中東・ドバイで日本のプラントベースのパンを焼く。砂漠に芽吹くサステナブルな食文化

食料自給率が2割を切る砂漠の地で、あえて地産地消を試みるレストランが「Teible(テイブル)」です。2024年夏、テイブルは日本の小さなプラントベースベーカリー「ユニバーサルベイクス」と手を組みました。「この地だからこそできる挑戦」にかけた、両者の出会いから始動までを追います

昔懐かしの郷土料理をドイツ国民が再評価の兆し?ダンスホール併設の目から鱗の注目店 Germany [Berlin]

ドイツではこれまで、ドイツ料理の人気は非常に低かった。2019年のある調査によれば、対象となった52カ国のうち、国内で郷土料理の看板を掲げているレストランが最も少ない国がドイツだったという。しかしここ数年で、再評価の動きが高まっている。

77歳。「畑もあるし、野菜作ってるなら『お好み焼き屋』でもやろかなって」 生涯現役|広島・安芸太田町「星の郷 あまんど」増田初美

広島市内の電気屋に勤めた後、市内で34歳から19年間、喫茶店兼カラオケスナックを切り盛り。両親が他界したのを機に、安芸太田町に戻り、築150年を超える実家を改装して「星の郷 あまんど」を開業。カラオケの十八番は、美空ひばり、天童よしみ。趣味は畑仕事。店の隣にある2アール(200平方メートル)の畑も一人で管理している。

インド産スペシャルティコーヒー×インド産クラフトジンで新しいカクテル体験を提案 India [Mumbai]

インドの飲み物といえばチャイがおなじみだが、実は南インドはコーヒー文化圏として知られる。たっぷりのミルクと合わせる南インド式フィルターコーヒー「カーピ」にインスピレーションを受けたコーヒーマティーニが誕生し、反響を呼んでいる。

新麦コレクションの全粒粉「61 SIXTY-ONE」で考える、80年前の品種「農林61号」が注目される理由。

外麦に負けない製パン適性を持つ新しい品種が次々と誕生する中で、麺用粉とされてきた農林61号をあえて使うパン職人がいる。国産小麦によるパン作りが浸透した今、街場の職人たちが次のステップとして見据えるのは、自分たちの足元の麦で焼くパン――そんな動向の表れだろうか。

濃い旨味にこだわった造り 「醸造酢」 [東京]未来に届けたい日本の食材 #48

醸造酢の蔵は西日本に集中していて、東日本には数えるほどしかありません。
東京で唯一の酢の醸造蔵で造られているのが江戸前のすし職人たちが愛用している「赤酢」です。
東京(江戸)の味覚に合う、濃い旨味を持つ酢は今や海外でも人気に。4代目社長、横井太郎さんを訪ねます。