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シェフが本気で作ったクラフト山飯「マウンテン グルメ ラボ」に新商品登場!

2025.08.18

「マウンテン グルメ ラボ」は、「山は最高のレストランだ!」をモットーに、山での食体験を進化させることを目指す山飯ブランド。ブランディング/クリエイティブを手掛ける株式会社パークの代表で山とグルメをこよなく愛する三好拓朗さんが、従来の山飯に飽き足らず、2023年9月に立ち上げた。

トレイルフードや登山食は、最小限の装備と調理でお腹を満たし、栄養を摂取する食事。長時間行動のためのエネルギー補給の意味で重要度は高いが、制約も多い。軽くてコンパクトで、腐敗や劣化の心配がなく、簡単かつ短時間で調理できて、水とエネルギーが少なくて済み、食べ残しのないジャストの分量でなければならない。といった厳しい条件下、アルファ米やインスタントラーメン、フリーズドライ食品などが利用されてきた。
「美しい景観、清々しい空気、お腹はペコペコ、食事の環境としてこれ以上の好条件はないのに、なんともったいないことか」と三好さん。
「マウンテン グルメ ラボ」が目指すのは本気のおいしさ。東京・三宿の料理店「namida」オーナーシェフ田嶋善文さんが味の設計を手掛けるそのラインナップは「トマトと炸醤の合体麻婆飯(厚揚げ入り)」「タケノコと柑橘のグリーンカレー」「鶏と舞茸のシェリー煮込み(リゾット仕立て)」「山椒七味香る豚汁雑炊」「ラムと豆のトマトシチュー(ブルグル入り)」「香ばし海老のレモン麻婆飯(厚揚げ入り)」「烏賊塩辛のクリームペンネ」など、メニュー名を見ただけでグルメ度が伝わってくる。
「食材によって最も適した乾燥を施すため、米はエアドライ、ソースはフリーズドライ、パーツによって別々の工場で加工。最終的に合体してパッケージしています」と製法の突き詰め方がハンパない。実際、食卓でお皿に盛ってサーブされたら誰も登山食とは思わないであろうレストランクオリティの味わいだ。

2025年6月30日から、パッケージに直接お湯を入れて待つだけで食べられるよう(従来品はクッカーでの加熱調理が必要)、ミール(フルーツやドリンク以外の食事)商品のパッケージをアルミバッグタイプに順次切り替え中。以前のプラスチック素材よりバリア性と遮光性が高いため、賞味期限の延長も期待できる(保存テスト結果を待ってアップデート予定)。山で食べる以外にも、ストックフードや防災食としてなど活用シーンは幅広い。
また、7月14日には、「ボルケーノ キーマカレー」と「すじ青のり香るポテトピュレ」の2種類が新発売。後者は、海藻の新しい食文化を提案する「シーベルタプル」とのコラボ商品だ。

ラインナップの数々。アルミバッグになったことで、①開封し、脱酸素剤(エージレス)を取り出す。②沸騰したお湯を袋内側の指定の線まで入れる。③袋を閉じて約15分待つ。④袋の底からほぐすようにかき混ぜる。⑤出来上がり。という簡便さだが、セールスポイントは何よりも料理としてのクオリティにある。
ボルケーノ キーマカレー【アルミバッグ】 重奏的なスパイスで仕上げたマサラソースと、ジューシーなトマトが赤い山肌のような層を作り、そこに大豆ミート、オニオン、ヒマラヤ岩塩が火山礫/火山岩のように散りばめられている。複雑な旨味が広がるヴィーガン仕様のキーマカレー。 ¥1,980(税込)/内容量 95.5g(出来上がり量 345.5g)
すじ青のり香るポテトピュレ【アルミバッグ】 シーベジタブルとのコラボ商品。すじ青のりをたっぷり使った、もっちもちのポテトピュレ。粉末ミルクやチーズパウダー、オリーブオイルなど加えるとさらにリッチに。主食としても、副菜としても。 ¥1,180(税込)/内容量 63.8g(出来上がり量 313.8g)

◎マウンテングルメラボ
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