「調理医学(Culinary Medicine)」とは、米医学界で体系化がスタートして20年足らずの新分野だ。投薬のみに頼らず、食を通して、心身の機能回復を実現させることを目的とする。
「癒しの自炊」を提唱。ハーバード大が開発した“調理医学”コーチングプログラム America [Cambridge]
プラントベースの始め方03
潰した割れ目が極上のおいしさ
げんこつジャガイモとモーリョ・ヴェルデ
ポルトガル料理研究家 馬田草織さん
健康や環境への配慮から、植物性の食材を主体とする“プラントベース”な食事法が注目されています。肉や魚や乳製品に頼らずとも「おいしい」料理を作る知恵は、世界各地に存在します。身近なレシピからおいしくプラントベースを始めるヒントを紹介します。
85歳。職業は「洋菓子製造販売」。当時はあまり知られていない仕事だったんです。
生涯現役|東京・市ヶ谷「ゴンドラ」細内進
戦時中から戦後へ、クリスマスケーキの登場、スイス、ドイツ、フランスへの海外修業、帰国後の海外シェフの誘致に、世界大会への参加。「洋菓子製造販売」という職業が、日本で認知されるようになるまでの85年です。
ヘルシーで本格志向。タイで人気のパッタイ専門店「バーン・パッタイ」がパリに上陸! France [Paris]
2018年に『ミシュラン・バンコク』発行以来、6年連続でビブ・グルマンを獲得するタイで人気のパッタイ専門店がパリに初進出。タイ直輸入の調味料とフランスの生鮮食材、うま味調味料を一切使用しない味づくりで、今秋パリっ子の間で注目の的に。
外食疲れをリセット「芽ヒジキとクレソン、雑穀のサラダ」 フェーズフリーな食材レシピ:芽ヒジキ、雑穀
「いつも」と「もしも」をつなぐフェーズフリーな食材を、おいしく活用するレシピ。今回のアイテムは芽ヒジキと雑穀。シンプルなサラダをおいしく作るコツは、“茹で方”にありました。
プラントベースの始め方04 ペルー庶民の屋台のおやつ。スパイス×根菜ドーナッツ「ピカロネス」 「荒井商店」荒井隆宏シェフ
健康や環境への配慮から、植物性の食材を主体とする“プラントベース”な食事法が注目されています。肉や魚や乳製品に頼らずとも「おいしい」料理を作る知恵は、世界各地に存在します。身近なレシピからおいしくプラントベースを始めるヒントを紹介します。
缶コーヒーの常識が変わった!高級品種「ゲイシャ」を味覚のスペシャリストがテイスティング
1994年に発売以来、進化を続けてきた缶コーヒー「UCC BLACK無糖」に、高級品種「ゲイシャ」を使った新作が登場。コーヒー、チョコレート、ワインのスペシャリストが、その味わいに迫ります。
和の穀物でイタリアの味「大豆とそばの実のサラダ」 フェーズフリーな食材レシピ:大豆、そばの実
「いつも」と「もしも」をつなぐフェーズフリーな食材を、おいしく活用するレシピ。今回のアイテムは大豆とそばの実。和の穀物も、イタリア式の味づくりでワインに合う一品に仕上がります。
オリジナルの野菜も夢ではない 西洋野 [長野]未来に届けたい日本の食材 #45
変わりゆく時代の中で、変わることなく次世代へ伝えたい日本の食材があります。手間を惜しまず、実直に向き合う生産者の手から生まれた個性豊かな食材を、学校法人 服部学園 服部栄養専門学校理事長・校長、服部幸應さんが案内します。
2024年10月4日、服部幸應様がご逝去されました。長きにわたり、本連載の案内役を務めていただき、多大なるご尽力をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。ここに謹んでお悔やみ申し上げます。料理通信社 一同
サーキュラーエコノミー時代のパッケージのあり方を提案 包装技術コンサルタント 内村元一
脱プラや脱炭素が叫ばれる時代、環境に負荷をかけないことと食品の風味や衛生保持との両立に頭を悩ませる。そんな“包装”の悩みに応えるのが、「パックエール」の内村元一さんです。
時間が生み出すもっちり食感「こねないバゲット」 【DIYレシピ35】「ビーバーブレッド」割田健一さん
シンプルな材料と道具で作れる自家製アイテムを教わります。今回は、長時間寝かせて作る「こねないバゲット」。
使い捨てより、繰り返し使えるプラスチック容器をレンタル。テイクアウトの常識が変わる! Norway [Oslo]
ノルウェーの首都オスロにあるフードコートで、今年6月からスタートしたテイクアウト用容器のレンタルサービスが好評だ。紙製の容器を使い捨てるより、プラスチック容器を循環利用することで焼却による温室効果ガス排出量を抑える試みだ。
日本茶の新領域「生ボトルティー」に未来を懸ける。 「冬夏 tearoom toka」奥村文絵
その液体を口に含んだ途端、思わず目を見開き、息を止め、ひと呼吸置いてからそっと喉の奥に送り込む。というのが、ボトルティー「冬夏青青(とうかせいせい)」を初めて飲んだ時の多くの人の反応だ。無意識のうちに丹念に味わおうとさせる性質が液体自体に備わっている。手掛けたのは、京都市上京区で「日日 gallery nichinichi」と「冬夏 tearoom toka」を営む奥村文絵さん。農薬と化学肥料を使わない農法による単一品種の茶葉と京都の水だけで仕上げた非加熱抽出の煎茶、その素性の根底にあるのは、「日本茶を通して都市と里山をつなぎ、自然資本に対する人々の意識を喚起したい」との思いだ。銘柄よりも茶樹の個性を。慣習よりも未来への可能性を。それを体感してもらうための一滴である。
(2023年3月に掲出した記事の再掲載です)
1日で漬かる発酵食品。スープのように食べられる「水キムチ」
パワーオフ・レシピ
エアコンの使用などで家庭での電気使用量が急増する夏。一人ひとりがエネルギー消費の節約に取り組むことが気候変動抑制につながることから、電気やガスを使わなくてもおいしく作ることができる「パワーオフ・レシピ」をシェフに教わります。暑い日に台所で火を使いたくないときはもちろん、知っておくとガスや電気が止まった災害時やアウトドアでも役立ちます。電気・ガス代が過去最高水準になっている今、家計防衛術としてもレパートリーに取り入れたいレシピです。
(2023年7月に掲出した記事の再掲載です)