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JOURNAL / 世界の食トレンド

Germany[Berlin]

“有効成分CBD”を気軽に楽しめるカフェ誕生

2020.05.07

  • ベルリンに2019年11月にオープンした「カフェ・カナ」は、10席ほどの小さな店だが、午後になるといつも満席。実はここ、今、欧米でスーパーフードとして注目されるCBD(カンナビジオール)とヘンプ(産業用大麻)を使ったドリンクやフードに特化した店なのだ。

    オーナーのニコ・シャックさんは、ヘンプの可能性の幅広さに興味を持ったという。「WHO(世界保健機関)が安全性を認め、ドイツでも販売が許可されたヘンプに含まれる有効成分CBDは、不眠やストレスへの効果があるとされています。誰もが気軽に試せるのは、食べ物や飲み物。ヘンプシードはタンパク質など栄養素が豊富なだけでなくナッツのような風味がおいしい。量を調整しやすいCBDオイルは苦味がありますが、コーヒーとの相性がいいですよ」と熱く語る。

    軽食メニューは全てヴィーガンでヘンプシード入り、お好みでCBDオイルを。甘味の強いデーツを練り込んだCBDパワーボールやCBD入りのコールドブリューコーヒーやビールまである。さて、その効果のほどは?

    (『料理通信』2020年4月号/「ワールドトピックス」より)

    ◎ Cafe CANNA
    Lychener Str. 4, 10437 Berlin
    ☎+49-177-7883507
    CBDドリンク 各3.5ユーロ、ヘンプシード入りケーキ4.2ユーロ、ヴィーガン・ヘンプランチ 9.80ユーロ
    https://cafecanna.de/

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