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FEATURE / MOVEMENT

カナダ建国150周年を記念したランチレセプション開催 カナダ・アルバータ州食材を、 もっと身近に、もっとおいしく 

1970.01.01


photographs by Hide Urabe / Hirofumi Kudo



豊かな土地と清らかな水を有するカナダ・アルバータ州。
広い敷地を生かした酪農が盛んで、牛肉、豚肉のほか、大麦、ハチミツなどが特産です。
そんな同州の食材を楽しむランチレセプションが、カナダ大使館で開催されました。

アルバータ州首相レイチェル・ノトリー氏が来日。州と日本のパートナーシップ構築のため、食品とエネルギー分野の人々と交流を図った。







豊かな自然に育まれた、安心な食材

4月26日(水)、日本への輸出拡大を続けるカナダ・アルバータ州の食材の魅力を広めるべく、カナダ食材を使ったランチレセプションがカナダ大使館で開かれました。
メニューは、広大な土地でストレスなく育てられた牛や豚の肉を豪快に焼くバーベキューの他、化学調味料不使用のカナダポークソーセージのグリルや、カナダビーフのステーキ、アルバータ州特産のハチミツで造られたハニーワイン、デザートなどが振舞われました。

今年、記念すべき建国150周年を迎えるカナダ。その国土は日本の27倍、人口は約3600万人で、食材の生産量の70%が輸出されます。それだけに品質の向上には力が注がれてきました。
特に豚肉は、農水省と養豚業者が構築した高水準の食品安全システムによって、味のみならず高い安全性を実現しています。豚舎の温度や空気循環が管理された衛生的で安全な農場、すべての肉豚の個体識別によるトレーサビリティ、行き届いたアニマルケア、成長ホルモンや畜産薬剤を使用しないなど、7つの約束のもとに生産されています。日本への輸出量は2010年から2016年の6年で2.5倍へ拡大。豚種の大半が、アルバータ州の高品質の大麦を飼料とし、甘味が強く白く締まった脂身と口当たりのよい三元豚なので、日本人好みの味わいです。

今年、建国150周年を迎えるカナダが育む、おいしく、安全な食材は、さらに食卓に並ぶ機会が増えそうです。

アルバータ州特産の大麦を飼料とするカナダビーフは、柔らかく、甘味がある。

ランチレセプションのメニューには、アルバータ州の食材を中心に、カナダ産食材が多数並んだ。

アルバータ州カルガリー近郊に位置するハニーワイン醸造所、スピリットヒルズ社のカウボーイズサングリアで乾杯。

カナダポークは塊でロースト後、グリル。適度な締まりと弾力、甘味がある。

カナダポークで作ったプルドポークを挟んだハンバーガー。

ソーセージなど肉加工品を製造するSIWIN社のソーセージはバンズに挟んで。

養蜂に適した気候と豊富な花源を持つアルバータ州のハチミツとCococo Chocolatiers社のチョコレートを使ったガトーショコラ。

■ランチレセプション MENU (※抜粋)
《冷菜》
*アルバータ産大麦とカナダ産ワイルドブルーベリーのサラダ
 アルバータ産ハニーマスタードドレッシング
*ひとくちアルバータプルドポークバーガー

《温菜》
*カナダ・アルバータ州産 リブアイロールビーフ・ポークロインのBBQグリル
*アルバータ大麦と野菜のリゾット 
 パルミジャーノチーズとトマトの風味
*アルバータソーセージのグリル

《デザート》
*自家製アルバータ産蜂蜜のアイスクリーム
*アルバータ産のガトーショコラクラシック

《ドリンク》
*スピリットヒルズ社カウボーイズ サングリア「Yee Haa !」



●問い合わせ先
カナダ・アルバータ州政府在日事務所

☎ 03-3475-1171
www.albertacanada.com/japan/jp/





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