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日本人料理人の活躍が止まらないパリで、また1人、実力派日本人オーナーシェフの店が誕生した。「タイユヴァン」「ル・ムーリス」などで長年修業をした内藤隆乃介が開いた「ペルティナンス」だ。
店内は木のラインが美しいアートギャラリーのような内装。厨房はマレーシア出身のパートナー、クウェン・リュウとの2人シェフ体制を敷き、料理を全て自分たちでコントロールし、ゲストに細やかな心配りができるように、客席は18席とあえて少なめにした。
また料理を選ぶ喜びを感じてほしいと流行りのおまかせコースのみではなく、アラカルトとコースを提案している。旬の食材で季節を感じさせ、修業先の名店で培ったフランス伝統料理の高度な技術を生かしたフォンやソースでフランス料理の醍醐味を表現。そこに、日本酒やショウガなどアジアの香りをほんの少しあしらうなどして個性を出している。
2017年4月上旬のオープン直後からメディアにも多く紹介され、2017年の期待の新店の一つと、注目を集めている。
(『料理通信』2017年7月号/「ワールドトピックス」より)
◎ Pertinence
29 rue de l'Exposition 75007 Paris
☎ +33.(0)1.45.55.20.96
12:15~14:00、19:30~22:00
日曜、月曜休
コース 85ユーロ、昼ランチ2皿 29ユーロ、3皿 38ユーロ
text by Yukino Kano
photograph by Guillaume Lechat
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