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「菜食主義の人気はインターネットとソーシャルメディアのおかげ」と語るのは、“ベジタリアン肉屋”の主宰者スージー・スプーン。「スージー・スプーンズ・ベジタリアン・ブッチャー」は、100%植物性の食材でソーセージやベーコンに味や形を似せた“肉”を、ネットやマルシェで販売している。
ここ数年、卵や乳製品を含めた動物性食品を一切摂らないヴィーガンが豪州で増えているのは、食材やレシピ、健康法などがネットに溢れているからだとスージー。また動物保護や社会正義に関心を持つ若者たちも、試してみようと考えるらしい。
一番の売れ筋は、粥状にしたトウモロコシ粉(ポレンタ)で作った「ソーセージ」。無理に肉の味に似せようとせず、サンドライトマトとバジルで味に深みを出すなどおいしさを重視。麦のタンパク質と味噌で鶏肉を模した「シュニッツェル」も、自然な味わいと食感が好評だ。「ヴィーガニズム協会」のバス広告も見かけるなどヴィーガンへの関心が高まるシドニー。今後の動向に注目したい。
(『料理通信』2017年5月号/「ワールドトピックス」より)
◎ Suzy Spoon’s Vegetarian Butcher
https://www.ssvb.com.au/
https://www.facebook.com/SuzySpoonsVegetarianButcher/
ソーセージ各種 12豪州ドル/370g、
シュニッツェル 14豪州ドル/300g
text by Akiko Mori Ganivet
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