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本格パスタを食べたいものの、レストランに行くと一皿20ドルを超えるのが現実。そんなジレンマを解決するべく、マーク・ラドナー氏は『ニューヨーク・タイムズ』紙の稀有な四ツ星を誇る高級イタリアン「デル・ポスト」料理長の職を離れ、2017年10 月に「パスタ・フライヤー」を開いた。
氏が目指すのは、スローフードの質とファストフードの価格、迅速さの両立だ。「裕福でないとおいしいものがなかなか食べられない外食文化に疑問を感じてきた。祖母の家のように、行けばさっとおいしいものが出てくるような空間を作りたい」と話す。
オーガニックのフジッリとバジルのペーストソース、全粒小麦のリガトーニとミートソースなど、5種のパスタは各7~ 8.75 ドル。好みでパスタとソースの組み合わせを変えることも可能だ。パスタは作る直前に粉を挽くというイタリアの業者から仕入れている。また特殊な技術で、パスタは10秒でアルデンテに茹で上げる。質の高さと手軽さに、人気は上々。同店のコンセプトが「外食の民主化」を刺激するか?
(『料理通信』2018年4月号/「ワールドトピックス」より)
◎ Pasta Flyer
510 6th Avenue, New York, NY 10011
☎ なし 11:00~22:00
無休
クレジットカード決済のみ
http://pastaflyer.com/
text by Akiko Katayama
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