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2015年夏、肉好きの間で話題をさらったのが、「ソーセージマン・ネバー・スリープ」。ベルリンの若手マイスター、サイモン・エリー氏が生み出す、個性派ソーセージの店だ。
ニュージーランドで精肉業を学んだ彼は、ドイツソーセージのおいしさに開眼。マイスター試験を受けて見事合格し、オリジナルソーセージを作り始めた。脂肪のバランスが良いドイツ古来種の豚肉をベースに、アップル&セージ、ハラペーニョ&チェダーチーズ、唐辛子&山羊チーズなどを混ぜ込む。試作を繰り返して選ぶ食材の組み合わせは、一見かなりの変化球のようだが、食べれば納得。
例えば一番人気のアプリコット、クリームチーズ、ヘーゼルナッツを練り込んだソーセージは、グリルすると本領を発揮する。ジューシーな粗挽きの脂身に、とろけたアンズが甘酸っぱく絡み、ナッツの歯応えがアクセントになり、箸が進む。次々と新しい組み合わせが登場するのは、夜明け前から仕込み、夜が更けても試作を繰り返すため。“眠らない男”が作るソーセージ、一度試してみては?
(『料理通信』2015年11月号/「ワールドトピックス」より)
◎ The Sausage Man Never Sleeps
Markthalle Neun Eisenbahnstrasse 42, D-10997 Berlin
☎ +49-30-577094661
金12:00~20:00、土10:00~18:00
www.thesausagemanneversleeps.com
text & photograph by Hideko Kawachi
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