“作る”と“食べる”を結ぶフードイベント
イベントの成功はキッチンで決まる!?
1970.01.01

FEATURE / MOVEMENT
FEATURE / MOVEMENT
オープンキッチンのバンケットルーム

パントマイマーの衣装をつけた演者が中へと招き入れる。

会場の一角を占めるオープンキッチン。目の前で盛り付けられ、作りたてが運ばれていく。

演奏と調理がシンクロしながらパーティが進行。

シェフも演奏に加わってライブ感満載。

もちろん本業の料理は手抜かりなく。

コックコートで演奏するバンドマン。

切り株をお皿にして自然の趣きたっぷりに。
キッチンは“生活のアトリエ”

「食のつながり、団欒の喜び。」と題して小布施ワイナリーのぶどう畑で行なわれたイベント。

畑の中の簡易のキッチン。人間も自然の一部だから、環境に順応して腕をふるう。

ノマディックキッチンの中心メンバー、野村友里さんの生き方に憧れる人は多い。

料理人が束になれば、アウトドアもカセットコンロもなんのその。

小布施ワイナリーの曽我彰彦さんは「ワインに旅をさせない」が信条。畑での食事会は本望。

チーズやフルーツにぶどうの葉をあしらって。
ハイアットの新戦略・GRAND HYATT = MICE

キッチンをどう機能させるか

「グランド ハイアット 東京」で。「ザ・レジデンス」と名付けられたスタイルは、個人の邸宅のリビングのよう。

本があるだけで、漂う空気に情感が生まれてくる。

小道のような演出も生きてくる。

棚の存在によって、空間が表情豊かになり、しっとりした落ち着きも醸し出される。
箱からの脱却

DINING OUT ARITA より

DINING OUT TAKETA より Photographs by Hide Urabe
キッチンが外へ飛び出していく

アミューズの数々。森の緑が映えて美しい。

岩魚を朴葉でくるんで蒸し焼きに。

ブレストンコート総料理長浜田統之シェフ(当時)が自ら調理。

自然の装いを生かした盛り付けに。

森の中のダイニングキッチン。

肉も野趣味を帯びて見える。

アウトドアでもスタイリングはお洒落に。
“作る”と“食べる”がワンセット