飽きない料理、長く愛される味。「鴨肉の塩焼き」 長尾智子さんの「今日も台所」第6回

いつも感じの良い料理とは何かを考えている。味も作りも込み入っておらず、安心できるおいしさであること。繰り返し食べたくなるもの。 ディータ・ラムスの「良いデザイン10の原則」の中に、良いデザインは長持ちする。という言葉がある。料理に置き換えると、良い料理は飽きられない。良い料理は長く愛される。ということだろうか。家でも店でも、どんな場所、食べ物以外のどんなものにおいても、飽きないというのは最強だ。 最近、シンプルで素直においしいものを食べる機会があって、久々に興味深かった。きっぱりと線引きされるルールは、食べ手は作り手に従うこと。私が知る中では、福岡の水炊きや韓国系の料理は、仲居さんやら女主人、時々店の隅で目を光らせている主人のいうことを聞くのが得策で、いつもは鍋奉行でも、たまには人の言うことを聞いて食べる心地よさもある。作り手ならきっと興味深いのではないだろうか。

酸味と辛み、砂糖がつなぐ香りの余韻「ホタルイカと菜の花のソムタム」 これからの砂糖の話をしよう② アジア料理人編 東京・渋谷「Night Market」

低糖が加速するなか、いま、「おいしい」をつくるプロたちは、甘味をどう捉えているのでしょう。サトウキビの風味が生きた、きび砂糖を使うジャンルの異なるプロたちの視点を通じて、これからの甘味のあり方を考えます。 第2回は、東京・渋谷「Night Market」の内藤千博シェフ。愛用するウェルネオシュガー「きび砂糖®」を用いて、タイ料理が培う五味のバランスを、日本素材でどう生かすかの味づくりに迫ります。食材の味わいや、ハーブやスパイスのエスニックな香りの余韻をそっと伸ばす。その影の立役者は、実はきび砂糖なのです。

本と食で“ノルウェーの記憶”を保存する。国立図書館内に誕生した5つの食スポット Norway [Oslo]

ノルウェーに数ある新北欧料理店の中でも、「クレド」は“国立図書館の中にあるレストラン”という点で異彩を放っている。図書館という、知と記憶が蓄積される場所で、パンを買い、コーヒーを飲む。そんな日常の中から、「良い食材とは何か」「誰がそれを作っているのか」という問いが自然に生まれてくる。

野村友里さんに教わる、地球も人も健康にする「オーガニック味噌」の使い方

リジェネラティブ・オーガニックを日々の暮らしに溶け込ませる一手段として、パタゴニア プロビジョンズが送り出す「オーガニック味噌」 。ソーラーシェアリングの下、不耕起有機栽培で育てられる大豆を使用し、天然醸造で長期熟成される味噌の楽しみ方を畑&蔵&キッチンからレポート。