食べて、飲んで、買い物できる屋台イベント「ミニミニゴロザリア in TOKYO」開催ルポ2
シェフも興味津々!食材との新たな出会い
2016.12.26
photographs by Hide Urabe
まずは「フジマル醸造所」の生樽ワインの屋台へ。さすが皆さま、楽しみ方を心得ている!
一番乗りの「イカロ ミヤモト」宮本シェフ。マッソブリオさんともイタリア語で会話が弾んでいます。
「マルディグラ」和知シェフもまずはワインで喉を潤し、
「オストゥ」宮根シェフたちもワイン片手に何やら盛り上がってます。
料理通信も屋台を出店! 鎌倉「オルトレヴィーノ」の古澤一記シェフに日伊の生産者さんたちの食材を使ったワインのつまみを考案いただきました。
左が「アジアーゴフレスコと生ハム、ラディッキオ、ブドウのサラダ」、中央が「津久井在来大豆のトスカーナ風サラダとキャンティのマヨネーズもどき」。右が鹿児島「ウルメイワシのオイル漬 香りとクロッカンテのサラダ」。桑名もち小麦を使って焼いたミニフォカッチャ付きです。
マッソブリオさんのWEB連載「イタリア20州旨いもの案内」で紹介したイタリアのお宝食材も、はるばる海を渡ってきました。こちらは茨木県石岡のイタリアパン工房「パネッツァ」の薪窯焼きパンを添えて「連載プレート」として販売します。
古澤シェフのおつまみプレート、マッソブリオさんの連載プレート共に、どんどん注文が入り、追いつかない! 見かねた「パネッツァ」の角谷聡さんが強力な助っ人として屋台を手伝ってくださることに。
連載プレートの注文がひっきりなしの中、マッソブリオさんがそれぞれの食材の生産者を愛情たっぷりに紹介します。
こちらはヴェネツィア州ヴィチェンツァで、亡くなったご主人と描いた夢を実現すべく、忘れ去られた野生の果実“サンシュユ(山茱萸)”でローズィーさんが作るジャム。
日伊の生産者さんの屋台にもお客さまがひっきりなしに訪れ、味見をして会話をしながら買い物を楽しんでいます。
あっ! 三重の「桑名もち小麦」保田さんの屋台で、「365日」のブーランジェ杉窪さんを発見。
「オルランド」小串さんは、山梨「宝桃園」の屋台で桃のピクルスをぱくり!
「トラットリーア ラ・タルタルギーナ」濱崎シェフは、ヴェネト州のアジアーゴをぱくり!
熊本県津奈木町の屋台で「オルガン」紺野シェフが真剣に見つめているのは……
無農薬・無肥料で栽培される復活品種「スイートスプリング」。味見をしたお客さんが次々と購入して、早々に売り切れゴメン!
「ゴロシタ.」の長谷川シェフも、パンフレットをもらって一つひとつの屋台をチェック。
シチリア州の食文化にも詳しい「インカント」小池シェフは、シチリア産ナッツの屋台で何やら質問を。
都内のイタリア料理店に薪窯パンを卸している「パネッツァ」の角谷さんには、いろんなお客さまが興味津々で話かけます。
千葉でイタリアの硬質小麦を栽培する今村太一さん(右)と松陰神社「アリク」の廣岡さん。この日、角谷さんがもってきてくれたのは、今村さんの硬質小麦の全粒粉100%で焼いたパンです。
マッソブリオさんが「リストランテ センソ」の近藤シェフと嬉しそうに記念撮影。近藤シェフがピエモンテ州のリストランテでシェフを務めていた時代に、自身のガイドブックで紹介した仲だそう。