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JOURNAL / EUROPE

Sweden [Stockholm]
北欧の若者たちがサステナブル食材を支持する理由とは

May 27, 2021

  • text & photograph by Asaki Abumi



  • 今や気候問題を気にかける若者世代の顔となった環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは、スウェーデン出身だ。彼女の活動は首都ストックホルムにある国会議事堂前の座り込みで始まったが、こうした思考や発言は北欧では別段珍しいものではない。

    調査会社「ユースバロメーター(Ungdomsbarometern)」では、1991年からスウェーデン在住の15~24歳を対象に調査を行い、若者の価値観や嗜好を分析している。2020年10~11月に行われた調査によると、69%が「国内の農業を守ることが重要」(2008年との比較で+29%)、58%が「スウェーデンは食で自己防衛力を高めるべきだ」と回答した。この結果には、2018年の干ばつや新型コロナウイルスの影響が背景にあると指摘されている。

    若者が考える「サステナブルな食材」には、「環境負荷が少ないもの」(69%)、「オーガニックであること」(62%)、「国産であること」(58%)が挙げられており、彼らがサステナブル食材を支持する一番の理由は気候危機への関心からだ。

    北欧全体の若者に共通して言えることだが、「健康や美容のため」よりも「気候と環境のために」「自分たちの脆弱性に気づき社会をよりよくするために」と考えていることがポイントだ。飲食業界は若者の意識の変化をとらえていかないと、未来の顧客とビジネスチャンスを見逃すことになるかもしれない。

    (写真)ストックホルムの家庭の冷蔵庫には、「エコ」や「オーガニック」の文字が書かれた食材が定番化している。



    ◎ungdomsbarometern
    ユースバロメーター
    https://www.ungdomsbarometern.se/

    食肉団体スウェディッシュ・ミート(svenskt kött)による調査結果概要
    https://svensktkott.se/aktuellt/generation-z-vill-varna-det-svenska-jordbruket/






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