HOME 〉

JOURNAL / 世界の食トレンド

China [Hong Kong]

いつでもどこでもレストランクオリティの味を

2021.01.18

  • 新型コロナウイルスの影響で、飲食店での感染対策が続けられている香港。飲食は午前0時まで、客席は定員の50%まで、1卓4名までと規制は多い(2020年11月14日現在)。

    香港で多くの飲食店を手掛けるJIAグループが、コンテンポラリーフレンチ「モノ」をオープンしたのは2019年12月。シェフは南仏の三ツ星「ミラズール」で研鑽を積んだ、ベネズエラ出身のリカルド・シャネトン。南米のセンスとフレンチの技法を駆使して、客を楽しませてきた。

    そのJIAが2020年2月から、広東料理やイタリアンなどグループ全店でデリバリーサービス「JIAエブリウェア」を開始(現在は一部店舗で実施)。自宅やあらゆるシーンで人気店の味が楽しめるとあって評判を呼んでいる。同時にシャネトンなどグループ各店のシェフによる出張サービスもスタートし、レストランクオリティの料理とサービスを提供している。

    1日3食外食の習慣がある香港。コロナ禍で飲食店のデリバリーサービスは今後一層の需要が予想され、充実したメニュー展開に期待は高まる。

    (『料理通信』2021年1号/「ワールドトピックス」より)

    ◎JIA EVERYWHERE
    https://www.jiacatering.com/
    ◎MONO
    https://www.mono.hk/

料理通信メールマガジン(無料)に登録しませんか?

食のプロや愛好家が求める国内外の食の世界の動き、プロの名作レシピ、スペシャルなイベント情報などをお届けします。