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新進気鋭なタコスを売りにしたカジュアルなメキシコ料理店が次々とオープンし、“ポスト・グルメバーガー”としてメディアを賑わしているロンドン。中でも2016年12月、クラーケンウェルにオープンした「ブレッドス」は、地元の美食家たちの心を鷲づかみにしている。
創始者であるナッドとクリスが、東ロンドンの駐車場にタコスの屋台を構えたのが2011年のこと。それ以来、店のシグニチャー料理であるアーモンドやパン粉をまぶして焼いた仔羊のシビレ(胸腺)や「ティキン・シク」と呼ばれるメキシコ・ユカタン地方の切り身魚、花椒を効かせたチキンなど、オリジナリティ溢れるタコスが口コミで広がり、路面店を構えるまでに。
自家製トルティーヤを使ったタコスは2.50~4.50ポンドと手頃な価格設定、夜はペッパークラブやイベリコ豚の薪焼きなどメイン料理も楽しめる。こぢんまりとした店内、予約を受けないポリシーから、オープンして数カ月経った現在でも夕方から行列ができるほどだ。
(『料理通信』2017年5月号/「ワールドトピックス」より)
◎ Breddos Tacos
82 Goswell Rd, London, EC1V 7DB
☎ +44-(0)20-3535-8301
月曜~土曜12:00~15:00、17:00~22:30
日曜11:00~17:00
無休
http://breddostacos.com
text by Yuka Hasegawa
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