活躍するル・コルドン・ブルー卒業生たちのストーリー
vol.7 たくさんの人を笑顔に、そして健康にしたいと思い料理人の道へ
2019.11.29
東京校2014年 グラン・ディプロム修了
「wineman」 シェフ 角田絵里子さん
ミシュラン1つ星レストラン「aki nagao」のDNAを引き継ぎ、「あったらいいな」を形にしたわずか10席のカウンターフレンチ「wineman」。再生材料を使った外壁や再加工したカトラリーを使用するなど、「サスティナブル」をコンセプトとした大人の空間です。角田さんは現在ここでシェフを務めています。
大学卒業後、管理栄養士として働いていた角田さん。自分にもっと料理の知識と技術があれば、沢山の人を笑顔に、健康にできるのに……。悩み、考え抜いた結果、料理の道に進むことを決め、ほとんど何の知識もないままフレンチレストラン「aki nagao」に職を得ました。
料理人として育っていく中で、「もっと深く勉強しないと、この先にはいけない」と思う瞬間があり、働くのではなく、学ぶ姿勢でフランス料理と向き合いたいと、ル・コルドン・ブルー東京校を選んだのでした。 札幌在住の角田さんは、とにかく「フランス料理を基礎から学びたい」という思いが強く、上京することに躊躇はなかったと言います。「ただ、両親の理解と支援があったことには、今でも本当に感謝しています」。
ル・コルドン・ブルーでの学びを活かして。
ル・コルドン・ブルーでフランス料理の基礎や文化としての深さを学べた事で、シェフの意図や思いをより理解出来るようになり、自分の意見を持って自ら提案ができるようになりました。新しいメニューや季節の一品の多くは角田さんが提案しています。
人を想い、挑戦しつづける料理人でいたい。
自分が望み、選んだ道ならば、たとえ失敗したとしても挑戦してよかったときっと思える―
角田さんはそう信じて、自分の気持ちに素直に、周囲にも「やりたい」気持ちを伝え、選んだ道に向かって努力を続けています。
料理人として大切にしていることは「人を想う」こと。店を任されてからはより一層、自分だけではなく、周りのことも考えて行動しなければならない立場になりました。お客様の顔を思い浮かべて「今自分に出来る、最高の料理を出せているだろうか」と常に自問自答をすることはもちろん、「周りのことを考えて、動けているだろうか」「思いやりをもって、働けているだろうか」と、一緒に働く仲間や自分を支えてくれる方々の事を考えるといいます。「料理人としても、人間としてもまだまだ至らないことだらけですが、これからもその心は大事にしていきたいと思います」。
Column:世界20カ国で35校展開するル・コルドン・ブルーのDo you know?
ガストンにジャニス・ウォンも! 世界で活躍するシェフを輩出
「アストリッド&ガストン」ほか、12カ国に33店舗を経営し、現代ペルー料理のアンバサダーとして世界で活躍するガストン・アクリオシェフも、ル・コルドン・ブルーのパリ校で学んだ卒業生です。卒業後、故郷ペルーで地元の食材、調理法を使ったフュージョンスタイルを確立。ペルー料理の多様性を広め、普及に貢献した革新的なシェフとして世界的に知られるように。
アジア最優秀パティシエに輝くジャニス・ウォンシェフも、パリ校で学びました。アーティストでもあるシェフは、edible art(食べられるアート)という、食とアートの融合をテーマにデザートを提案。ニューヨーク、オーストラリア、日本などワールドワイドに活動しています。ル・コルドン・ブルーは、世界を舞台に活躍する人材の輩出にこれからも貢献していきます。
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