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SDGs

【11月27日(水)開催】食で未来をつくる。

“食×SDGs”Conference -Beyond Sustainability- #1

2019.08.06

国連が2015年9月に策定したSDGs(持続可能な開発のための目標)では、気候変動や海洋汚染などの環境問題をはじめとして飢餓や貧困、ジェンダーなど様々な地球規模の課題を、国も地域も、企業も、そして一市民である私たちも、みんなが手を取り合って、具体的な解決に向けた一歩を踏み出していこうとする、世界共通の17の目標を掲げています。

作り手(生産者)、使い手(料理人)、食べ手(生活者)を取り結ぶ活動を続けている弊社は、「食」こそが自分と地球の自然環境を結び付け、様々な問題とのつながりを示唆するのに有効であるという信念のもと、この度「“食×SDGs”Conference-Beyond Sustainability-」と題したカンファレンスを開催することになりました。






食の専門メディアがなぜ開催するのか?

料理通信社では、2018年初めより“食で未来をつくる・食の未来を考える”をテーマにしたWeb「The Cuisine Press」で、2019年春からは、雑誌『料理通信』においても「未来を変えるアイデアー誰もがはじめられるSDGs実践集ー」と題して、食を取り巻く様々な問題を身近な課題として捉え、解決への一歩に地道に取り組む事例をご紹介してきました。
また私たちの日々の暮らしのなかでの行動 ー買い方や食べ方の選択一 のひとつひとつから、未来を変えていけるという気づきを得ていただく場をつくってきました。

本カンファレンスにおいては、「食」が社会に働きかけていける力、業態を超えて手を携えていけるフレキシビリティをベースに、多様な視点を持つ方々とともに、インタラクティブなトークセッションやワークショップを展開。「なぜ私たちは持続可能な社会を繋いでいく責任があるのか?」という問いを立てながら、耕していきたい未来について考えていきたいと思います。

現在、ビジネスの場においては、自社の強みを活かした事業を通じて、地域においては地域資源を見直し、利活用を通じた地域活性で、教育現場では、問題の構造を理解し多面的なモノの見方を育むことで、SDGsの達成に貢献していこうとする模索が続けられています。
こうした異なるセクターが互いの強みを活かして、共有する問題の解決に挑んでいく動きにも注目しながら、境界をまたいでクロストークを展開していくことを目指したいと思います。


多彩なプログラムを、段階的にご紹介していきます。

本カンファレンスでは、地球規模の社会課題に取り組むチャレンジやアイデアを共有しながら、持続可能な社会について考え、気づきを得ることを目指します。料理通信社からは「ガストロノミー」を「より良い食べ方の探求」と再定義し、プレゼンテーションを行うほか、2つの基調講演、ワークショップなど多彩なプログラムを予定しています。今後、段階的に詳細を発信していきますので、ぜひご注目ください。

【開催概要】


“食×SDGs” Conference -Beyond Sustainability #1-
■日  時: 2019年11月27日(水)11:00~19:00予定(10:00開場)
■場  所: BASEQ(東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷6F)
■来 場 者: 約400人
■参 加 費: 1日参加券(交流会参加券含む)5,000円、スペシャルランチボックス券 1,000円
■申込方法: Peatixよりお申込みください。
■主  催: 株式会社 料理通信社
■後  援:
  

■協  賛:
    









  • 終了








1. 基調講演
基調講演1|「kurkku」代表/音楽プロデューサー 小林武史 氏
長きにわたり様々な環境問題に向き合い、サステナブルな社会を目指した活動を続け、2017年からは宮城県石巻市牡鹿半島を舞台にアートと音楽と食の総合芸術祭「Reborn-Art Festival」を開催、この10月には千葉県木更津市にサステナブル ファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」を本格稼働させる小林氏をお迎えします。

基調講演2|「パタゴニア日本支社」近藤勝宏 氏×「OGINO organic Restaurant」荻野伸也オーナーシェフ
ビジネスを通じた環境保護に関してパイオニア的存在であるパタゴニアが立ち上げた食ブランド「パタゴニア プロビジョンズ」を担当する近藤勝宏氏ならびに、日本の食材物流における問題など様々な社会課題に向き合い、志ある生産者と手を携え、精力的に活動を行うアスリートシェフ荻野伸也氏をお招きします。

