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脱プラスチック化が進むシドニーでは、エコカップを持参すると割引してくれるカフェを探せるマップが話題に上っている。非営利団体「リスポンシブル・カフェ(責任感のあるカフェ)」によるサイトで、該当するカフェは無料で登録できる。
シドニーでテイクアウトのカプチーノを注文するとたいてい4豪州ドルはするが、登録カフェでは50セント程度引いてもらえる。割引がなくても、BYO(Bring Your Own=持参)すると特典がある場合が多い。この団体によると、「BYOする75%の客はマップの登録カフェを探す」とのこと。さらに、注文前 に客自身がエコカップの蓋にコーヒーの好みを書いておくと、バリスタは助かるそうだ。
その理由は、シドニーのカフェでは注文を受けるとすぐにテイクアウト用のプラスチックの蓋にオーダーをペンで書くが、エコカップの蓋には書きづらいからだ。市内近くの「オーチャード・ストリート」カフェでは、約半数の客がBYO。シドニーのカフェに脱プラスチックが浸透してきたようだ。
(『料理通信』2019年5月号/「ワールドトピックス」より)
◎ Responsible Cafes
text & photograph by Akiko Mori Ganivet
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