India [Chennai]
町のフードアーティストに光を当てた動画シリーズ「FoodArt : Chennai」
2021.12.20
text by Akemi Yoshii
南インド郷土料理研究家のラーケーシュ・ラグナータン(Rakesh Raghunathan)氏が、生まれ育ったタミル・ナードゥ州チェンナイで長く愛されるソウルフードと、その作り手をテーマにしたYouTube動画シリーズを発表した。
1639年8月22日、東インド会社の拠点建設時に誕生した、当時マドラスと呼ばれたチェンナイは、インド各地からの移住者が集まる大都市だ。動画「フードアート:チェンナイ(FoodArt : Chennai)」は、長らく続いたロックダウン中に構想が練られ、8月22日の“マドラスデー”に合わせて制作された。英国統治時代の味わいを今に伝えるレストラン「ナイナンズ(Ninan’s)」のキャラメルカスタードから始まり、毎週日曜日に1本ずつ、計7ストーリーを紹介。町のソウルフードの作り手を「アーティスト」と捉え、愛情深いまなざしで丹念に話を聞き出すスタイルが郷愁と共感を呼ぶ。
「異なるコミュニティの様々な人々が作る、それぞれ違う料理のフレーバーが一つに融合する美しさがチェンナイの魅力であり、人々の感情を揺さぶるのです」とラーケーシュは語る。現在、寺院の周りにグルメスポットが集まる都市マドゥライを舞台にした続編を企画中とのことだ。
(写真)チェンナイっ子の胃袋とハートをグッとつかんで離さない“アーティスト”は、料理学校に行った経験はなく、見様見真似で現場に飛び込こんだ人ばかり。
◎FoodArt : Chennai
予告編
https://youtu.be/rpmGSUliZr8
◎Rakesh Raghunathan(公式サイト)
https://puliyogaretravels.com/