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PEOPLE / 食の世界のスペシャリスト

三水亜矢さん(さみず・あや)産直コーディネーター

第5話「仕事年表」(全5話)

2016.08.01


仕事年表





1986年

東京家政学院大学 家政学部卒業。
卒業後、やりたい仕事が見つからず、山口の実家に戻る。

1987年

結婚を機に再び東京へ。
都内の書店でアルバイト(仕入れ担当)をし、仕事の楽しさを知るが、中途採用枠がなく退社。
将来、実家の農園でオーベルジュを開くのはどうか? と考え、料理教室に通い始める。

1988年

製菓材料メーカーに就職。
商品企画と営業を担当し、社長とともに各地の製菓店をまわる。
料理は実践でも学びたいと、週に1回、就業時間後にレストランで働く。

1991年

長野県松本市に転居。製菓材料メーカーの仕事は続ける。
華道(草月流)、フラワーアレンジメント、ラッピングなどの勉強を始める。

1993年

製菓材料メーカーを退職。
草月流1級取得、東京フラワーデザイン研究会のフラワーデザイン普通科を修了。

1994年

松本市内の文化センターに勤務。事務、講座企画などの仕事をする。

1995年

CRFAギフトラッピングアートインストラクター取得。
長野県塩尻市の果樹生産者で、塩原農園の塩原順さんに出会う。
洋梨の多彩さやおいしさに感銘を受け、果物の産地直送のコーディネーターを志す。


東京の菓子店にダイレクトメールを発送し、返信のあった10軒ほどを訪問。




1996年

会社設立を視野に入れて、会計事務所に勤める。

1998年

口コミにより取引先が増加
長野県外の生産者を探し、取り扱う果物の品種数を増やす。

2000年

5月、松本で有限会社グランジャ設立。
秋、山口県に活動拠点を移し、沖縄産フルーツの取り扱い開始。

2002年

加工品(ジャム)の製造、販売開始。
あるホテルからの依頼で始めたものだったが、自社で加工することにより、果物の処理を説明できるようになる。

2005年

転居を機に、会社の本社を長野に移す(山口は支社として残す)。

2007年

稲盛和夫氏の経営塾「盛和塾<長野>」に入塾。
月に一度、勉強会に参加。経営はテクニックだけでなく、人間性との両輪であると考えるように。

2010年

野菜の取り扱いを開始。
ニーズを知るため、都内レストランへの市場調査を行う。

2011年

2月、都内の展示会で知り合った生産者らと共に「信州食彩プロジェクト」を設立。
信州食材のPR、農の現場を消費者に伝えることなどを目的に活動。グランジャが事務局を務める。

「信州食彩プロジェクト」の取り組みで、長野ヤナセ(株)にて信州食材の販売会を開催。




2013年

8月、国産農産物の展示商談会「アグリフードEXPO」に出展。

欧州種野菜の産直コーディネートを始めるにあたり、自社畑でサンプル野菜を作る。
小さな野菜「プチレギューム」、野菜の花で作った食べられるブーケ「ベジタブルブーケ」を中心に展開。「ベジタブルブーケ」は商標登録を取得。




2014年

3月、「国産野菜のマッチングフェア」に出展
西洋野菜、果物のほか、長野で採れる天然山菜も展示。



◎ グランジャ
www.glanja.com




三水亜矢(さみず・あや)
大学卒業後、製菓材料メーカー勤務等を経て、長野県に移住。県内の果樹生産者との出会いがきっかけで、業務用(パティシエ、料理人)に限定した果物の産地直送コーディネートビジネスを立ち上げる。現在は、特徴ある野菜栽培の産地を目指して「プチレギューム」「ベジタブルブーケ」の栽培・販売にも力を入れる。

























































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