタル胃袋だってあっていいのに。
食欲は、空腹を満たすためではなくて、食べたいものを食べて心を満たすこと。
キャパオーバーで入らない悲しみは切実です。

●鮮魚店「上原さしみ店」で刺身を買ってみたかった(写真だけで我慢)



●惣菜や「海やから千増(せんぞう)」で揚げたての惣菜を電話注文してみたかった。
 島の人が「さっきの出来てる~?」と親子でピックアップに来てたのが羨ましかった。



●居酒屋「釣吉」の裏メニューを2回食べたかった(1回は食べた)
●キャンプ場でBBQをしたかった(BBQ場があることを知らなかった)
●島の新米をたらふく食べたかった(“ちゅらひかり”という品種を初めて知りました)
●ナイトスポット「スナックドリーム」でお酒を酌み交わしたい(島内にはスナックが4軒ほどある)

だめだ、書ききれない・・・。

飛行機と車と船を乗り継いできた島だから、全部食べ尽くしたい。
でも、人の1.5倍食べたところでギブアップ。
せめて食べたものだけでもお伝えします。これからお披露目となるお寿司のことも!


わたしが20貫弱食べたお寿司がこちら↑

(asai)








  • 2017年10月24日
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2015.2.24

・とっとりジビエ

『料理通信』2014年1月号「食の世界の美しき仕事人」では
鳥取の「ハンター民宿BA-BAR(ババ―)」を営む梅野知子さんをご紹介しました。
東京マラソンで大賑わいの中、
そのマラソンコース沿いにある「リストランテ アルポンテ」で、
その鳥取の「とっとりジビエ」のお披露目会があるとのことで出席。
 
 
 
近年、中山間地域を中心としてイノシシや鹿などによる被害が拡大するなか、
それらイノシシや鹿を食肉として「食のみやこ鳥取」の新たな資源とする取組です。
こちら日本猪牧場「丸徳農園」の徳岡さん。
 
 
 
日本猪牧場では、うり坊から肥育するのと、
捕獲したイノシシを良い状態に肥育して
食肉加工する両方を行っているそうです。
食べている餌により、肉に臭みが全く出なくなり、旨みが増すのだそう。
通年で良い状態のイノシシを提供できるのが特徴。
捕獲の際に生じる傷が軽度のもの、
原産地、捕獲日時、処理場所、処理日時が明確なイノシシなど、
独自の厳しい取扱基準を設定し、徹底した品質管理を行います。
人間の都合で命を奪うので、美味しく頂くことで成仏させるのが大切。
高タンパク、低脂肪、低カロリーのイノシシを食べる機会を増やしたいですね。
3月15日(日)まで「ジビエ2015冬 とっとりジビエフェア」
「リストランテ アルポンテ」他都内全6店で実施しています。
(実施期間は店舗により異なりますのでご確認ください)
是非この機会に、とっとりジビエを食べてみてはいかがでしょうか。(toriyama)
  • 2015年2月24日
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2015.1.12

・【読者レポート】コペンハーゲン食べ飲み歩き Vol.4

いよいよ最終回となる今回は「クラフトビールの醸造現場」編です。
 
『料理通信』愛読者の福岡もも花さんによる「北欧の食」旅行記。
Vol.1の「クラフトビールの飲み歩き」編(1月9日)も併せて、読んでみてくださいね。
 
――――――――――――――――――――――――――――――
 
醸造見学とさらなるクラフトビールをもとめて
 

最終回は、再びクラフトビールに関するレポートです。
コペンハーゲンで醸造見学に行ってきたのですが、
まずはそのきっかけについて少しふれさせてください。
 
実は今回の旅では、コペンハーゲンに来る前にスウェーデン第2の都市
ヨーテボリで行われたビアフェスに参加してきました。
そこに出展していたブルワーとの話から、
コペンハーゲンで醸造していることがわかり、
見学させてもらえることになったのです。

クラフトビール好きとしては、今飲んでいるビールがどんな場所で
どのように作られているのか、背景を知ることができる醸造見学に
心が踊らないはずがありません!
 
 
●Flying Couch 醸造見学へ
 
今回見学させてもらったのは、デンマークの醸造所「Flying Couch」。
醸造所と言っても専用の醸造施設は持っておらず、
別のビールメーカーであるNØRREBRO BRYGHUS(ノアブロ・ブリィグフス)
施設を使って醸造しています。

ちなみにここ、新鮮なクラフトビールを飲みながら料理も楽しめる
ブリューパブなので、次回は食事も兼ねて伺いたい場所です。
レンガ造りのお店はインテリアもかっこよく、雰囲気も楽しめそうでした。
 

レストランの隣にある醸造施設。Flying Couchはここで週2回醸造しています。
 
さて、醸造中の新作ビールが気になるところですが、造っていたのは、桃のIPA。
IPAは、ホップの苦味が特徴的なビールですが、
そこに桃を入れるとどういう味わいになるのか。
気になるところでしたが、出来上がりは4週間後。
残念ながら、この日は飲むことはできないので、
NØRREBRO BRYGHUS(ノアブロ・ブリィグフス)のビールをいただきました。
 

醸造説明をしてくれたPeter Sonne氏
 

ホップを投入しているところ。2000リットルの「桃のIPA」ビールを造っています。
 

こちらはNØRREBRO BRYGHUSのクラフトビール。
小麦を使った爽やかなビールや、ちょっぴりスパイシーで甘みのあるクリスマスビールなど。
どれもおいしい!
 
