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佐藤美恵子さん(さとう・みえこ)仏ワーキングホリデー就労サポート
第3話「仕事は自分からつかみとる」(全5話)

People / PioneerJun. 6, 2016

旅行プランニングの夢





銀座の画廊に勤めていた頃から、ある夢が佐藤さんの中に芽生えていました。
それは「自分が見て経験した、あのフランスの魅力を伝えたい」ということ。若い人たちにフランスを紹介したいという、旅行プランニングの夢でした。

そんな漠然とした夢を、ある人に話したことがあります。
すると、「旅行会社にいたわけでもないのに、できるわけがない」とバッサリ。それも、冷やかな笑い付きで。
「この一言が、じつに腹に立って。できたらどうしてくれる! と発奮しましたね。目標を達成できたら、この人の鼻をあかせるなと(笑)」
Photographs by Masahiro Goda,Text by Reiko Kakimoto




ブルターニュにある翻訳会社でのスタージュはその第一歩となるはずでしたが、あえなく倒産により日本に舞い戻った佐藤さん。しかし、最初の帰国とは訳が違います。タフな精神力と実行力を身につけていました。

働きたい場所で職を得られた、4つの理由





フランスと日本をつなげる、旅行プランニングの経験が積める場所はどこだろう?
目をつけたのは、日本にあるフランス政府観光局でした。
確かに「フランス」「観光」と目指す要素があり、「政府」からのアプローチは魅力です。

人材募集をしていたわけではありません。
しかし、佐藤さんは履歴書を持って観光局の扉を叩きました。

「(93年の)就職活動を経て思ったんです。世の中に出てくる仕事、与えられる仕事だけでは、本当に自分のやりたいことはできない。やりたい仕事があるなら、自分から取りにいかなくてはいけないんだと」

「好き」な気持ちだけでは、希望の職につくことはできないことも知っていました。
それでも、募集もしていないフランス政府観光局でのアルバイト職を獲得できたのでした。

それには理由があります。
1=最初の就職先で6年間の勤務実績があった
2=フランス語を理解できた
3=フランスでの留学先が、定評のある学校だった
4=仕事内容や勤務内容を選ばなかった

いま、コーディネート業をする上でもこの経験が役立っています。

一定以上の勤務実績がある





佐藤さんは帰国してからも、常にフランス語のブラッシュアップを欠かさず、いつでもフランスに関わる仕事ができる準備をしていました。シンプルですが、実は難しいことです。

この頃にはフランス語の発音も上達し、日常会話ならば難なく話せるように。
フランス人が多く、業務上の会話がフランス語で行われる職場にあって、フランス語と日本語ができることは即戦力となったのです。
Photograph by Masahiro Goda
フランス語の辞書を常に持ち歩く。いまは電子版を使っているが、使いやすさから、長らく紙の辞書を使い続けていた。




留学先が評判のよい学校





92年、数ある語学学校の中で佐藤さんが選んだのは、ヴィシーにある「CAVILAM」という学校でした。
「留学先については、日本人が少なく、確実に語学力がつくプログラムがあり、フランスでも定評のある学校をと入念に検討しました。CAVILAMといえば、ある程度知っているフランス人ならば『いい学校だね』とわかるところでした」

いまも、サポートしている子をワーキングホリデーに送り出す前に、フランスの語学学校に短期留学させることがあります。その際も上記の条件は譲りません。語学学校も、やみくもに行けばいいわけではないのです。

仕事内容を選ばない





「好きな仕事を取りに行く」ことと矛盾するように見えますが、実は延長線上にあること。
観光業の職場にいれば、どのポジションにいても、学ぶことができる。
その考えは、様々な仕事に就いた2年間の経験から得たものでした。
「アルバイトでもいい。何でもやります」
そうして入った職場で評価を得、2年後の2001年、フランス観光を取り扱う旅行会社への転職が、フランス政府観光協会の推薦で実現したのでした。




佐藤美恵子(さとう・みえこ)
大学卒業後に大手企業に6年務め、30歳を目前にフランス留学へ。帰国後、様々な職種を経験し、フランス観光業に携わる。2008年、仏ワーキングホリデーの就労サポートを主な事業とする「ミルジョワ企画」設立。ビザの取得から渡仏準備、飲食店など就労先の紹介、滞在中のケアまで密なサポートを行い、若き料理人たちを支える。





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