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京都滞在に1泊プラスしたい、心身を癒す宿「moksa」誕生

2022.03.23

京都市中心部から車で北に20分ほど走ると、自然豊かな療養の地、八瀬にたどり着く。若狭に続く山道の入り口であり、鴨川の上流、高野川のほとり。日常から非日常に切り替わるこの地に、心身を癒し、生まれ変わりを体験する宿「moksa」が、3月30日(水)オープンする。

「moksa」とは梵語で“解脱”や“解放”を意味する言葉。土地がもつ歴史や文化を生かし、“お茶”と“蒸湯”を中心に、身体を内外から巡らせ、再生させることを目的とした31室の滞在型ホテルだ。

チェックインカウンターの横には、苔庭を眺めながら薬膳茶、中国茶、台湾茶、日本茶を楽しめる4席の喫茶カウンター「帰去来(ききょらい)」が。京都出身のエグゼクティブ・シェフ兼副支配人の宍倉宏生さんが腕を振るうレストラン「MALA(マーラ)」は、大原の農家をはじめ京都近郊の旬の食材を、薪火を使って調理したコースを提供。薪のはぜる音や匂いに包まれ、食事が進むほどに心がほどけていく。

“窯風呂”という日本最古の蒸湯文化にちなんだ予約制プライベートサウナ「蒸庵(ジョウアン)」で身体を整え、ぐっすり眠った翌朝は胃腸にやさしい“養生朝食”も用意。京都滞在に1泊加えて過ごしたい1軒だ。

 


◎moksa
京都府京都市左京区上高野東山65
京都駅より車で30分
叡山電鉄「八瀬比叡山口駅」より徒歩5分
¥35,000~/1名(ディナー・朝食・サービス料込)
http://moksa.jp

photo by Norio Kidera

 

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