America [New York]
具材が際立つローマ風ピッツァに開眼!
2015.03.05
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「グラマシー・タバーン」ほか、屈指のレストランをマンハッタンに多数経営するユニオン・スクエア・ホスピタリティ・グループが、2014年8月、マンハッタンのノーマッドにピッツァ専門店を開き、人気を博している。
シェフは、同グループのローマ料理店「マイアリーノ」で5年間料理長を務めたニック・アンダラー氏だけに、ピッツァは薄めのローマ風。「生地が薄いとメインの料理までしっかり楽しめます」と語る氏は、ステーキから魚、野菜まで、薪火でグリルした風味豊かな品々も多数提供している。
ピッツァは11種を用意。マルゲリータなどのクラシックはもちろん、旬のポテト入りカルボナーラやトリッパ、オックステールほか、ローマの伝統料理をトッピングに仕立てた個性的なピッツァも(各13~ 19ドル)。無漂白の中力粉と天然イーストで作る、香ばしくクリスピーな生地が具材の味を際立たせる。とかくナポリ・ピッツァに押されがちなローマ・ピッツァだが、その魅力に開眼させる新店だ。
(『料理通信』2015年3月号/「ワールドトピックス」より)
◎ MARTA
29 E 29th St. New York, NY 10016
☎ +1-212-651-3800
11:30~23:30(土曜、日曜11:00~)
無休
www.martamanhattan.com
text by Akiko Katayama
JOURNAL / 世界の食トレンド
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