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Chefs for the Blueの新プロジェクト「C-BLUE Community」が始動!

2023.12.21

Chefs for the Blueは、海と魚について共に学び、食文化を未来につなぐための飲食店関係者向けコミュニティ「C-BLUE Community」を、2023年11月にスタートした。

自然の再生産能力を越えた過剰漁獲や沿岸開発に温暖化の影響が重なり、水産資源の減少が進む中、70年ぶりに改正された漁業法には「持続可能性」が初めて明示された。この法改正が漁業現場にドラスティックな変化を起こすには、流通や消費者までを含めたサプライチェーン全体が現状を理解し、サステナブルな取り組みを支えていく必要がある。その鍵を「料理人(飲食店)」が握るとの考えのもとに立ち上がったのが「C-BLUE Community」だ。飲食店が水産資源の現状を知り、環境負荷の少ない魚介を調達するようになれば、流通が変わり、食べ手にも取り組みが伝わる・・・そんな未来を描く。

コンテンツとして、Chefs for the Blue代表理事でフードジャーナリストの佐々木ひろこさんと「No Code」米澤文雄シェフがパーソナリティとなって専門家やトップシェフらと共に海と食文化の未来を深掘りするラジオ番組「THE BLUE RADIO」、Chefs for the Blueのメンバーシェフたちがおすすめ魚種のシーフードレシピを提供する「C-BLUEシーフードレシピ」、また、漁場訪問や会員同士がリアルに学び交流できるミートアップなどが予定されている。

 

12月11日にはプレス発表会および会員の初回MeetUpイベントをダブル開催。「シンシア」石井真介シェフ、「No Code」米澤文雄シェフ、「cenci」坂本 健シェフ、代表理事の佐々木ひろこさん、ジャーナリストのメリンダ・ジョーさんらによるパネルディスカッションやサステナブルなクロマグロのテイスティングなどが行われた。

<入会方法>
月額1,500円の会員権(学生は1,000円)を購入すると、会員専用の非公開インスタグラムアカウントが案内される。フォロー申請・認証後に各種オンラインコンテンツが利用可能に。


一般社団法人Chefs for the Blueについて

Chefs for the Blueとは、2017年5月、日本の水産資源の現状に危機感を抱いたフードジャーナリストの声がけに応え、東京のトップシェフ約30名が集まりスタートさせた海についての深夜勉強会を起点とする料理人チーム。2021年9月には京都チームも発足。
「日本の豊かな海をとり戻し、食文化を未来につなぐ」ことを目標に、研究者やNGO、政府機関などから学びを得ながら、持続可能な海を目指した自治体・企業との協働プロジェクトやフードイベントなど様々な活動を行っている。

公式HP:https://chefsfortheblue.jp/

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