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いっそう高まる香港のフレンチブーム。リードするのは来港し経験を重ねるフランス人シェフだ。地元の嗜好や食文化を知り尽くした強みに、国内外の生産者との交流や地元食材を駆使してサービスに臨む。また、香港のグランメゾンのシェフとして活躍した料理人たちが開いた店も昨今話題に。
たとえば2014年8月、人気店「Mano」をリニューアルしてオーナーシェフとなったフレデリック・シャベー氏は、「アイランドシャングリ・ラ香港」での経験を生かし、香港フレンチの潮流を作り牽引する。料理には時代が求める軽やかさをクロスさせ、出身地である南西地方の伝統料理やオリジナリティ溢れるメニューを展開。地元農家の新鮮な有機食材に注目し、輸入物と違わぬ味わいのアサガオの葉や、香港で出会った有機ジャスミンの花など野菜や果物を積極的に採り入れ、新しい発見を期待する地元客を楽しませる。
年内にはヤニック・アレノ氏も上陸するという。香港フレンチからますます目が離せない。
(『料理通信』2014年12月号/「ワールドトピックス」より)
◎ Mano
G/F, The L Place, 139 Queen's Road Central,
Hong Kong
☎ +852-2399-0737
8:30 ~23:00
日曜休
https://www.facebook.com/manotaste/
text by Rie Suzuki
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