Flying Couchの場合、ブルワーの1人Peter Sonne氏が、
NØRREBRO BRYGHUS(ノアブロ・ブリィグフス)で働いているので、
そこで週に2回はFlying Couchのクラフトビールを造っている、という背景があるそうです。
ちなみに、Peterは、別のビアバーのマネージャーも兼業しているそう。

「クラフトビールに関わり、醸造できて幸せだよ」
3つも兼業で大変じゃないのかと、つい聞いてしまった質問に、
そう笑顔で答えてくれたのが印象的でした。
 
そして、いただいた「Flying Couch」のビールは、後日日本に持ち帰り、
シェアして飲みました。
顔がわかるビールは、格別です。
 

Flying Couch “DUDE” Pale Ale
 
 
●Fermentoren 心地よい照明とクラフトビール
 
せっかくコペンハーゲンに来たからには、地元のビアバーも出来る限りめぐりたい。
現地の別のビアバー・スタッフからもお勧めされた
Fermentoren(フェルメントーレン)を訪れました。
宿泊先のヴェスターブロ地区のホテルから30分ほど歩いて到着。
 
入口の看板からも、期待が高まります。
デンマークやスウェーデンのビールに加え、ベルギービールも提供されていました。
 

 

満席の店内。
照明の薄暗さが、ビールを飲む時にリラックスした空間を作っています。
どこのビアバーでも大なり小なり感じたことですが、
北欧は照明の使い方が本当にすばらしいと感じました。
煌々と照らすのではなく、光と光を重ねて、心地よい場所を作る。
まさに光の魔術師です。
 

 

店内が満席のため、外のテラス席へ。グラスも美しい。
 
 
●Ølbutikken 角打ちできる酒屋へ
 
Fermentoren(フェルメントーレン)から歩いて10分ほど。
角打ちができる酒屋があると聞いて、行かずにはいられませんでした。

ここは、デンマークに何度も訪れ現地のブルワーともつながりが深い
三軒茶屋のビアバー「Piggalle(ピガール)」さんから情報をいただいた酒屋です。
 
訪れたのは、「Ølbutikken(ウルブティッケン)」。
冷蔵庫や棚からビールを選び、店内でも販売価格のまま飲むことができる、
楽園のような場所でした。
 

 
いただいたのは、デンマークの醸造所「Amager Bryghus(アマー・ブリィグフス)」の
ペールエール。
出荷できる状態ですぐに入ってきた新鮮なビールでおいしいよ、
そうオーナーからお薦めされました。
 

香りが豊かでずっとかいでいたいほどのみずみずしさ。
おいしいです!
ここの醸造はMikkeller Barでも提供されていました。
 
 
この酒屋では、時々ブルワーを呼んで
タップからその醸造所のビールを提供するイベントを開催しています。
実は、前日にここに訪れた時、そのイベントがあるとオーナーから聞ました。
絶妙なタイミング、こうして2日連続でお邪魔しました。
初めて飲むスウェーデンビールのÖlofsson Brewing(ウロフソン・ブリューイング)です。
 

「Fruit Cake IPA」
これを飲む最初の日本人のお客さんだからと、1杯サービスしていただきました。
こちらもホップの爽やかな香りで心地よさを感じる1杯。また飲みたいです。
 

ØlbutikkenのオーナーとÖlofsson Brewingの醸造家。
 
 
帰国の時間が近づき、ここで私のクラフトビールと食をめぐる旅は
終わりをむかえることに。
今回の旅でコペンハーゲンに滞在したのは4.5日間。
ビールと食をテーマに、全部で18カ所を巡りました。
我ながらすごいパワーです(笑)
 
親切にしていただいた現地の方達、
楽しむためのおいしいお店情報をくださった方達、
そしてもちろん「料理通信」に感謝しつつ。
また近い将来、デンマークを旅したいと思います。
 
お付き合いいただき、ありがとうございました。
 
 
福岡もも花
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――
 
最後は、ビアジャーナリストアカデミー修了生の福岡さんらしく、
デンマークのクラフトビールの“今”をしっかりレポートしていただきました。
 
4日間にわたる「北欧の食」の現地レポート、いかがでしたでしょうか。

東京にやってきた「noma」をはじめ、
北欧にはライブ感のある食の世界がまだまだあるようです。
引き続き、注目していきましょう!
(sano)
 
 
WEB料理通信の連載「北欧の食」も、併せてお楽しみください!
 
▼World Gastronomy 「北欧の食」(日本語/英語)
Vol.1 「4回目を迎えたMADフード・シンポジウム」
Vol.2 「新・北欧(ニュー・ノルディック)の料理とは?」
Vol.3 「ミッケラーとデンマークのクラフトビール革命」
Vol.4 「コペンハーゲンのニューウェーブ・レストラン」

 
  • 2015年1月12日
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2015.1.11

・【読者レポート】コペンハーゲン食べ飲み歩き Vol.3

『料理通信』愛読者の福岡もも花さんによる「北欧の食」旅行記。
第3回となる今回は「街の市場」編です。
 
市場に行くと、その土地の食が見えてくるのは万国共通。
コペンハーゲンでは、どんな食材と出会えたのでしょうか。
 
――――――――――――――――――――――――――――――
 
Torvehallerne KBH 市場へ
 

旅に出ると、必ず行くのが市場です。
市場に行くと、この街ではどんな食材が豊富なのか、
どんなものが好まれているのか。
知るきっかけになって面白いですよね。
 
私がこの時滞在していたヴェスターブロ地区から市場へは、
バスで乗り継いで向かいます。
それにしても、バスは慣れるまで大変ですよね。
車内アナウンスのデンマーク語もわからないので、地図を必死で追い、
周りの人たちに聞きながらも何とか無事に下車。

デンマークは皆さん親切な方ばかりで、嫌な顔もせず毎回助けていただきました。
本当にありがたい。
英語もペラペラな方ばかりです。
 
さて、コペンハーゲンの台所「Torvehallerne KBH」へは、
平日と土曜日の2回行きましたが、出店数も多く
にぎわっていたのは週末の土曜日でした。
野外では野菜や果物屋が出店し、デンマーク国民のソウルフード(!?)
「ホットドック」の屋台も出ていました。
 



 
屋内にも入ってみましょう。ガラス張りの建物は、バスを降りて向かう時にも目印に。
 

 
屋内では、ケーキ屋、チーズ専門店、肉屋、オリーブ屋、
チョコレートショップなどが並び、あれこれ覗いているだけでも楽しいです。
ここでもチーズを購入。
コペンハーゲンは物価の高さに泣かされましたが、
チーズは比較的お手頃でおいしいものが多い印象でした。
 






 
また、イートインコーナーも充実していて、その場でも食べていけるので、
旅行者にとってはありがたい場でもあります。
Vol.1で紹介した「Coffee Collective」「GRØD」も、市場内にショップがありました。
 

オープンサンドのお店はイートインコーナー併設。
アルコール類と一緒に楽しめる店もあり、日本の屋台さながら!?
 
