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アンデスの標高差が育んだワイン「テラザス」。
牛肉から紐解くアルゼンチンワインの魅力

text by Kei Sasaki / photographs by Masahiro Goda

年間の牛肉消費量は日本人の約10倍。世界屈指の肉食大国・アルゼンチンのワイン「テラザス」を牛肉料理と合わせて味わう飲食店関係者を対象としたテイスティングMEETUPを西麻布「カルネヤサノマンズ」で開催しました。



同店の高山いさ己シェフがこの日のために特別に用意した牛肉のみで構成されるコース5皿に、「テラザス」の5種のワインをペアリング。ワインメーカーのグスタボ・ウルソマルソさん自らがワインを解説するという豪華なプログラムになりました。

アルゼンチンから来日したグスタボ・ウルソマルソ氏。親しみやすい人柄と、熱心な解説が参加者を引きつけます。

主催者らの挨拶に続いて早速、グスタボさんのプレゼンテーションがスタート。「質問がありましたら、何なりとお声がけくださいね」という一言に、会場の緊張した空気がふっと和みます。プロジェクターの映像を使って、アルゼンチンや首都のブエノスアイレス、ワイナリーのあるメンドーサ州の位置から丁寧に解説。
「メンドーサ州のブドウ畑は、標高600~1800メートルの高地に広がっています。テラザスは、その中でもとりわけ標高の高い980メートル以上の場所にある畑でブドウを栽培しています」
アルプス山脈を背景にしたブドウ畑が映し出されると、カメラのシャッター音が会場に鳴り響きます。参加者の方々の表情は、真剣そのものです。

「カルネヤサノマンズ」の高山いさ己シェフは、テラザスのワイン5種それぞれに合う牛肉料理を特別に考案。期待が高まります。

基本的な解説が一段落したところで、高山シェフが登場。「ビーフに合うワインと言われるテラザスと、ビーフレストランである当店の料理をお楽しみください」との挨拶に続いて、1杯目のワイン、レゼルヴァ トロンテスがサーブされます。

いよいよ牛肉づくしのコースと
テラザスのマリアージュがスタート

牛タンのボッリート チミチュリソース×レゼルヴァ トロンテス 2015

アルゼンチンを代表する白ワイン、トロンテスは、フレッシュな酸とミネラル感が特徴。魚介との好相性は知られていますが、高山シェフが用意したのはアルゼンチンのチミチュリソースを添えた「牛タンのボッリート」。「マンゴービネガーでやや南国のテイストが加わった酸味のあるソースは、パッションフルーツのニュアンスがある酸のきれいな白ワインと引き立て合います」
意外な組み合わせに驚く参加者とともにテイスティングするグスタボさんも、満足気な表情です。

(左)柑橘の香りを纏った牛肉のタルタル×レゼルヴァ マルベック2013
(右)熟成肉のブレザオラ×レゼルヴァ カベルネソーヴィニヨン2013

2皿目の料理はタルタルと熟成肉のブレザオラの盛り合わせ。熟成肉を使った小さなクロケットも添えられています。
「2杯目のワイン、レゼルヴァ マルベックは、マルベックのパワフルな印象をいい意味で裏切るミルキーさ、エレガントな酸がありますので、タルタルの脂の甘味、タロッコオレンジの酸味を合わせてみました。牛肉の塩漬け・ブレザオラは引き締まった印象のあるレゼルヴァ カベルネ ソーヴィニヨンが合うと思います」
高山シェフのマリアージュ解説に、「なるほど」と頷きながらテイスティングする参加者の皆さん。会が進むにつれ、近くの席の方々と意見を交換し合う様子も見られるようになり、賑やかで楽しげな雰囲気に包まれます。

マルベックの印象を覆す味わいに、
驚きの声も。

ワインメーカー直々の解説に合わせてテイスティングをする機会は稀少。参加者の皆さんも真剣です。

ワインと料理のサーブの合間に、グスタボさんの解説も続きます。
「ブドウ栽培は品種ごとに標高が異なります。フレッシュ感、ミネラル感が欲しいトロンテスは1800メートルの畑で、マルベックは同じ赤のカベルネ ソーヴィニヨンより高い1067メートルの畑で栽培しています」
マルベックはフランス南西部原産種で、赤ワインの中でも特に濃厚なものとして知られますが、レゼルヴァ マルベックはタンニンがシルキーでエレガント。
「異なる個性を持つふたつの畑で栽培するマルベックをブレンドしています。ラスコンプエルタス はプラムやチェリーのような果実味を持ち、ウコバレーはスミレなど花のアロマが特徴的。ブレンドすることで複雑味とエレガントさを増すのです」
グスタボさんの解説を聞きながら、今いちどテイスティング。“アルゼンチンのマルベック”という印象を覆す味わいに、驚きの声が上がります。

(上)牛肉の煮込み 燻製ピメント風味×シングルヴィンヤード ラス コンプエルタス マルベック 2011
(下)さの萬熟成牛のステーキもみじソース×シングルヴィンヤード ロス アラモス カベルネソーヴィニヨン 2012

MEETUPもいよいよ佳境、グスタボさんが「私たちにとって特別なワイン」と話す、マルベックとカベルネソーヴィニヨンのシングルヴィンヤードの登場です。
同時に最後の料理、「牛肉の煮込み 燻製ピメント風味」と「さの萬熟成牛のステーキ もみじのソース」がサーブされます。
「煮込みは味が濃いスネ肉を、ピメントという燻製パプリカパウダーで煮込んでいます。ピメントの旨味のある塩気をふくよかでエレガントなマルベックが上品に包み込んでくれます。カベルネ ソーヴィニヨンのための料理は、熟成牛のシンプルな炭火焼です。それだけでも十分に合うと思いますが、ちょっとエッジをきかせるために、ソースに多治見産のもみじの粉末を加えています。ほのかにタニックなもみじが、カベルネの引きしまったタンニンに寄り添って、より深いマリアージュになると思います」 

牛肉づくしのコースとテラザスの
マリアージュに魅了された参加者

参加者は5銘柄とバリエーション豊かな高山シェフの牛肉料理とのマリアージュを堪能。感嘆の声があちこちから聞こえます。

5杯のワインと料理、すべてのサービスが終わり、質疑応答の時間に。ブドウ栽培に関することから、グスタボさん自身の好きなワインについてまで、多岐にわたる質問に、グスタボさんは丁寧に答えてくださいました。最後に「ワインを楽しむ時はリラックスして、とお客様にお伝えください。おいしいという感覚にはそれぞれの基準がある。どうか自由に楽しんでいただきたい」と、コメント。 

この日のワインと料理の感想を聞きたいと、参加者と積極的に交流を深めたグスタボ氏。

ボッリート、タルタル、塩漬け、煮込み、ステーキと牛肉づくしのコースでしたが、ほぼ全員の参加者が完食。高山シェフの提案もあって、テラザスが牛肉に合うことを多くの方が実感されたようです。また、常に心配りしながら、わかりやすい解説をしてくださったグスタボさんの人柄にも多くの参加者が魅了された様子。生産者と過ごしたひとときが、テラザスの魅力を知るきっかけになったようでした。

*2016年6月より「テラザス」のエチケットデザインが生まれ変わりました。

  テラザス レゼルヴァ カベルネ ソーヴィニヨン 2014



      テラザス レゼルヴァ マルベック 2014



      テラザス レゼルヴァ シャルドネ 2015



      テラザス レゼルヴァ トロンテス 2015





「テラザス」に関するお問合わせ

◎MHDモエ ヘネシー ディアジオ株式会社
☎ 03-5217-9733
https://www.mhdkk.com/brands/terrazas/





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