江戸時代の『食』にまつわる、ものがたりを辿る
「大名の献立 ‐文化二年壬生御献立帳‐」展
2022.11.04
2022 年11月5日(土)~12月18 日(日)の間、栃木県壬生町立歴史民俗資料館にて、「大名の献立 ‐文化2年御献立帳‐」展が開催されます。
栃木県の壬生城には、城主の居城というほかに徳川将軍家の宿城としての役目がありました。その重要な役目から、江戸の食文化に触れる様々な資料が栃木県下に残っています。
日光参詣に伴い、四代将軍家綱をもてなした「饗応膳」や、上下侍塚古墳の発掘に際して、水戸光圀をもてなした料理の記録、そのほか壬生藩四代目藩主、鳥居忠燾(ただてる)が残した一カ月間の日常食を記した「献立帳」は、料理の摂取量まで残した貴重なものです。中には今も壬生を代表する特産物、かんぴょうやゴボウにまつわる記述も確認されています。
観覧は無料。展示を通じて、天下人の日常食がどのようなものであったのかに思いを馳せ、江戸のドラマへと誘います。
【開催概要】
日時:2022 年11月5日(土)~12月18 日(日)9:00 – 17:00(火曜のみ13:00‐) 月曜休
会場:壬生町立歴史民俗資料館(栃木県壬生町本丸1-8-33
☎0282-82-8544
閲覧料:無料
facebook:@壬生歴民
(「料理通信」のNewsコーナーでは、食に関する新商品やサービス、イベント情報をお届けします)