思わず足が止まった「Bornholmer butikken(ボーンホルマー・ブティッケン)」で
あれこれお店の方と話し、試食しながらおいしいものをおすすめしてもらいました。
ここはボーンホルム島の食のアンテナショップ的存在。
Made in Bornholmの食材を扱っています。
 
本当は今回の旅で、ニシンの燻製やブルーチーズ等が有名な
ボーンホルム島に行ってみたいと思っていました。
おいしいものがたくさんあるに違いない島ですもの。
ただ冬のシーズンオフなので、現地で情報を得て決める予定でした。
 
お店の方に聞いたところ、冬は燻製料理もシーズンではなく、
クローズしている所も多いと思うので、夏に行ってとのことで、
今回はあきらめました。
こんな感じでフレキシブルに行動できるのは、
冬に旅行する時のメリットだと思っています。
夏ならどこへ行くにも、ホテルから何から予約必須ですもんね。
 
島行きをあきらめた私は、それでもニシンの燻製をあきらめきれず、
ひとまず缶詰で購入。
他にも、信じられないくらいサクサクでおいしいビスケットや、
季節限定のマスタード(クローブ等のスパイス香るクリスマスマスタード)など。
試食で頂いたキャラメルやチョコレートも濃厚でおいしかったです。
 

 
そして、北欧と言えば、リコリス。
真っ黒なリコリスのグミ、北欧の方は大好きですよね。
私は正直あまり得意ではなかったのですが、今回その見方が180度
・・・とまでは言えませんが、90度以上は変わりました。

パッケージもかっこ良く、クリスマス仕様で豪華にデザインされています。
ほんのりソルティーで真っ黒いリコリスグミを甘いチョコレートでコーティング。
この塩っぽくスパイシー×甘い感覚が、飲んべえ舌の私の味覚を刺激します。
 

 
このリコリスチョコレート、きっとクラフトビールに合わせてもおいしいだろうな、
どんな味のビールが合うかなと考えていた所に、なんとリコリスビールを発見!
何も考えずに買って帰ればよかったです。
どなたか試した方にはぜひ感想を聞いてみたいものです。
 

 
市場で買ったチーズは、さっそく滞在先のB&Bに戻り、
途中のスーパーで購入した可愛らしいツボルグのクリスマスビールとともにいただきました。
 

 
 
福岡もも花
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――
 
・・・読んでいるだけでお腹が空いてきました(笑)
 
チーズ・ラヴァーのワタクシは、特に「ボーンホルム島のブルーチーズ」というのが、
気になって仕方ありません。

クリームチーズや近隣国の模倣チーズだけでなく、
デンマークも農家製チーズがトレンドになっていると聞いたことがあります。
ボーンホルム島、ぜひ訪ねてみたいものです。
 
さて、明日は最終回となるVol.4。
ビアジャーナリスト、福岡さん渾身のブルワリー(醸造所)見学と
角打ちできる酒屋への訪問記です。
どうぞお楽しみに!
(sano)
 
 
WEB料理通信の連載「北欧の食」も、併せてお楽しみください!
 
▼World Gastronomy 「北欧の食」(日本語/英語)
Vol.1 「4回目を迎えたMADフード・シンポジウム」
Vol.2 「新・北欧(ニュー・ノルディック)の料理とは?」
Vol.3 「ミッケラーとデンマークのクラフトビール革命」
Vol.4 「コペンハーゲンのニューウェーブ・レストラン」
 
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2015.1.10

・【読者レポート】コペンハーゲン食べ飲み歩き Vol.2

web編集のsanoです。
 
WEB料理通信の連載「北欧の食」にも刺激され、
昨年11月に北欧を旅してきたという、福岡もも花さんの旅行記。
 
前回は、ビアジャーナリストアカデミーを修了された福岡さんならではの
「Mikkeller Bar」を中心に巡るクラフトビールの飲み歩きレポートでしたが、
今回は「食べ歩き」編です。
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――
 
ノルディック・ビストロを求めて
 
 
おいしいものに関しては、WEB料理通信で得たレストラン情報を
参考にして巡ってきました。

コペンハーゲンでは世界一のレストランに選ばれた「noma」など、
一流レストランで経験を積んだシェフが、もっとカジュアルに
北欧スタイルの料理を食べられるようオープンした店が街中に登場していると聞き、
そこも含めた食の体験へと向かいました。
 
 
PONY ノルディック・ビストロへ
 
まずはどこへ行きましょう。
WEB料理通信で掲載されている「サバの燻製のポテト添え」が
燻製好きな飲兵衛としては気になるところ。
ビストロ「PONY」にさっそくインターネットで予約を入れました。
コペンハーゲンはネット予約ができるレストランが多いので、
旅行者としては大変助かります。
 

 
火曜日の早い時間帯にもかかわらず店内満席。
残念ながら、お目当ての「サバの燻製のポテト添え」は
この日提供されていませんでしたが、4コースのお任せでオーダーしました。

ここの食材は、ニシンの燻製が島の名物となっているボーンホルム島のものを
使った料理が多いそうで、今回いただいたコースはのりや磯の香りが特徴的でした。
塩味を比較的強く感じ、お酒が進んでしまいそうです。
 





