使い捨てより、繰り返し使えるプラスチック容器をレンタル。テイクアウトの常識が変わる! Norway [Oslo]

ノルウェーの首都オスロにあるフードコートで、今年6月からスタートしたテイクアウト用容器のレンタルサービスが好評だ。紙製の容器を使い捨てるより、プラスチック容器を循環利用することで焼却による温室効果ガス排出量を抑える試みだ。

日本茶の新領域「生ボトルティー」に未来を懸ける。 「冬夏 tearoom toka」奥村文絵

その液体を口に含んだ途端、思わず目を見開き、息を止め、ひと呼吸置いてからそっと喉の奥に送り込む。というのが、ボトルティー「冬夏青青(とうかせいせい)」を初めて飲んだ時の多くの人の反応だ。無意識のうちに丹念に味わおうとさせる性質が液体自体に備わっている。手掛けたのは、京都市上京区で「日日 gallery nichinichi」と「冬夏 tearoom toka」を営む奥村文絵さん。農薬と化学肥料を使わない農法による単一品種の茶葉と京都の水だけで仕上げた非加熱抽出の煎茶、その素性の根底にあるのは、「日本茶を通して都市と里山をつなぎ、自然資本に対する人々の意識を喚起したい」との思いだ。銘柄よりも茶樹の個性を。慣習よりも未来への可能性を。それを体感してもらうための一滴である。 (2023年3月に掲出した記事の再掲載です)

1日で漬かる発酵食品。スープのように食べられる「水キムチ」
パワーオフ・レシピ

エアコンの使用などで家庭での電気使用量が急増する夏。一人ひとりがエネルギー消費の節約に取り組むことが気候変動抑制につながることから、電気やガスを使わなくてもおいしく作ることができる「パワーオフ・レシピ」をシェフに教わります。暑い日に台所で火を使いたくないときはもちろん、知っておくとガスや電気が止まった災害時やアウトドアでも役立ちます。電気・ガス代が過去最高水準になっている今、家計防衛術としてもレパートリーに取り入れたいレシピです。 (2023年7月に掲出した記事の再掲載です)