HOME 〉

PEOPLE / 食の世界のスペシャリスト

鈴木裕子さん(すずき・ゆうこ) 食エージェント

第5話「仕事年表」(全5話)

2016.01.01

仕事年表

1992年(20歳)

・南山短期大学英語科卒業。半年後に渡米、語学学校を経て、ビジネススクールへ。

ビジネススクールの卒業式

ビジネススクールの卒業式

1994年(22歳)

・1年間限定の就労ビザを取得し、ホテルで働く。

リザベーション、企画室の他、“コミュニケーション”を最も必要とする フロントデスク業務に当たる。

リザベーション、企画室の他、“コミュニケーション”を最も必要とする
フロントデスク業務に当たる。

1995年(23歳)

・帰国

1997年(25歳)

・「日本エリクソン株式会社(現 エリクソン・ジャパン株式会社)」に就職。6カ月の派遣社員からスタートし、正社員へ。世界中に出張する生活を送る。

2001年(29歳)

・小規模ながら一流大手企業をクライアントに持つ企画マーケティング会社「ワイルドカード株式会社」に転職。社長の下で一から仕事を学ぶ。食への関心を深めると共に、将来の独立を思い描くようになる。

2003年(31歳)

・結婚。退職して中部地方へ。専業主婦になり、病床にあった義母の世話をする。傍らで派遣の事務仕事を経験。

2004年(32歳)

・愛知万博開催に伴い、中部経済産業局のプロジェクト「グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ」が発足。立ち上げメンバーとして1年半、中部地域を海外に向けて発信する活動に参加。

海外から進出を検討している企業向けに、進出メリット等を説明するプレゼンセミナーを行った様子が「中部経済新聞」に取り上げられる。

海外から進出を検討している企業向けに、進出メリット等を説明するプレゼンセミナーを行った様子が「中部経済新聞」に取り上げられる。

2005年(33歳)

・離婚。日本貿易振興機構 名古屋貿易情報センター(ジェトロ名古屋)に民間アドバイザーとして勤務。中部地域を中心とした中小規模の飲食チェーンや食品メーカーの海外進出を支援する業務に当たる。

ジェトロ時代の一枚。アメリカ領事館、大学職員、新聞社など様々な専門家と関わりながら海外企業の日本誘致や食品輸出事業に携わる。

ジェトロ時代の一枚。アメリカ領事館、大学職員、新聞社など様々な専門家と関わりながら海外企業の日本誘致や食品輸出事業に携わる。

2007年(35歳)

・個人事業主として開業登録。

2008年(36歳)

・ジェトロ名古屋を退職し、独立。自宅をオフィスに、仕事を始める。南信州の農産物を販売するアンテナショップ「南信州ファームプロダクツマーケット」の名古屋市内の店舗をプロモーション。大阪「松前屋」の昆布商品の海外販路開拓などを手掛ける。

2009年(37歳)

・農林水産省 輸出促進サポーターに認定される。

2010年(38歳)

・「グロービス・マネジメント・スクール」に通い、クリティカル・シンキングのクラスで学ぶ。

・経理担当スタッフがメンバーに加わる。

2011年(39歳)

・法人化。事業拡大に伴い、社外顧問が就任。

名古屋オフィス。大阪のクライアントも多く、2012年には大阪にも事務所を構え2拠点となった。

名古屋オフィス。大阪のクライアントも多く、2012年には大阪にも事務所を構え2拠点となった。

2012年(40歳)

・あいち産業振興機構 国際アドバイザーに就任。

プロモーションに携わった商品。大阪の老舗昆布屋「松前屋」の「水塩」は、国内商品を海外進出用にリ・デザインし、現地習慣に合わせた販売戦略を打ち出した(左)。国内へのPR業務として関わった市田柿は「国産プレミアム・ドラフルーツ」としてPRし、国内の新たな需要を発掘に繋がった(右)。

@Office musubi
http://o-musubi.net/

鈴木裕子(すずき・ゆうこ)
短大卒業後、渡米。語学学校とビジネススクールを経て、就労ビザを取得し、ホテルで働く。帰国後は、通信会社、マーケティング会社勤務のほか、中部経済産業局のプロジェクトで中部地域の海外向けPRや、ジェトロ名古屋にて食品メーカー等の海外進出支援に当たる。2007年、独立して「オフィスムスビ」設立。食品メーカー等へのコンサルティング、輸出支援を行う。座右の銘は「意志あるところに道は開ける」。

料理通信メールマガジン(無料)に登録しませんか?

食のプロや愛好家が求める国内外の食の世界の動き、プロの名作レシピ、スペシャルなイベント情報などをお届けします。