America [New York]
腸活・菌活に目覚めた米国人、“ナットー”に注目
2019.09.09
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全工程手作業の非GMO納豆を製造販売する「ナーチャー・フード(食を育む)」社。代表のアン・ヨネタニ氏は、日系二世の微生物学博士だ。彼女は自らを「菌を育てるアーバン・ファーマー」と呼び、地元のフードフェスやネットを介して“ナットーはマルチな健康効果大のスーパーフード”と啓蒙活動にも力を注ぐ。
ガラス製の瓶詰めで(NYCでは2019年7月から発泡スチロール食品容器の規制開始)、日本製輸入納豆とは異なり冷凍保存を一切しないため、ふっくらとした食感と芳醇な香りが特徴。創業以来約3年でその販路を10州50店舗へと拡げ、購入者のほとんどはアジア系以外の健康志向な人々というのが新鮮だ。
現在、オリジナル、ターメリック、黒大豆、有機の4種類を提供しており、インスタグラムでは様々な料理やデザートに納豆を活用したメニューを紹介している。“体を思いやり、発酵食で腸内環境を整える”という食習慣がまだ目新しい米国人の間で、和食の枠組みを超え、今後どのように納豆が広まっていくのか期待が高まる。
(『料理通信』2019年8月号/「ワールドトピックス」より)
◎ NYrture Food LLC
1040 Metropolitan Ave, D, Brooklyn, NY 11211
瓶入り納豆各種 10~12ドル/220g
www.nyrture.com
Instagram: @nyrtune
text by Kuniko Yasutake
photograph by Vicky Wasik
JOURNAL / 世界の食トレンド
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