薪ストーブを囲む家族の物語『ワイン家のオーブン料理』
2023.02.20
山に囲まれた美しい村で暮らすワイン家。家の中心に据えられた薪ストーブは、チェコスロバキア出身の父、イエルカさんが作ったもの。ぱちぱちと薪がはぜる音がして炎が揺らめき、ストーブに備えられたオーブンからは料理のいい匂いが漂う・・・。
『ワイン家のオーブン料理』(リトルモア)は、料理家で長野・松本で「欧州惣菜Kawazoe(カワゾイ)」を営むワインあけびさん、イエルカさん、ヤギの毛で敷物を織る織物作家の母、悦子さんが、家族の記憶、旅先で出会った味、忘れがたい風景、チェコやフランスで暮らした思い出をみずみずしい筆致で綴った一冊。
薪ストーブがある暮らしのなかで育ったあけびさんによる、オーブン料理のレシピ40品も収録。じんわり、ことこと、時間をかけてゆっくり火を入れる過程が料理をおいしくしてくれることを実感。体も心もじんわり温める、薪ストーブへの憧れが募ります。
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