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2016年6月にオープンした「バオ・バル」は、2つのコンセプトを掲げる店だ。1つは、1品に的を絞った専門店というスタンス。昨今、“バオ”(蒸しパン)に具材を挟むバオバーガーが人気だが、サイドメニューのひとつに過ぎない店が多く、専門店は初めて。
同店のバオバーガーはミシュラン星付きレストランのシェフ、パコ・ペレスがプロデュ―スし、全部で12種。牛テールの煮物は、エシャロットやハーブ、バニラと一緒に弱火で長時間煮込んだ牛テールを、シェリー酒と肉汁を煮詰めたソースに絡める。他にも低温のオーブンで24時間調理した牛肉や、わさび入り自家製マヨネーズと和えたカニサラダなど、時間や手間をかけた凝った具材が揃う。バオも独自のレシピで自家製、セイロで蒸して日本から取り寄せた保温器を使用する。
もうひとつのコンセプトはIZAKAYA(居酒屋)。客席から見渡せるオープンキッチンと大テーブルをシェアするのがスペイン流。異国のアイテムと気軽さの融合が人気の秘訣だ。
(『料理通信』2017年5月号/「ワールドトピックス」より)
◎ BAO BAR
C/Arimon 48, Barcelona
☎ +34-691-403-599
13:00~16:00、20:00~23:00
無休(日曜は夜のみ)
バオバーガー 4.5 ユーロ~
text & photograph by Makiko Hata
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