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PEOPLE / 食の世界のスペシャリスト

柴田香織さん(しばた・かおり) フードナビゲーター

第5話「仕事年表」(全5話)

2016.06.01


仕事年表





1991年

早稲田大学第一文学部卒業。(株)ジェイアール東日本企画に就職。

1995年

イタリアへ初旅行
フィレンツェ、ミラノ、トスカーナを巡り、リボッリータに出会い郷土料理の奥深さに目覚める。

1999年

ワイン専門誌『ワイナート』のトスカーナ特集で、スローフード運動を知る。

2003年

イタリアスローフード協会が「食科学大学」を設立することを、会員誌『Slow』で知る。

2004年

3月 インターネット上で「食科学大学」入学試験を受験。
5月 会社を退職。
3月 インターネット上で「食科学大学」入学試験を受験。
7月 イタリアへ。ペルージャ外国人大学でイタリア語を約半年間学びながら、未だ正式な認可が下りていなかった「食科学大学」の情報収集をする。働く女性向けのコミュニティーサイト「それいゆ」e-soleil.bizでコラムの執筆を始める。
10月 スローフード協会主催の味覚ワークショップ「マスター・オブ・フード」に参加し、実践型の味覚探求法に興味を持つ。
12月 合格発表。

2005年

2月 「食科学大学」大学院に入学。11カ国25人のクラスメートと共に学ぶ。
現地研修でパルミッジャーノ・レッジャーノの工場を見学。


現地研修での一環でクロアチアへ。イタリア国内だけでなく、スローフード協会のブランチのある現場も回った。




2006年

1月 大学院修士論文執筆のための個人研修で、スローフード協会の味覚教育部門に在籍。
2月 卒業。
4月 帰国。「フードコミュニケーター」として活動を開始。(株)バンタン新規事業「フードマエストロ」(大人向け食教育事業)事業コンセプト、運営プログラム作成を行う。同社「食文化創造大学院大学」プロジェクト参画。
ライフスタイル誌『エスクァイア』(休刊)のイタリア特集で現地取材。以降、料理誌や新聞での執筆を開始。
日本帰国後、取材で伊・トレンティーノ=アルト・アディジェ州へ。味覚教育の講師をしていたクリスティアーノ氏(左から2番目)と共に、クルッコロのチーズ工房を訪ねた。




2007年

OISIX(オイシックス)食品品質監査委員(〜2011年3月 三越伊勢丹研究所の仕事開始に伴い終了)

2008年

(株)バンタン「食文化創造大学院大学」プロジェクト中止。個人で「フードリテラシー研究会」を立ち上げる。以降、月1回を目標に不定期で開催。(〜2011年3月 三越伊勢丹研究所の仕事開始に伴い終了)

2009年

「体感・実感・食感 あきたの郷土料理なっとく事業」受注
秋田の風土が作りだした食材等を取材するため、男鹿半島の「しょっつる」の生産者を訪問。




2010年

2月 イタリア・サルーミ協会よりイタリアのサルーミ文化について執筆した記事で第5回「リポーター・デル・グスト賞」受賞。イタリアのローマで授賞式および招待旅行。
ローマでの授賞式。表彰者はジャーナリストだけでなく料理人も。伊「オステリア・フランチェスカーナ」マッシモ・ボットウーラシェフも過去の受賞者で、お店への招待があった。




3月 第18回ヴィーニ・イタリー「国際ワインコンテスト」ジャーナリスト審査員として参加。
ヴェローナで開催されたワイン見本市「ヴィーニ・イタリー」へ。4日間、午前・午後各2回ずつセッションがあり、テイスティングは各国のジャーナリストやエノロゴ(醸造家)とチームになって行われた。




7月 青森県「西北地域 飲食店タイアップ料理開発業務」受注
青森県五所川原市で行った料理メニューの発表会。200名ほどの参加者が集まった。




10月 農林水産省 次世代の国づくり「日本食文化を通じた地域活性化に向けた調査委託事業」有識者として参画
12月 新青森駅開業時に青森県食材を活用した(株)日本レストランエンタプライズの人気料理人駅弁(「分とく山」野碕洋光氏「賛否両論」笠原将弘氏など)の企画コーディネート




2011年

(株)三越伊勢丹研究所食品部門に勤務。
サン・ニコラ祭の視察のために訪れた仏・ストラスブルグで。サン・ニコラの時にだけ食べるマネラというパンを販売する子供たち。翌年、百貨店のクリスマスキャンペーンでサン・ニコラを特集した。




2014年

4月 上記の仕事を続けながら、フリーランスでの活動を再開。肩書きを「フードナビゲーター」に。
クリナップ株式会社が主催する「フードナビゲーション講座」を企画・監修。




柴田香織(しばた・かおり)
大学卒業後、広告代理店に就職。2005年、イタリアスローフード協会が設立した「食科学大学」に第一期生として入学し、大学院で1年間学ぶ。帰国後、フリーランスとして料理誌等での執筆、地方自治体の食の地域振興などに携わるほか、ワークショップの開催を通して“文化としての食”を伝える。2011年、(株)伊勢丹研究所に勤務。食品フロアのディレクションを担当。2014年4月〜フリーランスの活動を再開。

























































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