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JOURNAL / 世界の食トレンド

France[Paris]

パリ・リヨン駅に期間限定の駅弁スタンドが誕生!

2016.01.06

  • 駅弁は、日本の食文化の魅力の一つ。車窓の景色を楽しみなら幕の内やご当地の美味を味わう旅は格別だ。そんな駅弁がこの冬、パリに上陸する。仕掛けたのは、日本で駅弁や車内販売などの事業を行う「NRE」。2015年12月1日から2カ月、パリのメイン国鉄駅であるリヨン駅のコンコースに駅弁スタンドをオープンし、5種の駅弁(8~15ユーロ)を販売する。

    前菜・主菜・デザート&パンというフランス料理のスタイルを表現した「パリ―リヨン」は、シャロレ牛がメイン。ほかにも、ちらし寿司や天ぷらなど祭り的なイメージの料理を主役にした「おもてなし」、賑やかな「幕の内」に「助六寿司」、そして鶏の唐揚げやきんぴらごぼうを添えた「おにぎり」なども。いずれも100%和食の構成だ。

    車内販売があまり充実しておらず、駅弁文化もないフランス。ブルゴーニュ地方を通り、南仏やスイスなどへ向かうTGVの車中で、ブドウの丘陵や雪山を眺めながら頬張る駅弁のおいしさに、この冬、フランス人が虜になること間違いなし!
    (『料理通信』2016年1月号/「ワールドトピックス」より)

    ◎ Kiosque-EKIBEN
    Gare de Lyon(リヨン駅)構内のHall2(ホール2)
    8:00~20:00
    2016年1月31日までの期間中無休

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