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JOURNAL / 世界の食トレンド

England[London]

さらなる進化を遂げる、モダン・インディアン店

2016.05.09

  • 厳選した食材とスパイスを駆使し、伝統的なインド料理を独創的にアレンジしたモダン・インディアンを供するファインダイニングが点在するロンドン。最近では、スタイリッシュで肩肘張らない雰囲気をウリにした小皿料理のモダン・インディアンが街に台頭し、話題だ。

    中でも注目を集めているのが、2015年10月にソーホーにオープンした「ホッパーズ」。「ホッパー」(現地名は“アーッパ”)は、米粉をココナッツミルクで溶いて発酵させた生地を焼いたスリランカのクレープのこと。生地の縁はパリパリ、中心部はモチモチとした食感、これを手でちぎってカレーや特製のチャツネ、サンバル(ココナッツのふりかけ)と共に食べる。その他、ボーンマロウ(骨髄)カレーやマトン・コロッケなど個性溢れるメニューが人気だ。

    仕掛け人はミシュラン星付きの店を4軒構える、インド系レストラン起業家のK.セティー氏。今ロンドンで最も注目されている食業界のトレンドセッターであり、店頭に見られる長い行列がそれを証明している。
    (『料理通信』2016年4月号/「ワールドトピックス」より)

    ◎ Hoppers
    49 Frith Street, Soho, London W1D 4SG
    ☎ 非公開
    12:00~14:30 、17:30~22:30
    日曜休
    www.hopperslondon.com

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