テックと言えば、今、なんといっても関心が高いのはAIだが、食領域におけるAIはどんな状況にあるのか? 2025年5月、スペインのバスク州ビルバオ市で開催された「F4F」の会場から現地ジャーナリストがリポートする。

AIはどこまで食のバリューチェーンに浸透しているか? 世界的フードテックイベント「F4F 2025」リポート

下ごしらえでもっと自由に!進化形「ぬか漬け」 スローレシピ
時間をかけて、料理すること自体を楽しむ。時短とは真逆の価値観の先に待つとびきりの味を紹介する連載「スローレシピ」。今回は「ぬか漬け」を教わります。下ごしらえをすればイモ類やキノコなど様々な食材が楽しめます。

身近な野菜や植物で作る“和製ハーブティー”「野菜茶」 【DIYレシピ】「七草」前沢リカさん
普段買っている食べ物を、シンプルな材料と道具で作る「DIYレシピ」。今回は身近な野菜や植物で作る“和製ハーブティー”「野菜茶」です。季節を味わいながら、デトックス効果も期待できます。

食パン人気はイタリアでも。徳吉洋二シェフが手掛けるベーカリーの快進撃 Italy [Milano]
2025年4月末、ミラノの住宅街に小さなベーカリーがオープン。バゲットやクロワッサンの隣に食パンやカレーパン、あんぱんなどが並ぶ「イタリアにはない風景」に、ひっきりなしに人が訪れている。

街中に初のチーズ工房
静岡・浜松「チーズ工房 HAKU」
地方のチーズ工房
日本の柔らかい水と草で育った牛のミルクを使い、土地の菌で醸す国産チーズ。かつての豆腐屋さんのように、作りたてのチーズを地元の人に提供する、”おらが街のチーズ工房”を紹介します。大きな病院や住宅が密集する街中に工房を構えたHAKU。

パン職人が熱い視線を注ぐデンマークのライ麦パン「ロブロ」の伝道師 くらもとさちこ
2024年春に出版された『北欧デンマークのライ麦パン ロブロの教科書』がきっかけとなって、「ロブロ」が今、注目度急上昇中だ。「ロブロはデンマーク人にとってパン以上の存在」と語る著者、くらもとさちこさんに、日本人にとってはまだまだ未知のロブロについて話を聞いた。

コンセプトは“ジャズと自然”。ロンドンで注目を集める日本人ミクソロジストの店 England [London]
バーカルチャーの発信地であるロンドン。2025年4月上旬、日本人ミクソロジスト鳥潟彦人氏が東ロンドンに開業した「ワルツ(Waltz)」が、メディアやバー業界の人々の熱い視線を一身に浴びている。

料理界の新しいリーダーから見たフランス料理の現在地。 「ガストロノミー “ジョエル・ロブション”」関谷健一朗
自分の料理を「フランス料理です」と胸を張って言えるようになったのは、ここ数年のことだという関谷健一朗シェフ。フランスで修業を積み、M.O.F.という栄誉を手にしながらも、常に「日本人がフランス料理を作る意味」を問い続けてきた。自らの不完全さを認め、チームの力を借りながら、アーティストであることより職人でありたいと、実直に基本技術の研鑽に励んできた。その姿からは、料理界の新しいリーダーの在り方が浮かび上がる。シェフの目から見える日本のフランス料理の今とこれからについて聞いた。

地下50メートルの洞窟で熟成させる唯一無二の硬質チーズ Vol.79 フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州カルソのチーズ生産者
イタリア北東部フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州カルソ地方。真冬に吹く地域特有のボーラという冷たい強風で知られるこの土地で、唯一無二のチーズを作るダリオ・ズィダリッチが今回の主人公だ。

ショウガが味の要「ジャガイモのスパイス炒め」 プラントベースの始め方51
肉や魚や乳製品に頼らずとも「おいしい」を作る“プラントベース(Plant Based)”な調理法をシェフに教わります。今回は、「ジャガイモのスパイス炒め」。ショウガが味の要です。

高知の郷土料理をナイフとフォークで「カツオの塩タタキ」 ブルーフード・レシピ:「アヒルストア」齊藤輝彦
日本周辺でとれる水産物の魅力を再発見するレシピを紹介する連載「ブルーフード・レシピ」。今回は、高知の郷土料理をおしゃれにアレンジした「カツオの塩タタキ」です。

異文化の味が重なるタイのカレー「エビのパッポンカリー(エビと卵のカレー炒め)」 ブルーフード・レシピ:タイ料理研究家 長澤恵さん
日本周辺でとれる水産物の魅力を再発見するレシピを紹介する連載「ブルーフード・レシピ」。今回は甘辛いソースでご飯が止まらなくなるタイのカレー「エビのパッポンカリー(エビと卵のカレー炒め)」です。

サステナブルな農業を支える高付加価値作物、米国産サフランに注目! America [Vermont]
稀少価値が高いことから“赤い金 (red gold)”と呼ばれるサフランの需要が、2018年から着実に伸び続けている米国。無農薬露地栽培のサフラン生産に取り組む「カラバシュ・ガーデンズ」の発展も、それに呼応しているかのようだ。

農家が育てた作物を餌に、耕作放棄地で魚を養殖。スウェーデン発完全循環型プロジェクト Sweden [Skåne]
スウェーデン南部スコーネ地方にある「ゴーズフィスク」は、2020年に創業し、耕作放棄地を活用した魚の陸上養殖会社だ。農家が育てる野菜や穀物を魚の餌に、農家自ら陸上養殖に参画し、加工、販売まで関わっている。