HOME 〉

NEWS

産地を旅するように味わう。スリランカの紅茶ブランド「Dilmah」のセイロンティー・ジャーニー

2026.01.07

スリランカの紅茶ブランド「Dilmah(ディルマ)」が、個性豊かな8種のセイロンティーを紹介する「セイロンティー・ジャーニー」を2025年に発売。茶園を限定したシングルエステート4種と、フレーバーを付けたシングルオリジン4種で、スリランカの地域や気候、土壌の違いを紅茶に宿したもの。

「紅茶も自然が作りだしたアートの一つ」として捉え、クリエイティブなデザート作りで知られる東京・京橋の紹介制デザートレストラン「Kominasemako」のパティシエール、駒瀨奈美子さんとの一夜限りのコラボレーションイベントが2025年11月に開催されました。

「主役は4種類のシングルエステート。それぞれの香りの方向性や立ち上がり方、個性の違いを丁寧に読み取ることから向き合いました。香りの特徴やポテンシャルに焦点を当て、そこに寄り添うデザートを模索しました」と駒瀨さん。デザートの素材はスリランカの食文化や暮らしに根付いたものから選び、茶葉の生育環境や香りから着想を得たフォルムや食感に落とし込むことで、セイロンティーの多様なキャラクターを浮かび上がらせました。

香りを音域で捉えると高音域なのか、低音域なのか? 水色(すいしょく)から何をイメージしたのか? 駒瀨さんが捉えた紅茶の特徴を、当日のデザートと共に紹介します。

標高1,700メートルという高地で作られる「ラバーズリープ茶園(スリランカ・ヌワラエリヤ)」に合わせたのは、スリランカ産のカシューアップル(カシューナッツの果肉)を緩やかに固めたジュレ。スプーンで大きく混ぜてから口に入れ、プルンとした弾力を楽しむ。「紅茶はジャスミンのような白い花の香り、水色(すいしょく)はキラキラ輝いて明るい。果実が持つタンニンを適度に取り除き、紅茶の淡いタンニンに合わせました。ジュレの後に紅茶を飲むと、バイオリンの高音域のように紅茶とデザートが共鳴します」。
標高約1,500メートルの「クイーンズベリー茶園(スリランカ・キャンディ)」は、ヌワラエリヤに比べて気温と湿度が高く、美しい琥珀色が特徴。「4種の茶葉の中でも、柑橘のもつ高音域な香りと最も共鳴し、その輪郭が際立つ紅茶だったため、デザートはスリランカで日常的に食べられるライムとパンダンリーフを使った透明感のある“泡のゼリー”に仕立てました。食感はふわりと軽やか。高山で作られる茶葉なので、雲を食むイメージで召し上がってください。キャンディの紅茶は鋭い酸をしっかりと受け止めてくれます」
標高約1,400メートル、ディンブラ渓谷の緑豊かな斜面に位置する「サマーセット茶園(スリランカ・ディンブラ)」は、山頂と谷底という高低差が生み出すミディアムボディのボリュームが特徴。「木の実の殻を割ったときのようなウッディな香りのある紅茶。そこで、スリランカの暮らしの中心にあるココナッツをギモーブにし、カカオを薄くまとわせ、キャラメリゼしたお米のパフをあしらいました。紅茶の深い色は、樹液が数千万年前かけて化石化した“琥珀”を思わせたので、時間を光の中に閉じ込めるイメージで器を選んでいます」
標高約1,200メートル。スリランカ南東部の中央山岳地帯に位置し、世界最高級の紅茶の産地のひとつと言われる「ウバハイランズ茶園(スリランカ・ウバ)」。ごつごつした土壌、荒々しい気候の中で育ち、ユーカリやワイルドミント、ハーブなどを感じる。「メントールのような清涼感を内包する紅茶です。スリランカは高品質なスパイスの産地でもあり、生活にスパイス文化が息づいていることから、セイロンシナモンやカルダモンクローブ、コショウ、塩などスリランカ産のスパイスを使った軽やかなスペキュロスを合わせました。折り重なるスパイス香をウバがしっかり受け止めてくれます」

◎「Dilmah(ディルマ)」セイロンティー・ジャーニー シリーズ

・ラバーズリープ茶園(スリランカ・ヌワラエリヤ)
・クイーンズベリー茶園(スリランカ・キャンディ
・サマーセット茶園(スリランカ・ディンブラ)
・ウバハイランズ茶園(スリランカ・ウバ)
・アールグレイ&バニラ
・レモン&ハニー
・マンダリン・フランジパニ&ハニー
・ストロベリー&ミント

個包装ティーバッグ 2g×20袋入り ¥1,620(税込)
公式サイト:「Dilmah(ディルマ)」セイロンティー・ジャーニー

(料理通信)

料理通信メールマガジン(無料)に登録しませんか?

食のプロや愛好家が求める国内外の食の世界の動き、プロの名作レシピ、スペシャルなイベント情報などをお届けします。