“作る”と“食べる”を結ぶフードイベント
イベントの成功はキッチンで決まる!?
2015.12.24
FEATURE / MOVEMENT
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オープンキッチンのバンケットルーム
パントマイマーの衣装をつけた演者が中へと招き入れる。
会場の一角を占めるオープンキッチン。目の前で盛り付けられ、作りたてが運ばれていく。
演奏と調理がシンクロしながらパーティが進行。
シェフも演奏に加わってライブ感満載。

もちろん本業の料理は手抜かりなく。
コックコートで演奏するバンドマン。

切り株をお皿にして自然の趣きたっぷりに。
キッチンは“生活のアトリエ”
「食のつながり、団欒の喜び。」と題して小布施ワイナリーのぶどう畑で行なわれたイベント。
畑の中の簡易のキッチン。人間も自然の一部だから、環境に順応して腕をふるう。
ノマディックキッチンの中心メンバー、野村友里さんの生き方に憧れる人は多い。
料理人が束になれば、アウトドアもカセットコンロもなんのその。
小布施ワイナリーの曽我彰彦さんは「ワインに旅をさせない」が信条。畑での食事会は本望。
チーズやフルーツにぶどうの葉をあしらって。
ハイアットの新戦略・GRAND HYATT = MICE
キッチンをどう機能させるか

「グランド ハイアット 東京」で。「ザ・レジデンス」と名付けられたスタイルは、個人の邸宅のリビングのよう。
本があるだけで、漂う空気に情感が生まれてくる。

小道のような演出も生きてくる。
棚の存在によって、空間が表情豊かになり、しっとりした落ち着きも醸し出される。
箱からの脱却
DINING OUT ARITA より
DINING OUT TAKETA より Photographs by Hide Urabe
キッチンが外へ飛び出していく
アミューズの数々。森の緑が映えて美しい。
岩魚を朴葉でくるんで蒸し焼きに。
ブレストンコート総料理長浜田統之シェフ(当時)が自ら調理。
自然の装いを生かした盛り付けに。
森の中のダイニングキッチン。
肉も野趣味を帯びて見える。

アウトドアでもスタイリングはお洒落に。
“作る”と“食べる”がワンセット