HOME 〉

FEATURE / MOVEMENT

類まれな料理人キャリアに門戸が開かれた! 「モエ・エ・シャンドン」の、新エグゼクティブ・シェフへの道 | The Cuisine Press WEB料理通信

1970.01.01


text by Yukino Kano

※本応募は2016年4月15日をもって締め切りました。

料理人として「名門シャンパンメゾンのエグゼクティブ・シェフ兼アンバサダー」というポジションで活躍できるとしたら、それはキャリア形成上、相当に特別な意味を持つのではないだろうか?





創業1743年、270年以上の歴史を持つ名門シャンパンメゾン「モエ・エ・シャンドン」が、メゾンの新エグゼクティブ・シェフを世界中で公募している。30年以上に渡り活躍してきた現職ベルナール・ダンスの引退に伴い、新たなシェフをグローバル コンペティション形式で選ぶことになったのだ。その名も“Moët & Chandon Wants You !”です。

醸造最高責任者のブノワ・ゴエズ氏。2005年に35歳の若さで現職に着任して以来、今もモエ・エ・シャンドンの歴史に息吹を与え続けている。



エグゼクティブ・シェフ、しかも名門シャンパンメゾンのシェフは、通常のレストランとは全くベクトルが違うキャリアだ。醸造最高責任者のブノワ・ゴエズとのコラボレーションを軸に、長い歴史の中で様々な人を魅了してきた「モエ・エ・シャンドン」の幅広い美酒の魅力を体感し、その価値をより高めるべく料理クリエーションを行い、メゾンの大切なゲストをもてなす。料理というアートを通じ世界に向けて美味なるメッセージを発信する、メゾンのアンバサダーという立場になるのだ。





モエ・エ・シャンドンは、本拠地シャンパーニュ地方エペルネにある迎賓館トリアノンやブドウ畑に建つサラン城で、世界中の国家元首や王侯貴族、様々な業界のVIPをもてなしてきた。この世の極上を知り尽くした彼らに「モエ・エ・シャンドン」が誇る、モエ アンペリアルからヴィンテージまで多彩なキュヴェとマリアージュさせた美食を披露し、感動を与える。
応募のチャンスそのものが滅多に遭遇することのない類まれなことであり、たった一人だけがこの貴重な栄光を得られるのだ。
書類などによる応募の締切は4月15日(金)(フランス時間)。その後セミファイナル4名が選出され、7月初旬にエペルネにて開催されるセミファイナル、決勝を経て新エグゼクティブ・シェフが決定。2016年9月からモエ・エ・シャンドンの迎賓館トリアノンとサラン城での仕事がスタートする。

メゾンが長い年月をかけて培ってきた伝統と革新、ホスピタリティーと卓越した精神を、料理を通して次世代に伝えていく。そんな非常に稀有な舞台が今、情熱と向上心、創造性と美食文化を愛する感性を持つ料理人に提示された。シャンパーニュ地方から世界へ、未来へ。無限の可能性と極上のシャンパンとともに、唯一無二の味覚探求に旅立とう。




※本応募は2016年4月15日をもって締め切りました。

■モエ・エ・シャンドン エグゼクティブ・シェフ応募ページ(英語)
http://www.moet.com/newchef
※「Country」の欄で「France」を選択すると応募コンテンツが表示されます。
■モエ・エ・シャンドン 公式サイト
http://www.moet.jp/







料理通信メールマガジン(無料)に登録しませんか?

食のプロや愛好家が求める国内外の食の世界の動き、プロの名作レシピ、スペシャルなイベント情報などをお届けします。