PEOPLE / 生産者・伴走者

レモンは、「搾る」だけでなく、「食べる」もの
レモンは、「搾る」だけでなく、「食べる」もの
シトラス・ファーマー 菅 秀和

手にすると、ずっしり重く、爽やかな香りが立ち上る。鮮やかな黄色の皮ごと口に含めば、優しい酸味の奥に甘味も感じる。「レモンは食べるフルーツ」。柑橘農園「たてみち屋」の菅秀和さんは、広島県生口(いくち)島...

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2024.01.29

どぶろくで、世界、米農家と繋がる
どぶろくで、世界、米農家と繋がる
どぶろく杜氏、料理人、オーベルジュ店主 佐々木要太郎

「日本酒が表なら、どぶろくは裏の酒」。岩手県遠野市で、突き抜けたどぶろくを造ると噂の人、佐々木要太郎さんの言葉だ。

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2023.11.20

理化学ガラス問屋が「蒸留器」から手掛けるクラフトジンが、東京の新しい地酒になる
理化学ガラス問屋が「蒸留器」から手掛けるクラフトジンが、東京の新しい地酒になる

2023年の春、東京・清澄白河に「深川蒸留所」が開業、クラフトジン「FUEKI(フエキ)」がリリースされた。「清澄白河×蒸留所×クラフトジン」とはまるで流行りものの三題噺のようだが、老舗の理化学ガラス...

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2023.09.14

日本の酒を世界のSAKEへ。海を渡った杜氏の第3章、始まる。
日本の酒を世界のSAKEへ。海を渡った杜氏の第3章、始まる。
「WAKAZE」最高醸造責任者 今井翔也

近頃、クラフトビールならぬ、「クラフトサケ」の存在感がじわじわと増している。きっかけは、2022年、7つのクラフトサケ醸造所からなる「クラフトサケブリュワリー協会」の設立だ。ここでいう「クラフトサケ」...

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2023.09.07

発酵好きが高じて、日本酒造りに
発酵好きが高じて、日本酒造りに
蔵人 アドリアン・マンハレス・ベルトラン

その酒を初めて飲んだ時の驚きを、今も忘れない。昨年(2016年)秋の東京。開栓されたのは、「NAMI」の酒銘をもつメキシコ産の酒である。彼の地に初の清酒蔵が誕生したらしいと耳にしたのは、2015年。

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2023.08.24

パオロ・ヴォドピーヴェッツが語るイタリア自然派ワイン20年の歩み
パオロ・ヴォドピーヴェッツが語るイタリア自然派ワイン20年の歩み

2007年の来日時、「僕はワインを造りながらも、人類の将来のことを考えてしまう。土を生き返らせるような、こうした農業に世界全体で切り替わることを心から願っているんだ(『料理通信』2008年3月号より)...

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2023.06.05

どんな色、形が「今」なのか
どんな色、形が「今」なのか
ボタニカルクリエイター 井上隆太郎

フーディーズが絶賛するレストランの料理には、幾つかの共通項がある。その一つは「ボタニカル」だろう。自然を切り取るかのように皿の上にそっと配される、小さなハーブやエディブルフラワー。口中で広がるフレッシ...

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2023.01.26

馬の力を借りて田畑を耕し、森を管理する
馬の力を借りて田畑を耕し、森を管理する
鳥取・智頭町「森のうまごや」岩田和明

岩田和明さんが2頭の馬、耕太郎と福之助と共に家族7人で鳥取県智頭町(ちづちょう)へ移住したのは2018年。馬の力を借りて田畑を耕し、森の管理をする日々を送っています。化石燃料に頼らない暮らしを取り戻し...

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2023.01.23

実というより、環境そのものを育てる感覚です
実というより、環境そのものを育てる感覚です
オリーブ&オリーブ油生産農家 山本勝重

国産オリーブというと、多くの人は香川・小豆島を思い浮かべるだろう。実際「平成25年特産果樹生産動態等調査」を見ると、同年に生産された国産オリーブは261・3トン、うち252・3トンが香川県産だ。しかし...

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2022.12.26

26歳の一人漁師が、京都・阿蘇海でハマグリの資源管理に挑む。
26歳の一人漁師が、京都・阿蘇海でハマグリの資源管理に挑む。

日本三景・天橋立の西に位置する阿蘇海は、全長約3.6kmの砂州で宮津湾から仕切られた内海だ。村上純矢さんはこの阿蘇海に生まれ育ち、19歳で漁師になった。幼少時より海を見続けてきた村上さんが、ハマグリの...

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2022.12.22

EUが支援する持続可能な農業と若きオーガニック生産者たち【スペイン編】
EUが支援する持続可能な農業と若きオーガニック生産者たち【スペイン編】

EU議会が2019年に発表した、持続可能な社会へ移行するための戦略「欧州グリーンディール」。2050年の気候中立(温室効果ガス排出量ゼロ)を目標に、「有機農業への転換」と「若手農家の支援」に注力するE...

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2022.12.08

EUが支援する持続可能な農業と若きオーガニック生産者たち【クロアチア編】
EUが支援する持続可能な農業と若きオーガニック生産者たち【クロアチア編】

サステナビリティとビジネスは両立する?そんな疑問に答えるようなアワードが2022年9月、ブリュッセルで開催されました。EUが提唱する「Farm to Fork(農場から食卓まで)」戦略のもと、これから...

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2022.11.24

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