SNSによって情報が過剰に拡散し、料理の表現が均質化しつつある現代においてこそ、フランス料理は経験豊かな食べ手たちによって、より厳しく選び取られている。16区の閑静な住宅街に2024年10月にオープンした「アルト(alt)」は、正統派の流れを象徴する1軒だ。
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パリの美食家が選び取るのは、日本人シェフによる正統派フランス料理店 France [Paris]
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早くも食の新名所に?シドニーのフィッシュマーケットが移転リニューアル Australia [Sydney]
2026年1月、南半球最大級のシドニー・フィッシュマーケットが、5年の工事期間を経て隣接地に移転リニューアルオープンした。環境に配慮した設計で、屋根には約400枚のソーラーパネルを設置し、夜にはライトアップ。廃棄物削減にも積極的に取り組んでいる。
RECIPE
プラントベースの始め方05 “つゆだく”で仕上げるナムル3種(モヤシ・ホウレン草・紅白なます) 「韓灯(ハンドゥン)」金 順貞(キム・スンジョン)さん
健康や環境への配慮から、植物性の食材を主体とする“プラントベース”な食事法が注目されています。肉や魚や乳製品に頼らずとも「おいしい」料理を作る知恵は、世界各地に存在します。身近なレシピからおいしくプラントベースを始めるヒントを紹介します。
RECIPE
“質も値段も日本一”な魚屋の手仕事「銀ダラの西京漬け&カマスの干物」 ブルーフード・レシピ:「根津松本」松本秀樹さん
海に囲まれ、豊かな漁場を有する日本には魚食文化が根付いています。魚を食べるなかで培われ、受け継がれてきた知恵や知識を継承し、上手に食べることは、多様性豊かな海の保全につながります。日本周辺でとれる水産物(ブルーフード*)の魅力を再発見するレシピを人気店のシェフに教わります。今回は、“質も値段も日本一”と評判の魚屋「根津松本」直伝の「銀ダラの西京漬け」と「カマスの干物」です。
*ブルーフードとは、淡水・海洋環境に由来する植物、動物、藻類など水生生物性食品のこと。食料危機や気候変動などの課題に対応し、健康的で持続可能な食料システム構築への貢献が期待されている。
**日本の海面漁業の漁獲量ランキング(漁獲量/前年比)【農林水産省:令和5年漁業・養殖業生産統計】
全体(282万3,400t/-4.3%):1位マイワシ(68万900t/+6.1%)、2位ホタテガイ(33万600t/-2.8%)、3位サバ類(26万1,100t/-18.3%)、4位カツオ(15万2,600t/-20.0%)、5位スケトウダラ(12万2,900t/-23.4%)、6位カタクチイワシ(11万4,000t/-7.3%)、7位マアジ(9万2,000t/-7.0%)、8位ブリ類(8万1,000t/-12.9%)、9位サケ類(6万t/-31.8%)、10位マダラ(5万4,000t/-6.9%)
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温故知新!生産者と住民がダイレクトに繋がる産直マーケットが急増中 Italy [Firenze]
中世の昔、街は城壁によって守られ、城門を通してのみ外界にアクセスできた。そんな街の構造が今に残るフィレンツェでは、いくつかの城門が古の佇まいを保っている。
その一つ、サン・フレディアーノ門のすぐ近くに新しく屋内市場が誕生した。経営するのは、コルディレッティ(イタリア専業農家連盟)の傘下財団「カンパーニャ・アミーカ(親しき田舎)」。イタリア最大の農業人団体が2008年に設立した、農業を軸とする伝統と環境の保全、経済発展を目指す組織である。