*両基調講演は、さらにゲストが加わってのクロストークとなる予定です。

2. 料理通信社プレゼンテーション
「ガストロノミー」を「より良い食べ方の探求」と捉え、“Beyond Sustainability”をテーマにプレゼンテーションを行います。

3. トークセッション
有限な食資源と自然環境、未来の食生活に求められる技術、暮らしやすいまちづくり、誰もが同じ食卓を囲めるような社会等、互いに繋がりもある課題をテーマ例として、誌面企画と連動したクロストークを展開します。

4. ミニブース出展
本カンファレンス主旨に寄り添うモノやサービスのご紹介ならびに体験機会創出のためのブースをご用意します。

5. ワークショップ
ご賛同いただくパートナー企業・団体が掲げている課題に、参加者とともに向き合い、インサイトを得てアイデアを生み出すワークショップをデザインし、実施します。

6. 交流会
登壇シェフによるテーマ性のあるフードケータリングを手配。登壇者と参加者、業種間の垣根を超えて有機的な繋がりをもたらせるよう同時開催します。




ガストロノミーの再定義~より良い食べ方の探求~

料理通信社からは、「ガストロノミー」を「より良い食べ方の探求」と捉え、この解釈を起点に“Beyond Sustainability”をテーマとしたプレゼンテーションを行います。この「より良い食べ方の探求」こそ、SDGs達成のための大きなヒントをもたらすものだと考えます。

「より良い食べ方の探求」とは;
・精神的・社会的により豊かに食すべく探求すること。
・食べるという行為を、科学、社会、経済、政治、芸術、歴史、健康など、様々な観点および関係性の中で考察し、表現すること。
・食材生産の根幹となる資源や環境への配慮のうえに、流通・加工・調理技術、食卓上の表現を可能にしていくこと。

「ガストロノミー」は、贅を尽くした料理や先端的な料理を想起する「美食学」と訳されてきました。しかしながら、世界の料理の最前線が「サステナブル」という地球の共通課題の上に、クリエイションを展 開してきた背景を踏まえ、自然への負荷を極力少なくし、動植物本来の生態に沿うように食材を生産する、その特性を活かすように加工・調理することこそ、現代のガストロノミーだと解釈し、本カンファレン ス開催の目的に繋げていきます。




パートナー企業/団体を募集します
本カンファレンスにご賛同いただき、共にメッセージを発信いただくパートナー企業・団体を募集いたします。メディア発信、会場ブース展開など、ご協賛種別に応じたプランをご用意しています。
つきましては、本カンファレンスに関する説明会を開催しますので、ぜひご参加くださいますようお願いいたします。

【開催説明会】*以下日程での説明会は終了しました。9~10月にも開催を予定しています。
▼会場・日時
会場①:BASEQSTUDIO (東京ミッドタウン日比谷 6F) 定員25名 申込はPeatixより
・第1回 2019年8月7日(水)16:00-17:00

*同会場18:00からは「ゲームを通じてSDGsを体感するMEETUP」を開催します。食とSDGsとのつながりを感じていただける入門編ワークショップとなっていますので、ご興味ある方は奮ってご応募ください。申し込みはPeatixより

会場②:amana square<session hall>(天王洲アイル駅徒歩5分)各回 定員50名 申込はPeatixより
・第2回 2019年8月9日(金)11:00-12:00
・第3回 2019年8月16日(金)11:00-12:00
・第4回 2019年8月21日(水)16:00-17:00

▼説明会内容
・料理通信社のSDGsに関する取組みについて
・「“食×SDGs”Conference -Beyond Sustainability- #1 」について
・パートナー企業/団体様の本カンファレンスへのご協賛について
・質疑応答
※プログラムはやむなき事情で予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。




















お問い合わせ
SDGsカンファレンス事務局(株式会社 料理通信社内)
TEL:050-1746-1145
FAX:03-3740-1934
e-mail:sdgs@r-tsushin.com









  

<OUR CONTRIBUTION TO SDGs>
地球規模でおきている様々な課顆と向き合うため、国連は持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals) を採択し、解決に向けて動き出 しています 。料理通信社は、食の領域と深く関わるSDGs達成に繋がる事業を目指し、メディア活動を続けて参ります。





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