一緒にレストランをやりたいと思う料理人がいた。 私は元々サービスマンである。 18歳からホテルでアルバイトとして飲食業のキャリアをスタートした後、27歳までずっと飲食業一筋。その後、海外へ渡り、レスト...
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2017.07.24
田崎真也さんに「師」と言わしめた人物。 ワインの仕事というと、どんな職業が頭に浮かぶだろうか? よく知られた存在としては、飲食店、酒屋、問屋、輸入会社などだろう。そして、多くの人が知るそれらは日本国内...
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2017.06.06
私が育った家庭は「普通」だったのか? ここに書かせてもらうようになってから、早くも一年が経ちました。 自分の半生をさらけ出すようで、気恥ずかしく思っていたのですが、お会いした方々から大きな反響をいただ...
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2017.03.21
話のすべてが躍動感に溢れ、心を激しく揺さぶった。 今でもはっきりと覚えている。2003年の初夏、私が尼崎の小さなトラットリアで働いていた時のことである。 忙しかったランチのピークタイムを終え、ふと窓の...
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2017.01.16
磁石のように人を吸い寄せる店。 地表も人間もほとんど水分で出来ているというなら、「ラ ピヨッシュ」のほとんどは「愛」でできていると言えるだろう。もちろん愛にはいろんな形があり、個性に溢れているので、他...
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2016.11.24
ブドウ産地・ワイン産地としての大阪。 かつて大阪が日本有数のブドウ産地だったということをご存じだろうか? 昭和初期には日本一の生産量を誇り、もう100年以上もブドウを作り続けている。現在、畑の多くが宅...
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2016.10.20
何か「熱」のようなもの。 ラ・ビアンカーラ、ヴィドピーヴェッツ、マッサヴェッキァ、フランク・コーネリッセンと聞けば、ナチュラルワインが好きならば知らない人はいないだろう。そして、今やナチュラルかどうか...
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2016.09.15
人生で最初に憧れた人物。 「お師匠さんは誰ですか?」 ここのところ、よく聞かれる質問である。 修業していたレストランなどもよく聞かれるのだが、社員として働いていたレストランで現存する店はない。 そして...
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2016.08.18
世間知らずか、ダイヤモンドの原石か?見慣れない番号から着信があった。当時はあまり親しくなかった輸入会社さんからの電話だったのだが、「ちょっと紹介したいお客様がいらっしゃるのですが、藤丸さんしか対応できないんじゃないかと思って……。若い料理人の方なのですが、大阪に世界からお客さんを呼ぶとか、世界を驚かせるとか言ってるんですよ。
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2016.07.11
KUSUDA WINESとの出会い。私には一生かかっても追い付けない二つの大きな背中がある。それは自分の父親とKUSUDA WINES楠田さんである。KUSUDA WINESはニュージーランドのワイン産地、マーティンボロに畑を構える世界でも有名なワイナリーだ。
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2016.06.13
自分が感動しなければ、人の心は動かない。「お客さんを感動させたい!」――料理人やサービスマンなら誰しもが思うことだろう。しかし、現実は思うようにいかず悩み苦しむ場合がほとんどだ。仕事柄、私のところにも「こんなにもお客さんのことを考えているのに伝わらない」といった類の相談がよく寄せられる。
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2016.05.09
行くと、いる。その常連が和知シェフだった。2014年4月、東京・浅草橋のたもとにワインショップ併設のレストランを出店した。それが私たちの東京初進出のように見えるのだけれど、実はレストラン向けの業務用販売はそれよりも3年早くスタートしている。
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2016.04.11