ロゼシャンパーニュの真価を知っていますか?
一年中、料理と共に愉しみたいテタンジェ プレスティージュ ロゼの魅力
vol.3 恵比寿「ロングレイン」オーナー サム・クリスティー氏シェフ グリフ・パメント氏
2017.10.16
text by Tadayuki Yanagiphotographs by Hide Urabe
シャンパーニュの中でもひときわ華やかな存在で、多くの女性に愛されるロゼシャンパーニュ。その真価は、実は料理と合わせてこそ発揮されることをご存知ですか?
人気シェフが語る「テタンジェ プレスティージュ ロゼ」と料理のマリアージュ。
第3回目の今回は、今年8月に恵比寿にオープンした、オーストラリア発のモダン・タイ・レストラン「ロングレイン」(Longrain)オーナーのサム・クリスティーさん(Sam Christie)とシェフのグリフ・パメントさん(Griff Pamment)に語っていただきます。
「ロングレイン」は1999年、シドニーに誕生したモダン・タイ・レストラン。オーナーのサム・クリスティーさんによると、人種の坩堝のシドニーに、タイ料理店が増えてきたのは80年代半ばのことだそう。タッグを組んだ初代シェフがタイ料理を得意とし、それをオーストラリア風にアレンジしたところ大ヒット。その後、メルボルンにも出店。そして今回の東京進出となった。
モダン・タイ料理とはなにかといえば、「洗練されたプレゼンテーションとバランスのとれたテイスト。生粋のタイ人でなくても口に合う料理」とサムさん。シドニーやメルボルンではオーストラリアの食材を積極的に使っていますが、ここ東京では日本の食材で勝負したいと語る。
ところでサムさんは店のオーナーでもありながらソムリエ。そこでタイ料理に合わせるワインのポイントを尋ねてみた。
「タイ料理はハーブや柑橘類を使い、とてもフレーバー豊かな料理ですから、香りの高いワインがまず合います。リースリングはワインリストに欠かせません。それからジューシーなテクスチャーの赤ワイン。オークの風味が強いワインは避けたいところです」。
では、シャンパーニュに代表されるスパークリングワインはどうだろう?
「発泡性のワインは口の中をリフレッシュさせてくれるので、タイ料理にはもってこいです。シドニーのお店でも、初めの乾杯で開けるだけでなく、食事を通して楽しんでいる人もいますよ」。
フレッシュハーブとフルーツが奏でる
瑞々しいハーモニー
さて、ひと皿目の料理は「“ミャンカム”フレッシュストラスとココナッツ」。99年のオープン当初から続く人気のアペタイザーだ。季節の柑橘類や炒ったココナッツにスイートチリソースをかけ、チャンプルーと呼ばれる葉っぱで包んで口に入れる。酸味、甘味、辛味、ほろ苦みが加わった刺激的な味わい。
「インパクトがあり、お客さんをパッと目覚めさせるような料理」と、エグゼクティブシェフのグリフ・パメントさん。ここでテタンジェのプレスティージュ ロゼを試していただこう。
「赤スグリのような赤い果実のアロマが強く、ピンクグレープフルーツのような柑橘系のフレーバーも感じられます。赤ワインがスパイシーさを醸し出しているので、私たちの料理ともきっと合うはずです」とグリフさん。
具がこぼれないように指でチャンプルーを支えながら口に放り込み、テタンジェ プレスティージュ ロゼをひと口。ピュアな酸味が互いに共鳴してフレッシュさを増幅。炒ったココナッツのフレーバーが、澱(イースト)とともに瓶内熟成させたシャンパーニュの香ばしい風味とも呼応する。そして後口に残るほろ苦味が心地よい余韻となり、もうひと口試したくなるではないか。じつに食欲をそそる組み合わせだ。
もう一品は「海老のグリーンカレー」。いかにも辛そう。
エキゾチックな味わいの世界へと誘う、
香り豊かなタイスパイスと発酵調味料
「大と小、2種類のグリーンチリを使っています。小さい方が辛みが強いのですが、このカレーはココナッツミルクを加えてマイルドに仕上げているので、辛さがシャンパーニュの風味を損ねることはないと思いますよ」と微笑むグリフさん。
炊いたタイ米に混ぜておそるおそる口に運ぶと、グリフさんの言葉どおり、意外なほどマイルドな味わい。辛いものを食べた後でシャンパーニュを飲み込むと、辛さが増幅されることがあるがそれがない。むしろシャンパーニュが口の中をきれいにリフレッシュしてくれる。
「カレーはほぼ締めの段階で食べる料理。これに合うシャンパーニュなら、食事の最初から通しで楽しめるはずです。このプレスティージュ ロゼはフレキシビリティが高いので、何を選んでも楽しめるでしょう」。
以前から何度も来日しているグリフさん。目下、日本の食材として興味があるのは魚の干物。「タイでもよく干物は食べられているんですよ」という。テタンジェのプレスティージュ ロゼとアジの開き。今度お店を訪ねたら、そんな組み合わせに驚かされるのかもしれない。
◎ Longrain(ロングレイン)
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー39階
☎ 03-5443-1300
11:30~15:00LO(平日のみ)
17:30~22:30LO
コース 昼1300円~ 夜5500円
JR恵比寿駅より 徒歩6分
この時期、テタンジェ プレスティージュ ロゼが飲める店
ゆったりとくつろげる温かみのある空間でまどろむ
◎ シェ オリビエ
東京都千代田区九段南4-1-10-1F
☎ 03-6268-9933
11:30~13:30LO
18:00~21:00LO
日曜、第一月曜休
http://www.chezolivier.co.jp/
洗練された和の味わいとともに
◎ 日本料理 つきはし
東京都目黒区目黒1-5-17
パルテノンビル4F
☎ 03-6417-9023
17:30~23:00
17:30~22:30(土曜のみ)
日曜、祝日休
http://tukihashi.com/
ジャズ演奏を聴きながら楽しめる
◎ 俺のイタリアンJAZZ
東京都中央区銀座8-3-11和恒ビル1F
☎ 03-6280-6266
16:00~22:45 LO
15:00~22:45 LO(土、日曜、祝日のみ)
不定休
http://www.oreno.co.jp/
明治11年創業。老舗ホテルで味わう格別なマリアージュ
◎ 富士屋ホテル ザ・フジヤ
神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
☎ 0460-82-2211
朝食7:30~9:30LO
昼食11:30~14:00LO
夕食 17:45~20:30LO
※予約制
http://www.fujiyahotel.jp/restaurant/thefujiya/index.html
TOPICS テタンジェのニュースをお届け!
五感で感じるテタンジェ
吹く風に心地よく秋が混じる9月某日、上野にある東京国立博物館法隆寺宝物館にて「TAITTINGER BRAND EXPERIENCE NIGHT」を開催いたしました。
今回のイベントは、ご来場いただいたみなさまに、テタンジェが目指している「伝統と革新」に重点を置いたテタンジェの世界観をより深く体感して頂ける仕立てに。
本イベントの前に、DJ沖野修也さん、踊絵師神田さおりさんにランスにあるテタンジェ社を訪問していただき、現地で感じた「テタンジェ」の世界観をパーティーに落とし込んでいただきました。テタンジェを片手に堪能するお二人のパフォーマンスは、音、絵画、ダンス、さらに白熱する空気に触れて、五感でテタンジェを感じて頂ける機会となったのではないでしょうか。
◎ 東京国立博物館法隆寺宝物館
http://www.tnm.jp/