 
最後はデザートが提供されますが
「羊のミルクを使ったヨーグルトシャーベット、ベリー添え」が絶品!
さらっと口の中で溶けるのに、ミルキーな深い味わいが印象的で、
おかわりを頼もうか悩みました。
 

「羊のミルクを使ったヨーグルトシャーベット、ベリー添え」
 
 
●Atelier September 食と街歩きが楽しいエリアへ 
 
こちらもWEB料理通信で紹介されていた店「Atelier September
ランチタイムの時間帯に行ってみました。
店内に入ると、日常の中で地元の方達からも愛されているよう様子が伝わってきます。
ここもすぐ満席に。
 

棚をよく見ると、抹茶味のキットカットが。
 
ここでは、お店のおすすめということで、アボカドのオープンサンドをオーダー。
アボカドのクリーミーな味わいにスパイスが効いていて、
ワインとも合わせたい一品でした。
ところで、デンマークの人たち、オープンサンドが大好きですね。
レストランや街中でよく見かけます。
 

 
棚にはビオワインや、なんと日本の酒造メーカーの日本酒も。
寺田本家の無濾過自然酒が置いてあります。
こちらはお持ち帰り購入可能とのことでした。
 

 
「Atelier September」がある周辺は、アートポスター専門店や
デンマークのチーズを扱った老舗店、ヴィンテージインテリアの店などがあり、
街歩きが楽しいエリア。
 
さっそく発見した老舗のチーズ屋に立ち寄り、
「ビールに合うチーズを選びたい」とお願いすると、
うちのは全部ビールに合うものを選んでいるとのこと。
 
素晴らしい!
 
さらに好みを伝えて試食しながらお気に入りのチーズに出会えました!
こういうやり取りも楽しいものです。
ここも地元の人たちがひっきりなしに訪れていました。
やはり地元の人たちが集うお店は、どこもおいしくて信頼できるところが多いですよね。
 

チーズ専門店の入口。半地下にお店はあります。
 

対面式で好みの味を伝えて試食しながら、好みのチーズを購入できます。
 

アートポスター専門店。デンマークのアート、グラフィックデザインに触れられます。
 

ヴィンテージ家具を扱うかっこいいお店。
 
このあたりからは、運河沿いのカラフルな家が立ち並ぶ観光名所、
ニューハウンへも徒歩で行けるので、ぐるっと散策をしながらの街歩きがおすすめです。
 
 
●MEYERDS DELI  北欧・食の有名人のデリへ
 
MEYERDS DELI」へは、土日限定のブランチを提供している時間に行ってきました。
世界一のレストラン「noma」をプロデュースしたことでも知られている
クラウス・マイヤー氏のお店。
テレビ番組などでも活躍されています。
 

 
店内は温かみのあるおしゃれなインテリア。
予約なしでオープンと同時に行きましたが、その15分後には予約席を含めて満席。
ここも人気ぶりが伺えます。
店内では食事を楽しめるのはもちろんですが、セレクトされたフードや
出版している本なども購入可能です。
 

 
この日オーダーしたブランチは、パンとヨーグルト、自家製ジャム、
そしてソーセージやチーズ、サーモン、ワッフルなどがセットになっています。
ちなみに女性ひとりだとちょっと量が多いかもしれません。
 





 
 
MEYERDSはパン専門店もありますが、感動するぐらいどのパンもおいしいです。
“個人的ランキング・世界あの味が忘れられない(パン編)”ベスト3に入っています。
シナモンロールも有名で、コペンハーゲンを旅する際はぜひ味わっていただきたいです。
 
 
福岡もも花
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――
 
明日のVol.3は、街の市場に関するレポートです。
どうぞお楽しみに!
(sano)


WEB料理通信の連載「北欧の食」も、併せてお楽しみください!
 
▼World Gastronomy 「北欧の食」(日本語/英語)
Vol.1 「4回目を迎えたMADフード・シンポジウム」
Vol.2 「新・北欧(ニュー・ノルディック)の料理とは?」
Vol.3 「ミッケラーとデンマークのクラフトビール革命」
Vol.4 「コペンハーゲンのニューウェーブ・レストラン」

 
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2015.1.9

・【読者レポート】コペンハーゲン食べ飲み歩き Vol.1

web編集のsanoです。
 
昨年10~11月に公開したWEB料理通信の連載「北欧の食」、お読みいただけましたでしょうか。
話題の「noma」もマンダリン オリエンタル 東京にて、今日から期間限定でオープン。
ますます「北欧の食」は注目されることでしょう。
 
▼World Gastronomy 「北欧の食」(日本語/英語)
Vol.1 「4回目を迎えたMADフード・シンポジウム」
Vol.2 「新・北欧(ニュー・ノルディック)の料理とは?」
Vol.3 「ミッケラーとデンマークのクラフトビール革命」
Vol.4 「コペンハーゲンのニューウェーブ・レストラン」
 
そんななか、私たちのWEB連載「北欧の食」にも刺激されたという『料理通信』愛読者で、
ビアジャーナリストアカデミーを修了された福岡もも花さんという方が、
昨年11月に北欧を旅し、そのレポートを寄せてくれました。
 
本日から4日にわたって、ご紹介していきます!
現地で福岡さんが自ら撮影した写真とともに、お楽しみください。
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――
 
憧れのMikkeller Barを飲み歩く
 
 
はじめまして。
『料理通信』のクラフトビール特集は完全永久保存版という愛読者、福岡もも花と申します。
最近訪れたデンマークのコペンハーゲンにある「Mikkeller Bar」やおいしいものを巡る
食べ歩きの旅を4回に分けてご紹介させていきます。
 
「なぜクラフトビールがそんなに好きになったの?」
 
突然ですが、最近よくこの質問をされるのです。
のめり込むきっかけは、Mikkellerのクラフトビールでした。
(Mikkellerに関しては、WEB料理通信の「北欧の食」でも特集されていました。詳しくはこちら
 
