HOME 〉

JOURNAL / JAPAN

日本 [秋田]

雪国からレアな品種をお届け

在来種を守ることと新品種への挑戦が未来をつくる

2016.06.25

日本最北のイチジク栽培地
「ホワイトゼノア」(イチジク)

昭和初期から秋田県にかほ市(旧金浦町)に導入されて栽培が始まった「ホワイトゼノア」。イチジクの中では寒さに強く、寒冷地の栽培に適しています。そう、秋田県は、日本最北のイチジク栽培地なのです。

寒冷地で育つがゆえの凝縮された糖度の高さが特徴ですが、後味は意外とあっさり。熟すと豊醇でクリーミーな味わいになります。

アメリカでは、製菓用のイチジクとして有名な品種です。


キャッチフレーズは、「このナシ、アリ!」
「秋泉」(日本ナシ)

「新星」と「豊水」を交配し、秋田県果樹試験場天王分場で育成された、秋田オリジナル品種「秋泉」。2009年に品種登録され、2012年から販売が始まりました。特徴はその大きさ。なんと、平均700gの大果です。大きいものでは、800gを超すものも。

14~15度という糖度で果汁が多く、際立つ甘味が特徴です。その出来栄えに、県が思わず即決したキャッチフレーズは「このナシ、アリ!」。県が誇る自信作です。

料理通信メールマガジン(無料)に登録しませんか?

食のプロや愛好家が求める国内外の食の世界の動き、プロの名作レシピ、スペシャルなイベント情報などをお届けします。