店舗を持たないホームシェフやクラウドキッチンがコロナ禍中に急増したインドでは、その後も様々なフードデリバリーサービスが誕生している。そのなかで、一風変わったサービスが、人々の胃袋だけでなく心も掴んでいる。モバイルアプリの「ブークル(Bhookle)」だ。

インドの多様な母の味をデリバリーで。家庭料理をオーダーできるスマホアプリ India [Chennai/Bengaluru]

スパイス弾ける インドのタマネギの天ぷら「オニオン・パコラ」 プラントベースの始め方20
健康や環境への配慮から、植物性の食材を主体とする“プラントベース(Plant Based)”な食事法が注目されています。肉や魚や乳製品に頼らずとも「おいしい」料理を作る知恵は、世界各地に存在します。身近なレシピからおいしくプラントベースを始めるヒントを紹介します。

100年先も 愛されたい。
「リアルブレッド」が、地域をまわす。
「パンの道の駅」メイキングオブ 第1回
よいパンは人を集める__じわりと増えてきた「パン」×「地方」の取り組みは、このエネルギーの転用例です。でも、そもそも地方のパンって何でしょう?国産小麦を取り巻く環境が大きく変わる今、地方でパンを焼くならば、改めてその意味を考える必要がありそうです。
その土地で長く愛され続けるパン。地元農家と関わり合い、地域の食文化を語り、やがて巣立つ子どもたちの郷土の味となり、誇りになる。そして、とびきりおいしいパンってどんなパン? そんな疑問を、パンの研究所「パンラボ」を主宰する池田浩明さんが探求します。目指すは2028年にオープンする福岡県川崎町「パンの道の駅」のプロデュース。
池田さんの開業までの思考過程を追います。

和洋中問わず使える!新感覚かつおだし「かつおオイル」活用術 フェーズフリーな食材レシピ:かつお節
乾物など長期保存できる食材は、日頃から使い慣れておけば災害時にも役立ちます。そんな「いつも」と「もしも」をつなぐ“フェーズフリー”な食材の活用法を紹介。今回は鰹節を使った、ジャンル問わず大活躍間違いなしの新感覚「かつおイル」です。

ガストロノミーへの期待が高まるベトナムで注目の豪州出身シェフ Vietnam [Ho Chi Minh City]
2023年に初の『ミシュランガイド』が刊行されたベトナム。2年連続一ツ星を獲得したレストラン「アクナ」を率いるのは、オーストラリア出身のシェフ、サム・エイズベットだ。

ピンチョスの街サンセバスチャンの“10戒”。地元民が選ぶ次世代に残したいピンチョスガイド Spain [San Sebastián]
オーバーツーリズムが押し寄せるスペインの美食の聖地、サンセバスチャンで、伝統的なピンチョスの品質を守るための団体が立ち上がった。伝統バルの店主などで構成され、10戒とも言えるピンチョスの定義を定めて毎年ガイドブックを作成、優良バルを紹介する。

【ようこそ発酵蔵へ】蔵付き酵母に任せて5年「豆味噌」 三重・鈴鹿「東海醸造」
江戸時代から300年以上続く「東海醸造」の豆味噌は、5年の時間をかけて作る東海三県限定の味。日本の伝統食を次代へつなぐ蔵、生産者を訪ねます。

78歳。「気持ち穏やかに作れば、お酒もおいしくなる」 生涯現役|高知・三原村「土佐三原どぶろく」齋藤鈴代
高知県宿毛市生まれ。農家を営む夫とともに、家畜飼育に始まり、30年にわたってタバコを栽培。農家の傍ら、「農家食堂 青空屋」を営み、夫婦の名前の漢字を組み合わせたどぶろく「元代」(げんだい)を製造販売(現在は販売終了)。2016年、村のどぶろく生産者が集って合同会社を設立。一緒に働く女性いわく、「鈴代さんは普段は穏やかやけど、言わないかんことはピシッと言うてくれて、頼りがいのある人」。

食感と香りでビールが進む「季節野菜の山椒オイル和え」 プラントベースの始め方48
肉や魚や乳製品に頼らずとも「おいしい」を作る“プラントベース(Plant Based)”な調理法をシェフに教わります。今回は、彩りのよい春野菜を軽めに火入れすることで食感を活かした一品。山椒と生姜の風味が食欲をそそります。

アメリカの地方料理とは?人気レストラン出身の3人が開いたルイジアナ料理店 America [New York]
昨年、NY・ブルックリンにオープンした「Strange Delight(見知らぬおいしさ)」という名前のルイジアナ料理店。歴史の浅いアメリカで見過ごされがちな地方料理にフォーカスし、強いアイデンティティを放ち人気を集めている。

洋ナシのようなジューシーな果実感「かんぴょうのコンポート」 フェーズフリーな食材レシピ:かんぴょう
乾物など長期保存できる食材は、使い慣れておけば災害時にも役立ちます。そんな「いつも」と「もしも」をつなぐ“フェーズフリー”な食材の活用法を紹介。今回は「かんぴょう」をコンポートに仕立てます。まるで洋ナシ!な果実感です。

営業はランチに特化。イタリア的“家族経営の店”の新フォーマットを模索する注目店 Italy [Milano]
イタリアの伝統である“家族経営の店”の新しい在り方を模索する新店がオープン。ディナーに重点を置く食習慣が未だ根強いイタリアで、潔くランチだけの営業、ディナーは週1日金曜日のみという形態に。「息の長い、遠くを見据えた店」を目指している。

三ツ星レストランと人気ショコラティエがコラボ。極上ショコラショーで優雅なおやつ時間 France [Paris]
M.O.F.ショコラティエのパトリック・ロジェとパラスホテル「ラ・レゼルヴ・パリ」が共作した、期間限定ショコラショーが大人気。バニラとオレンジフラワーが香るゴーフル&クレーム・フエッテ(泡立てたクリーム)とともに供される。

フードテックは何のためにあるのか?世界を目指す料理人が知っておきたい3つの視点
ガストロノミーとフードテック。イノベーティブなアプローチを模索する姿勢は共通するも、フードテックに距離を感じる料理人はまだ多いのではないだろうか。見逃せない動きになっているフードテックの今を3つの視点から見ていこう。