あれは5~6年ほど前、日本でMikkellerを提供しているお店がほぼ皆無だった頃、
東京で偶然飲める機会に遭遇しました。
一口飲んでその独特の深い味わいに魅了され、さらにネットで調べると、
ラベルデザインが美しく、その後に作られたビアバーの内装やインテリアまでもが
心惹かれる空間。
この夢のようなMikkellerワールドにあっという間に引き込まれました。
 
そんな経緯もあり、今回デンマークに来た最大の目的は、Mikkeller直営バーを巡ること。
ワクワクドキドキしない訳がありません。
 
 
1号店のMikkeller Bar
 
まず向かったのは、中心地に近いヴェスターブロ地区にある1号店、
憧れの「Mikkeller Bar」。
 

 
こちらではMikkellerをはじめ、セレクトされた国内・海外のクラフトビールが20タップ楽しめます。
訪れた日は月曜にもかかわらず、店内はすでに満席。
活気溢れるバーの店内では、デンマーク語と同時に英語やイタリア語等が聞こえてきます。
私のような憧れを抱く旅行者がきっと世界中からおいしいビールと
心地よいひとときを求めて訪れるのでしょうね。

実際に隣り合った人と少し話をすると、イギリスから出張で来ていて、
毎回仕事の後にここに来るのを楽しみにしていると言っていました。
 

 
ここでは、Mikkellerがセレクトした他社ブルワリーのビールを飲むのも楽しみのひとつ。
日本には輸入されていないため飲んだことがないというビールも多々味わえるので、
クラフトビールの世界が広がっていきます。
 

グラスの綺麗なカタチにも感動!さらにおいしさを感じます。
 
 
ボトルショップでの買い物も楽しいMikkeller & Friends
 
次は、Mikkellerの弟分であるブルワリーの「To Øl(トォ・ウル)」とともにオープンした
ビアバーへ向かいました。

ここはヒップなエリアとして知られているノアブロ地区にあり、
食べ歩きをしたいお店がそろっています。
おいしいものがあると寄り道せずにはいられない性分。
バーに着く前に、MikkellerのオーナーであるMikkel氏もお気に入り、
バリスタの世界チャンピオンが仲間とオープンした「Coffee Collective」と、
お腹を満たしに「GRØD(グル)」へ。
 

「Coffee Collective」
一般のお客様向けに家でもおいしく飲めるようコーヒー講習会も開かれるのだとか。
 

「GRØD」 パルメザンチーズのリゾット

GRØD(グル)」のメニューはデンマーク語のみですが、お店のスタッフの方が
親切に英語で説明してくれました。
パルメザンチーズのリゾットで身体が温まります。
ここ、おかゆ専門店だなんて、親近感を感じますよね。
 
そして、ついに「Mikkeller & Friends」へ到着。
40タップのクラフトビールが楽しめます。
 


店内のインテリアも美しく、夢に見たMikkellerの世界!
テーブルには花や植物が飾ってあり、キャンドルの灯りをながめながら
ゆっくりクラフトビールをいただきました。
デンマーク語で居心地の良さを表して“hygge(ヒュッゲ)”というそうですが、
もしかしてこういう状態ではないかと感じた幸せなひと時。
リラックスし過ぎて少し眠くなってきたほど。
 

 

内装デザインも照明も含めてすべて心地よい、最高の空間です。

併設のボトルショップは、ラベルを眺めるだけでもビアラヴァーには至福の時間。
大人買いしたい衝動に駆られるのは私だけじゃないはずですよね。
ここでは、Mikkellerが初のワイン醸造所とコラボした白ワイン(リースリング)を購入してみました。
 



 
 
クラフトビールとフードの相性を体験するØL & BRØD
 
WEB料理通信でも紹介されていた「ØL & BRØD(ウル・オゥ・ブロ)」は、
昨年新しくできたばかり。ランチタイムに行ってみました。
ここは、クラフトビールとフードのペアリングが楽しめるお店ということで、
とても楽しみにしていました。


 
オーダーしたのは鹿肉とクルミのオープンサンド、ふわふわのスクランブルエッグ添え。
それに合わせるビールとしてお薦めされているMikkellerアメリカンドリームをチョイス。
ホップの柑橘系の香りとビターながら爽快さが残るラガービールとの相性が素晴らしく、
おいしくいただきました。



スクランブルエッグは小さいフライパンで作った出来立てほやほやを
お店の方がテーブルまでもってきて、オープンサンドに盛り付けてくれるのですが、
そのパフォーマンスも含めておいしさがプラスに!



ここもインテリアやテーブルウェアすべてが美しく、五感で楽しませていただきました。
 



メニュー表の文字やデザインまで、1つひとつ全てがMikkellerワールド。
美しさに隙がありませんね。
 
 
憧れのMikkellerを本拠地で堪能できて大満足。
WEB料理通信のミッケラーの記事にもあったように、
ついに今年、東京にも「Mikkeller bar」がオープンするという発表がありました!
長い間ずっと待っていたので楽しみですし、今後の動向も目が離せません。

次回も引き続き、おいしいものをもとめてコペンハーゲンの街をずんずん突き進んでいきます。
 
 
福岡もも花
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――
 
Mikkellerのビール巡り、うらやましい限りですね。
明日もどうぞお楽しみに!
(sano)
 
  • 2015年1月9日
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2015.1.8

・青森の「バッカラ」 魅力発見!!

