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JOURNAL / 世界の食トレンド

India [Udaipur]

“最高のキーマ”を目指して誕生したプラントベースのカレーキット

Mar 14, 2022

text by Akemi Yoshii

長引くコロナ禍の影響から、健康やバランスのとれた食生活がより求められているインドで、今、プラントベースミートへの関心が高まっている。

インド北西部、ラジャスタン州ウダイプルの植物性代替肉メーカー「グッドドット(GoodDot)」は、2021年10月、プラントベースのマトン(インドではヤギ肉)を使ったキーマカレー「アンマトン・キーマ・キット(UnMutton Keema Kit)」を発売した。手頃な価格で、誰でも簡単に作れるヘルシーなキーマカレーを目指し、高タンパクで食物繊維たっぷり、ゼロ・コレステロールのヴィーガン・カレー・キットだ。油さえあれば、20分で本格マトンキーマが出来上がる。

スパイス会社も経営している同社は、“アン”マトンの食感だけでなく、キーマ用マサラのブレンドにもこだわった。“最高のキーマは、たまたまプラントベースだった(The Best Keema happens to be Plant-based)”というキャッチコピーからも、味への自信が感じられる。メインターゲットは「よりヘルシーな肉」を求める非菜食者だが、「塊肉より肉々しさが弱まるので食べやすい」と、菜食者からの評判も悪くないという。今後は試食イベントを全国各地で行い、植物性代替肉の認知度を高めていく。同社はヴィーガン・ファストフードショップも国内2都市で展開中だ。

常温保存で賞味期限は12カ月。いつでも思い立った時に家でおいしいマトンキーマが食べられるなんて、それだけでも嬉しい。

(写真)プラントベースマトンの原材料は、大豆、オーツ、ひよこ豆粉、米、フラックスシード、キヌア、小麦繊維、エンドウ豆由来のプロテイン。



◎GoodDot
アンマトン・キーマ 1箱329ルピー

*1ルピー=1.53円(2022年2月時点)

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