「サン・フレディアーノ屋内市場」と名付けられたそこは、かつての製紙工場跡を改造した1000平米超のスペースで、フィレンツェ近郊の50あまりの生産者が出店。青果、肉、肉加工品、乳製品、オリーブ油、ハチミツやジャムなどの保存食、ワイン、クラフトビールまで揃う。イートインのためのスペースが随所に散らばり、ランチタイムには食堂もオープン、エノテカではグラスワインが楽しめる。
PEOPLE / INNOVATOR
北海道と本州・九州の小麦は、なぜ違う?ゲノムが語る、国産小麦の“設計図” 「パンの道の駅」メイキングオブ 第6回
「北海道小麦でパンを焼くと、生地がよく伸びて膨らむ。一方、本州の地粉は扱いが難しいけれど、焼き上がりの風味が深い」といわれる。だが、この違いはどこから来るのでしょう?それは、小麦の"設計図"=ゲノムにあります。
2020年、世界各地の15品種のゲノムを解読した、日本を含む世界10ヵ国による「国際コムギ10+ゲノムプロジェクト」*1の発表をもとに、今回は、小麦選びをもっと深くする、ゲノムのお話です。
RECIPE
ナチュラル系中華に必須の旨味調味料「酒醸(チュニャン)」 【DIYレシピ】
普段買っている食べ物を、シンプルな材料と道具で作る「DIYレシピ」。今回は、中華料理に自然な旨味と甘味をプラスしてくれる万能調味料「酒醸(チュニャン)」を紹介します。
JOURNAL / WORLD
アジア展開が加速するノルウェーのブラウンチーズ。独特の風味から広がるアイデアに注目 Norway [Oslo]
別名“キャラメルチーズ”とも呼ばれるノルウェーの伝統食品、ブラウンチーズ。ホエイ(乳清)にクリームなどを加えて長時間煮詰めて作るナチュラルチーズの一種で、茶色く、塩キャラメルのような甘じょっぱい味わいが特徴だ。
FEATURE / MOVEMENT
【シェフたちの森グルメ】達人に学ぶジビエとの向き合い方 軽井沢「MANO」西本竜一
新潟県糸魚川市でジビエの捕獲・加工・販売を手掛ける「惣右ェ門」青田徹さん・葉子さん夫妻は、天然の食材に精通する料理人が絶対的信頼を寄せるジビエ職人。肉のクオリティを上げるためにでき得る限りの策を講じる青田さんの仕事場に、軽井沢「MANO」西本竜一シェフの案内で潜入しました。
JOURNAL / WORLD
ベルリンで人気再燃!レトロな居酒屋“クナイペ”文化の再興 Germany [Berlin]
ドイツ人の第2の居間とも言われる「クナイペ(居酒屋)」。パンデミック後に大量閉店の波が起こり、その数は4分の1に減少、存続が危ぶまれる中、ベルリンでは、若い世代に引き継がれるケースがちらほらと現れ、注目を浴びている。
RECIPE
1人用の小さなグラタン皿で焼く。「紅玉とベリーのパイ」 レスキューレシピ【リンゴ編】
レスキューレシピ【リンゴ編】。1人用の小さなグラタン皿で焼き、焼きたて、熱々を楽しめるアップルパイを神奈川・逗子「ベケット」の芳須康さんに教わります。 “訳アリフルーツ”でもおいしく、作り置きもできる助かるレシピです!
JOURNAL / WORLD
料理人はマヨルカ出身 マドリードの懐石料理店「SEN OMAKASE」の本気度 Spain [Madrid]
2024年、海外からの投資額が前年比+43%を記録したマドリード州。相次ぐ高級飲食店の開店が続く中、24年に開店し、同年にミシュラン一ツ星を獲得した「セン・オマカセ(SEN OMAKASE)」は、別格の空間とサービスで話題だ。
RECIPE
ザクッとほどけて、穏やかな余韻。「米粉のブールドネージュ」 パティシエのプラントベース設計:神奈川・北山田「ぱんと菓子 いろり」
定番菓子を植物性で再構築する考え方を通して、「代替レシピ」ではない、新たな“美味”と出会うレシピをプロに教わります。
RECIPE
“中火でじっくり”が生む新食感「ダイコンの炒め物」 レスキューレシピ【冬野菜編】
生産者が丹精込めて作った食材を無駄にしないための活用レシピをシェフに教わる連載「レスキューレシピ」。今回は、「ダイコンの炒め物」です。炒めるイメージがないダイコンですが、中華の技法で新食感を生み出します。