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「なぜシンガポールらしいバーというものが存在しないのか」。そんなインド系シンガポール人バーテンダー、ヴイジェイ・ムダリアーの素朴な疑問から、2016年に誕生したバー「ネイティヴ」。地元のクラフトジンや自家菜園のハーブを使ってシンガポールらしい味を表現し、2018年「アジアのベストバー50」では8位に。
サステナブルな取り組みにも積極的で、去年の「アジアのベストレストラン50」のイベント「ミーレ50ベストトーク」ではパネリストとして登壇。1日に出るゴミはわずか30~40グラムという、驚異的な数字が注目を集めた。
皮がゴミになるからと柑橘類は使わず、酸味は自家製のコンブ チャや酢などで代用。コースターは乾燥した蓮の葉を丸く切ったもので、使い終わる度に乾かし、15回ほど使ってからコンポストへ。紙ナプキンの代わりに布製を使い、エコ洗剤で洗って何度も使う。「地元のものを使うということは、手間はかかるが、環境を守ることにもつながる。その重要さにもっと多くの人が気づいてくれれば」と語る。
(『料理通信』2019年5月号/「ワールドトピックス」より)
◎ Native
52A Amoy Street, Singapore 069878
☎+65-8869-6520
18:00~深夜
日曜休
オリジナルカクテル「プラナカン」
23シンガポールドル
http://tribenative.comtext & photograph by Kyoko Nakayama
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