『料理通信』2015年1月号「食の文化遺産巡り 青森vol.3
で掲載した風合瀬の「バッカラ」。
日本海、津軽海峡、陸奥湾、太平洋と4つの海を持つ青森県
青森では「西海岸」と呼ばれる日本海側に風合瀬はあります。
風合瀬漁港女性部加工部会のメンバーの、
風合瀬で水揚げされる魚を
もっと活用するよい方法を探したいという熱い思いと、
いいモノを作れば必ずや受け入れてもらえるという信念。
そして彼女たちと料理人たちとの偶然の出会いなどから、
イタリア・スペイン・ポルトガルではお馴染の
「バッカラ(タラの塩漬けの干物)」が生まれました。
 
 
 
昼間でも氷点下の1月、風合瀬漁協女性部加工部会のメンバーは
「バッカラ」を丁寧に仕込みます。
そこは風合瀬という地名がつくほど、東西から吹く風がぶつかり、
年中強風が吹き荒れる土地柄。しかし、それは神様がくれた宝物でした。
吹きすさぶ強風と凍てつく寒さが、「バッカラ」の味を高めます。
風合瀬の人と土地が作りあげた「バッカラ」が、伊勢丹新宿店で体験できます!
 
 
 
地下1階食品フロア「キッチンステージ」では
1月14日(水)~2月3日(火)
門前仲町にある人気店「パッソ・ア・パッソ」有馬邦明シェフ特集。
風合瀬の「バッカラ」のスープが頂けます。
また地下1階食品フロア フレッシュマーケット(生鮮)コーナーでは、
風合瀬の「バッカラ」を切り身で100g864円で販売しています。
是非ご自分でも、「バッカラ」の料理に挑戦してみてください。
 


1月13日(火)までのキッチンステージは、
料理長 小山雄史氏による「青森WASHOKU」。
長谷川自然熟成豚や一升漬けなど
魅力的な青森の食材を使った料理が頂けます。
寒さ厳しい土地には、体も心も温かくする料理が沢山ありますね。
冬だからこそ、寒さ厳しい土地へ、
心も温まる旅行をしたいなとしみじみ思います。(toriyama)
  • 2015年1月8日
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2014.2.28

・日本の食、ニューヨーク最新事情

Web編集担当のsanoです。

うま味が“UMAMI”として、いまや海外でも浸透し始めているということは、
みなさんもご存じかと思います。


でも、実際にどんな風に伝えられ、どんな風に活用されているのかについては、
まだまだ「?」なことも多いのはないでしょうか。


そこで、WEB料理通信では、まずは“人種のサラダボウル”とも称され、
食文化でもさまざまなものを取り入れながら、
独自のものを生み出すパワーのあるニューヨークに着目。

現地在住のライターと連携して、大雪と大寒波のなか、独自取材を敢行。
全2回にわたるレポートとなりました。


タイトルは、「UMAMIとDASHI~国境を越え、ニューヨークで市民権を獲得」。



Vol.1では、食のトレンドセッターのBrooklyn Kitchenで行われた
「うま味のクラス」のレポート。

◎記事はこちら



当日の参加者からのアイディアで、
昆布だしを炭酸化してみるなんて、試みも!

発想がニューヨークっぽい?

Vol.2では、ニューヨークのレストランで、
どのようにメニューに取り入れられているかを取材。

◎記事はこちら


現代ベネチア料理店「アロンダ」の“だしに浮かべたトルテリーニ”

wd~50」や「グラマシー・タバーン」など計4軒の現地取材!
モダンスタイルのガストロノミーなかで、だしが新たな味わいを生んでいるようで、
なかなか興味深いものがありました。


今日で2月も終わり。私事ですが、料理通信のメンバーとなって
ちょうど半年が経ちました。


まだまだひよっこのWEBサイトですが、「日本の食」のこうしたワールドレポートも、
これからできるだけお届けしていきたいと思います! (sano)


 
  • 2014年2月28日
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2014.2.4

・味覚探究――日本料理×スイスワイン

WEB編集のsanoです。
今年4月から本格始動する新コンテンツ「日本の食」のご紹介サイトが
公開となりましたが、もうみなさん、チェックしていただけましたでしょうか。



★「日本の食」ご紹介サイトはこちら

日本各地の“食”に関する連載や記事、食のお仕事応援に役立つ
さまざまな情報とともに、食の知識と体験の連動を図っていきますので、
ご期待ください。

日本の食、和食の魅力を世界の人々に広め、より分かりやすく理解し、
浸透させていくためには、いくつかの方法があると思いますが、
世界ですでに広く親しまれている“ワイン”を介在させる!という手法は、
とても有効なはず・・・。

そんな味覚探究の一環として、今日は2名のスイス・ヴォー州の
ワイン生産者を迎えてのランチに伺ってきました。

そう、“日本料理とスイスワインのマリアージュ”が本日のテーマです。


霙(みぞれ)まじりの寒い日でしたが、会場となった
八雲茶寮」(東京・目黒区)の庭には、咲き始めた梅の木が。



主菜として供された「大山鶏鍬焼き」は、梅の器に。
近づく春を感じさせてくれます。


さて、スイスを代表する白ワイン品種といえば、シャスラ。
(そのルーツは、なんと遠く離れたエジプト、ナイル河流域という説もあるそう!)

スイス・レマン湖周辺では、地酒として愛されていて、
輸出されるのは現在のところわずか2%程度とのこと。
日本のワインラヴァーの間でも、まだまだ馴染みがないのも仕方ないですね。

でも、このシャスラ、品種特有の香りや味わいというものがあまりないので、
土壌や気候風土といったテロワールを確かに表現してくれるワインになるのです。

そして、アルコールもあまり強くなく(12.5%程度)、控え目な果実味、
繊細な酸でミネラリーな風味・・・と来れば、
日本料理との相性も推して知るべし!というわけです。


「糸撚り鯛梅煮と蕗お浸し」と
シャトー・ル・ロゼーのシャスラワイン「コテ・ニル」。

日本の甲州種にも似ているとか、全体的におとなしすぎるといったことも
囁かれてしまうシャスラですが、今日のランチでは、
畑や造り手によっては、かなりアロマティックに仕上げられたり、
グレープフルーツや青リンゴを感じさせるものまであったり、と
バラエティ豊かな比較試飲も楽しむことができました。

