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ノルウェーと日本のワーキングホリデーが開始されたのは2013年。コーヒーを学びたい若者は多いが、認知度はまだ浅い。海外初支店となる「フグレン・トウキョウ」で働いていた力武元太さんは、「外国語やコーヒーをもっと勉強し、ノルウェーのコーヒー文化を生で知りたい」という思いで、海外移住を決意。
言葉の壁に苦労しながらも、オスロの有名カフェ「フグレン本店」で、バリスタとして勤務6カ月目を迎えた。ワーホリでは、 6カ月で職場変更が義務付けられるが、取材直前、業界の大手「カッファ」で焙煎士としてスカウトされ、次の就職が決定した。
同時に、業界の先駆者であるティム・ウェンデルボー氏の面接も受けていたという。この世界では夢のような話だ。力武さんも、北欧の豊かな酸味を知るきっかけはティム氏の豆だった。 ノルウェーでのワーホリを目指す人へのアドバイスに、「現地での人脈は物事をスムーズにする。働きたいといきなり訪ねるよりも客として足を運び、店の人たちと仲良くなることも大事」と話す。
(『料理通信』2016年11月号/「ワールドトピックス」より)
◎ FUGLEN
www.fuglen.com
◎ KAFFA
www.kaffa.no
text & photograph by Asaki Abumi
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