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RECIPE

とろけ出るチーズ!病みつきホットサンド「グリルドチーズ」

アウトドアレシピ13

2023.05.11

とろけ出るチーズ!病みつきホットサンド「グリルドチーズ」

photographs by Tsunenori Yamashita

連載:アウトドアレシピ

アウトドアの新メニューに加えたい、外でも作りやすく、家でもリピートしたくなる味を人気店に習います。今回は、アメリカの定番ホットサンド「グリルドチーズサンドイッチ」を。バターたっぷり、香ばしくグリルしたパンからチーズがとろける出来立てをほおばりましょう!

教えてくれたシェフ
東京・恵比寿「ハッピーアワー」守口駿介さん

守口駿介さん

カフェ「ハッピーアワー」店主。大学時代の飲食店でのアルバイトをきっかけに食の世界へ。「ファイヤーハウス」などハンバーガー専門店やカフェで修業した後、2008年、24歳で白金高輪にハンバーガーカフェ「バーガーマニア」をオープン。広尾、恵比寿に支店、広尾にカフェ「デイアンドナイト」を開いた後、2020年、サラダと「自家製」を軸にした現店をオープン。今回サンドイッチに使ったカンパーニュはもちろん自家製だ。


鉄板グリルで香ばしく焼き付ける

バリッと香ばしいパンからとろけ出る、たっぷりのチーズ。グリルドチーズサンドは、アメリカの家庭ではおなじみの定番サンドイッチだ。バターを塗ってフライパンで焼き付けたパンに、チーズを挟んだだけ。シンプルなレシピながら、クリスピーな焼き目からはバターがジュワッと染み出し、チーズと相まって口の中いっぱいに濃厚な香りが広がる。んー、罪悪感。

「鉄板でグリルすると、トースターでは出せない、何とも言えない香ばしさが出せますね」と守口駿介さん。短時間で焼き上がるから、余計な水分も奪わず中はしっとりふわっ。

「屋外なら焼き網にのせて直火で炙ったり、バウルーで作っても間違いなしです」


「グリルドチーズサンドイッチ」材料と作り方

[材料](作りやすい分量)

材料

パン・ド・カンパーニュ・・・1切れ
バター(有塩)・・・大さじ1
レッドチェダーチーズ・・・35g
スライスモッツァレッラチーズ・・・20g
パルミジャーノチーズ・・・10g
水・・・大さじ1~2

[作り方]
[1]パンにバターを塗る

パンにバターを塗る

カンパーニュは中央で2つに切る。片面にバターをたっぷり塗る。

[2] フライパンで焼く

フライパンで焼く

強火のフライパンに、バターを塗った面を下にしてパンを入れる。上にチーズをのせて温める。
POINT:チーズは2~3種を合わせ、とろけ出るくらいたっぷりと挟むのが、おいしさのコツ。

[3]パンを裏返す

パンを裏返す

1~2分してパンに焼き目が付いたら、一旦チーズを外してパンを裏返す。

[4] 水を少量加える


水を少量加える

フライパンの火は強火のまま。パンの片方にチーズを戻し、少量の水を余白に注いで蒸気を出す。

[5]蒸し焼きにする

蒸し焼きにする

蓋をして蒸し焼きにし、チーズを溶かす。(電子レンジで数十秒温めてもよい)。

[6] パンで挟む

パンで挟む

もう片方のパンで挟む。チーズの溶けが悪ければ、ガスバーナーでチーズの表面を炙ってもよい。

アメリカの定番ホットサンド。サクッと焼いたパンの間からトロトロのチーズがとろける出来立てを味わいたい。

アメリカの定番ホットサンド。サクッと焼いたパンの間からトロトロのチーズがとろける出来立てを味わいたい。


<シェフの道具>

フライパンや焼き網で焼く バターを塗ってフライパンや直火で炙ることで、表面は香ばしくバリッと、生地の中は潤いが持続。焼き目の香りが食欲を刺激する。

フライパンや焼き網で焼く
バターを塗ってフライパンや直火で炙ることで、表面は香ばしくバリッと、生地の中は潤いが持続。焼き目の香りが食欲を刺激する。


ハッピーアワー

◎ハッピーアワー
東京都渋谷区恵比寿2-39-4
☎03-6455-6966
11:00~21:00
無休
東京メトロ広尾駅より徒歩7分
https://maniacorporation.com

※営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。事前に店舗に確認してください。

(雑誌『料理通信』2020年11月・12月合併号掲載)

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