レマン湖畔は、氷河期に形成された土壌などの地層が、
結構細かく入り組んでいるようで、ブルゴーニュワインのように、
畑の数メートル差で味わいが変わることも多いとのこと。

ひとつに着目して味覚探究すると、
やはり思わぬ発見や奥深さに出合えますね。

さらに、ボージョレ・ヌーヴォーでおなじみのガメイ種で造られた
ロゼワインもテイスティング。



直接圧搾法、つまり、白ワインを造るのと同じように、
ブドウの実をプレスして絞ったジュースをアルコール発酵させて造ったロゼは、
まるで春の桜をイメージさせてくれる淡い色合い。
色のしっかりしたガメイ種から造られたものとは思えない可憐なワインでした。


今年は、スイス・日本国交樹立150周年。
2月6日~9日の4日間、六本木ヒルズ・アリーナでは「スイス・デイズ」
というスイス大使館主催のイベントが開催されます。
(料理通信のメルマガを読んでくださっている方は、もうご存じですよね?)

★「スイス・デイズ」Webサイトはこちら

今日、お話を伺ったお二人のワイナリー、
シャトー・ル・ロゼーベルナール・カヴェのシャスラをはじめ、
なかなか日本では出回らない貴重なスイスワインが楽しめるとのこと。

もちろん、ラクレットなどのチーズ料理もあれば、プレミアムチョコレートに、
アトラクションも盛りだくさんといったフェスティバルになる模様。

新たな味覚探究、スイス編!
まずはイベントで気軽に体験というのは、いかがでしょうか。(sano)

 
  • 2014年2月4日
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2013.12.11

・オンラインショップのロゴをご紹介

こんにちは! WEB編集オンラインショップ担当の亀山です。
『料理通信』の表紙のタイトルにもなっている弊誌のロゴですが、
実はオンラインショップにも、オリジナルロゴがあるんです。

SEEKING THE ESSENCE OF TASTE
味覚探求の旅へ

「商品を通じて、食材や料理の味の所以を知ってほしい
というオンラインショップの思いを込めてつくったロゴなのです。

そして亀山の目下の趣味は、このロゴでシールをつくること!

会社のプリンターで出力しカットして、
ノートやペン、スマホカバーに貼って楽しんでいます。




主張は強くないけれど、
伝えることは伝えて、意味をわかっていただく。

このロゴのように、オンラインショップもそんな存在になりたいな。
そう願っています(kameyama)。
 
  • 2013年12月11日
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2013.9.30

・UMAMI探究の旅、始まる


はじめまして!
9月から「WEB料理通信」の編集を担当している
sano a.k.a. “Pepito”です。
※本当はYoshihikoという名前なのですが、
長すぎて呼べないということで、
スペイン留学時代に先生から命名された謎の愛称です(笑)

スペインのヨモヤマ話、
実は、時々ワインとチーズの講師もしている話、
そして実は、昔ストリートダンサーだった話…(笑)
追々、ブログでも語っていきますので
どうぞよろしくお願いします!

さてさて、今日はWEB料理通信イチオシの企画の話を。
オンラインショップの「味覚探究の旅」シリーズ
みなさんチェックしていただいていますか?

まだ始まったばかりの企画ですが、
味覚、つまり、自分の“ベロメーター”を
実験しながら、味わいながら、楽しみながら、鍛える!
というコンセプトで、スタッフもみんな
ワクワクしながら取り組んでいます。



第1弾のテーマは「スパイス」。
まさに子供のころのごっこ遊びを彷彿とさせる
カレー作りができるアイテムがスタートしましたが、
実は、ほかのテーマも水面下でいろいろ研究中(ニヤリ)

そのなかのひとつは、今、国内外で
熱い注目を集めている「UMAMI(うま味)」です。

「日本人が発見し、定義したこの味覚と向き合うことで
より豊かな食の世界を探求することができるはず!」
「UMAMIといえば“だし”の研究だろう!」
「そうだ、京都へ行こう!」
…というわけで、先日、日本料理のメッカである京都へ
昆布とかつお節のレクチャーを受けに行ってきました。



昆布もかつお節も、実にたくさんの種類があるわけで、
その組み合わせは、主なものだけでも250パターンを超えるとのこと!
味の濃淡はもちろん、雑味の特性、昆布とかつお節のバランス…
まるでワインテイスティングのようなワークショップで
“目から鱗”な情報も満載でした。

そして、だしを引くための水の成分も当然ながら、要考慮。
さらに、自分の作りたい料理は?食材との相性は??
自分の求める「UMAMI」をゲットするには、
いろいろな要素を“プロファイリング”していくことが
必要だということを実感してきました。

「こ、これはまさに“味覚探究の旅”。食のロマン!」
企画スタッフ一同、目をキラーンとさせた京都の旅となったのでした。

WEB料理通信のプロジェクト、要Check it outです!(sano)
  • 2013年9月30日
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2013.9.5

・小豆島のツートップ

こんにちは、営業企画のsuzukiです。
東京エリアは暑さがまだまだおさまらず、
通勤用に半袖ポロシャツ(白)を買い足そうか、本気で逡巡しております。

さて、8月下旬、少々夏休みをいただきまして、瀬戸内海に行ってまいりました。
高松~小豆島~直島を巡る、瀬戸内国際芸術祭の鑑賞を軸とした穏やかな旅路。



高松から、1時間ほど乗りましたでしょうか。
ゆっくりと過ぎていく景色を眺めながらフェリーに揺られて小豆島の港に着くと、2つの醤油せんべいに出会いました。

    小豆島 醤油せんべい界の、王・長嶋
    小豆島 醤油せんべい界の、氷室・布袋
    小豆島 醤油せんべい界の、小木曽・古里(from 半沢直樹)

ともいえる・・・(?)
それは、
・タケサン「あげせん 島の味」
・宝食品 「マルキンしょうゆせんべい」
小豆島醤油せんべいのツートップ!
醤油どころ、小豆島のソリューション事業ともいうべき、ロングセラー商品でございました。



ビジュアル的には、いわゆる「揚げせん」ですが、
コクのある醤油の風味と、前のめり過ぎず柔らかで朗らかな甘さのマッチングがとにかく絶妙。
小豆島で乗せてもらったタクシーの運転手さんのお人柄のようでした。

両者、甲乙付け難い、ほのぼのしたあたたかい味わいです。
既に御存じの方も沢山いらっしゃるかと思いますが、チャンスが有りましたらぜひとも試してみてくださいね。(suzuki)
  • 2013年9月5日
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2013.9.3

・料理通信社に社員食堂が!?


