「駅弁」をテーマにザ・リッツ・カールトンのシェフが競演
11/16(日)まで日光・東京・京都・大阪・福岡・沖縄で開催
2025.10.08

北から日光、東京、京都、大阪、福岡、沖縄と、それぞれの地域特有の文化や自然環境を生かしたホテル体験を提供するザ・リッツ・カールトンが、この秋、「駅弁」をテーマに6拠点で「FLAVORS OF TRANSIT 旅する味」キャンペーンを開催します。
明治時代の鉄道開通とともに誕生した駅弁は、地域の食や季節感を旅の思い出として記憶に刻むもの。ラグジュアリーホテルが表現すると、一体どんな駅弁体験となるのか? 国内6拠点のシェフたちの発想をダイジェストで紹介します。

ザ・リッツ・カールトン日光 副総料理長 小泉茂
駅弁発祥の地といわれる宇都宮で当時作られていた、おにぎり弁当へのオマージュ。前日光牛、那珂川鰻、烏骨鶏卵、干瓢、湯葉など栃木が誇る食材10種類を贅沢に巻きこんだ太巻きは、親しみやすさとワクワク感が共存。秋の日光を映すコース料理の一品として。

ザ・リッツ・カールトン東京 「ひのきざか」鉄板焼料理長 大江侑基
日頃から積極的に日本各地の生産者から食材を仕入れる同ホテルでは、各地の生産者を訪ねるイメージで駅弁を考案。鉄板焼きの技と高級茶のペアリングを楽しむ「鉄板焼アフタヌーンティー」スタイルで提供します。

ザ・リッツ・カールトン京都 「日本料理 水暉」副料理長 岡本亮
かつて京都から、あるいは京都を目指して旅する人々は、日持ちするよう工夫された食事を携帯していました。その一つが酢で締めた鯖すし。店ごとに締め加減や味のバランスに工夫をこらす京都の味を会席弁当に盛り込み、期間限定で鯖すしのみテイクアウトも。

ザ・リッツ・カールトン大阪 日本料理「花筐」料理長 前田泰広
すし、鉄板焼、炭火焼、天ぷら、会席という5ジャンルにわかれたダイニングを駅に見立て、一品ずつ盛り込んだ箱盛りをコースのハイライトに。特注の弁当箱には無病息災を願う縁起物・瓢箪をあしらい、食べる人の健康を祈ります。

ザ・リッツ・カールトン福岡 「幻珠」会席料理長 中島弘貴
駅弁を通して福岡の伝統工芸である「博多曲物」を知ってもらうワークショップを開催。職人から直接「博多曲物」作りを習い、完成した弁当箱に料理を盛り込んで、博多織の風呂敷で包んで提供。弁当箱と風呂敷は旅のお土産に。

ザ・リッツ・カールトン沖縄 「ダイニング グスク」副料理長 柏原昇平
鰹節と味噌に熱湯を注いで作る沖縄の即席みそ汁「かちゅー湯」から始まり、二段弁当には琉球王朝の宮廷料理を盛り込んで。食事は月桃に包んだ黒毛和牛のジューシーおにぎり、焙じさんぴん茶を使ったデザートと沖縄ならではの駅弁コース。
駅弁プラン詳細は各ホテルの予約サイトをご覧ください。
(料理通信)
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