森に入るとき、私たちは一人じゃない。ゴブリン、フェアリー、エルフ、巨人・・・フィンランドの森には超自然的な生き物が棲む。人を拒む近寄りがたさはなく、静寂は無ではない。松のさざめきや雨上がりのコケの香り、日に温められた樹脂の匂い、何ものにも寄せる必要のない、自然な佇まいに満ちている。
北極圏にまたがるフィンランド・ロヴァニエミ、ノルヴァヤルヴィ湖 のほど近く。6月の夏の森を歩く。「森は私たちにとって薬草の薬箱であり、食糧庫です」と案内人のナタリア・キウルさん。ここで暮らす人は、生きるために森へ向かう。
FEATURE / MOVEMENT
私たちは森と関係を築けるか。 【フィンランド紀行】ラップランドの「使い切らない」生き方
RECIPE
ぬかを乾炒りするとカラスミのよう!「サバへしこのポテトサラダ」 フェーズフリーな食材レシピ:へしこ
「いつも」と「もしも」をつなぐ“フェーズフリー”な食材の活用法を紹介する連載。今回は、サバのぬか漬け「へしこ」を使ったポテトサラダを教わります。
JOURNAL / WORLD
「総合防衛の年」を迎えたノルウェー政府が提唱。自分と家族の食を守る防災習慣とは? Norway [Oslo]
2026年、ノルウェーは「総合防衛の年」を迎えた。ロシアとの国境や欧州の地政学的状況、気候危機、パンデミックの記憶が重なるなかで、ノルウェー政府は国民に問いかけている。「あなたは、いざというとき、自分と家族の食を守ることができるか」と。
JOURNAL / WORLD
国内最大スーパーの魚売り場の在り方をめぐる大論争 Spain [Madrid]
「メルカドーナ」といえば、スペイン国内最大にして最強のスーパー。“メルカドーナが触ったものはすべて黄金になる”と言われるほど、国内の消費動向に大きな影響を与えてきた。そんなメルカドーナの魚売り場に、異変が起きている。
RECIPE
カラッと軽いスナック感覚のつまみ「きつねスティック」 プラントベースの始め方66
肉や魚や乳製品に頼らずとも「おいしい」を作る“プラントベース(Plant Based)”な調理法をシェフに教わります。今回は、油揚げをさらに揚げたカラッと軽いおつまみ「きつねスティック」を教わります。
FEATURE / MOVEMENT
パティシエの“当たり前”が書き換わる。自家製粉で作るガレット・ブルトンヌ [特集・後編]挽きたての小麦が拓く、菓子の新しい扉
果物や乳製品、華やかな副材料を扱う菓子の世界では、小麦は深く追う必要のない存在。ところが、産地や品種、土地の違いを追い続けるパン職人の姿を前に、あるパティシエに小麦への探究心が生まれました。
鍵を握ったのは、高性能な「自家用製粉機」の存在。“粉”は無味無臭でなく、挽き方・性質・ブレンドで菓子のテクスチャーや香りも変えうる_
前編で見たパン職人が菓子へ向かう動きの、ちょうど裏側で起きていた小さな変化を追ってみます。
FEATURE / MOVEMENT
パン職人が菓子を焼く理由。菓子に表情を刻む“フレッシュ・ミル”の小麦 [特集・前編]挽きたての小麦が拓く、菓子の新しい扉
農家と畑に親しみ、小麦穀物の組成を理解しながらパンを焼く。
そんな職人が増えるとともに、店で小さく自家製粉をする職人たちが増えました。
粉を挽く、という営みを通じて知見を得た彼らは、小麦の個性を生かす手段の一つとして、菓子へとその表現の幅を広げています。
清澄白河「CIEST」、石神井公園「NAMINAMI」。製粉を通じて、パンと菓子を行き来する、ボーダーレスな動きを選んだ2人の職人に話を聞きました。
JOURNAL / WORLD
英国の置土産、デカン高原で半野生化したアガベをスピリッツに India [Chittoor]
アガベ(竜舌蘭)を原料としたお酒といえば、メキシコのテキーラが有名だが、酒類業界のデータ機関IWSRによると、インドのアガベスピリッツ市場は2024〜25年に31%増の急成長を遂げている。
JOURNAL / WORLD
世界が注目するスパークリングワインの産地、英国に生まれたワイ ン・ツーリズム England [London]
現在イングランドとウェールズには1100以上のブドウ畑と約300のワイナリーがあり、過去6年間でヴィンヤードは約70%増、ワイン販売は200%増に。評価の高まりとともに、英国内のワイナリー巡りが注目を集めている。
RECIPE
パンや生野菜をヘルシーなつまみに変える「ヒヨコ豆のペースト」 フェーズフリーな食材レシピ:ヒヨコ豆
「いつも」と「もしも」をつなぐ“フェーズフリー”な食材の活用法を紹介する連載。今回は、缶詰のヒヨコ豆で火を使わずに作れる「ヒヨコ豆のペースト」を教わります。
RECIPE
制作日数1週間。缶詰を越える感動が待っている「コンビーフ」
【DIYレシピ】「マルディグラ」和知徹さん
普段買っている食べ物を、シンプルな材料と道具で作る「DIYレシピ」。今回は、脂に頼らず、しっとりと仕上げたい人におすすめの「コンビーフ」を紹介します。
JOURNAL / WORLD
アジアが世界のガストロノミーをリードする時代へ Thai [Bangkok]
2026年「アジアのベストレストラン50」で、バンコクはアジア17都市の中で最多となる9軒がランクイン。同年の『ミシュランガイド タイ』には43軒の星付きレストランが掲載され、世界中の料理人を惹きつける都市へと成長した。
JOURNAL / WORLD
国産にこだわる魚好きオージーに朗報!魚介類の原産地表示が義務化 Australia [Sydney]
2026年7月1日から、オーストラリアの飲食店で、魚介類の原産地表示が義務化された。メニューの改訂作業が進められ、消費者は提供される魚介類が豪州産か輸入品かを、これまでより容易に確認できるようになった。
JOURNAL / ILGOLOSARIO
柔らかな赤身のピエモンテ牛の最高峰。繁殖から精肉販売まで手掛ける一家の話 Vol.86 ピエモンテ州の肥育牛農家兼精肉店
世界に知られる高級牛肉の一つ、ピエモンテ牛の中でも「ファッソーネ」と呼ばれる肥育去勢牛は、脂肪分が少なく、牛肉特有の脂っぽさが口に残らず、カルパッチョで食せば、その素晴らしさがよくわかる。