料理通信社に社員食堂はありませんが(小さい会社ですから)、
たまに、スタッフ自作の社員食堂がOPENすることがあります。

しかも、突如! 今日もそんな1日でした。

今日のまかない担当はカメヤマ。家から大量のチキンカレーを作ってきてくれたのです!
しかも、スパイスから作ったカレーを。



クミン、ターメリック、コリアンダー、カイエンヌペッパー。
たった4種類のスパイスで本格的なカレーができるって、知っていましたか?

テーブルを囲んだ合計8名。ひと口食べてにんまり。
スパイスから作るって、こんなにおいしいいの?と、感動です。

カメヤマが使ったのは、「 はじめのカレー粉 」。
何を隠そう料理通信のオリジナルスパイスミックスです。
スパイスの不思議、未知なる世界を楽しんでいただこうとスタートした企画。
皆さんも味覚探究の旅へ、ご一緒しましょう。いざ、味覚の冒険へ!(asai)

「はじめのカレー粉」の詳細はコチラ↓
http://shop.r-tsushin.com/ext/project_curry.html
  • 2013年9月3日
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2013.8.8

・オリジナル商品、第1弾が発売されました!

こんにちは、物販担当の亀山です。
さて、いよいよ、待ちに待った(?)料理通信オリジナル商品第1弾が発売されました。
その名も「料理通信オリジナル はじめのカレー粉」





あまり嬉しくて、担当者として勝手にパーソナリティを作ってしまいました。
彼の愛称はハジメくん。
獅子座、O型。
すっきりしたお顔立ちで(キッチンにおいてもインテリアを邪魔しないパッケージ)、
中肉中背(4皿×4回分という使いやすい容量)、
おおらかで、順応性も抜群(どんな具材も受け止めます)、
自立性もあります(送料無料)。

彼は、オンラインショッピング家の長男なのです。


ここまで来るのには長い時間がかかりました。


市場を知るべく、ありとあらゆるレトルトカレーを試食したり……。




イベントでデモンストレーション商品を作り、販売もしました。




そして、カレー粉の配合とレシピを考案してくださったシェフと打ち合わせ、試食……。
(ここでは書ききれないので詳しいルポはまた別の機会に!)



今回お願いしたのは、カレーといえばこの人!の西荻窪「フレンチカレー スプーン」の和田直樹シェフ。
そして、スパイスは、“インドから4000年の歴史を伝える”「アナン株式会社」から!
今回一緒に企画を練ってくださったメタ・バラッツさんは、東京スパイス番長のメンバーでもあります。



スパイスの組合せ検討会では、さすがスパイスを愛するお二人、初対面と思えないほど盛り上がりました。



「百聞は一食にしかず」
どうぞみなさん、この素晴らしいコラボレーションを味わってみてください!
そして、この商品の今後の展開にもぜひご注目を!!


そうそう、「フレンチカレー スプーン」ではスタッフも募集中です。
詳しくは、シェフの和田さん(TEL:03-5941-6733)まで。(kameyam)

 
  • 2013年8月8日
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2013.6.28

​・カレープロジェクト、始動!

 
みなさんのおうちのカレーは、どんなカレーですか?
ルウの銘柄はコレと決めている、いくつかの銘柄を混ぜる、ルウじゃなくて赤缶だ、
ガラムマサラは欠かせない、隠し味は醤油だ、いやソースだ……。
 
カレーって、凄く身近で、人それぞれに流儀みたいなものもあり、
人となりや好みが浮かび上がる楽しい料理ですよね。
「好きなカレー屋さん」談義も、たいへん盛り上がりますし。
 
そんなカレーに欠かせないのがスパイスです。
 
あの魅惑的な香り、『料理通信』2012年6月号「発酵 VS スパイス」P.37で
「マルディグラ」の和知徹シェフが「アロマテラピーだなぁ!」
とコメントされているように、香りに包まれているだけで幸せになります。
 
でも、意外とスパイス単体については知らないもの。スパイスについてもっと探究したい、
そのきっかけとして、カレーでスパイス使いを楽しめるようにできないか・・・
ということで、料理通信では「カレープロジェクト」を立ち上げることにしました。
スパイスを紐説くために、まずはインドのカレーから入ってみよう、と考えました。

やってきたのは西荻窪の人気店、「フレンチカレーSPOON」。
和田直樹シェフに「シェフの考える、インドカレーのスタンダードを作ってください」
とお願いしてレシピを考えていただきました。
ここを出発点として、みなさんと一緒にカレープロジェクトに取り組んでいきたいと思っています。
 
どうやって参加するのかって?
それは・・・近日中にWEBで発表します。乞うご期待!
 

 
ということで、こちらが和田シェフが作ってくれた「インドカレー」。
具はチキンのみ、実にシンプル。味のバランスはバッチリ。
 
編集長がひと言、「私、何も足さなくていい」。
プロジェクトのスタートにしてゴールが見えちゃった?! 
いえいえ、味覚探究の旅はここから始まります。(sakanishi)
  • 2013年6月28日
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